この年はソフトの開発を非常に熱心に行っていました。あまりたいした
ものはできませんでしたが、まあC言語の入門くらいにはなったと思います。
NIFTYに入会したり、DTMの真似事をしたりして、いわば「ソフトの年」
でした、プリンタに腹を立て、FMRを改造し、MSXを捨てました。

CQ94Sとはなにか

私が和文CWの試験を受けるときにFMRとBASIC98で自作したソフト
で練習したことは広く知られていますが(誰が知るもんか)じつはそれ以前に
PGBが受験したときにMSX−BASICを駆使して作った「電話級模擬試
験ソフト」があった(電話級というところがシブイ!)ことを知る人はなかっ
た(あたりまえだっちゅうの)のでした。

「4級国試シミュレーション」とやらいうソフトも売っているようですが、本
気でこんなもんを作るくらいだったら私はとっくにプロになっています。全部
問題を入れるだけでも死にますし図版の問題もあります。そこで・・・出題の
部分は誠文堂新光社の「完全丸暗記・初級アマチュア無線予想問題集」通称
「完丸」をテキストに使って、番号だけで出題、解答、合否判定をするという
コペルニクス転回(そんなえーもんか?)をしたのでした。まさにアマチュア
的発想と申せましょう(実力不足ともいう)。

で・・・今回これを98にC言語で移植したのでした。FMR用もあるよ(笑)。
要するに「完丸94年春号」・・・ほら94S(pring)ね、こいつを買ってこ
ないことには役にたたないのでした。でも、これさえあれば4級合格間違いな
し!・・・まあこれを見ている人で4級をお持ちでない方・・・まあ、なかに
はいるか?

PW01とはなにか

以前に書いたことのあるパスワードプログラムです。我が家のガキにこのBX
をいじられないように作りました。使用法としては、例えばオヤジの286を
使っているH*BがDOS上で動くスケベなソフトを持っている時、このディ
スクのAUTOEXEC.BATの一行目にPWと書き加えておくと、たまたま0(ゼロ)か
ら帰ってきたN*Wが昼間に「ん?このディスクはなんじゃ?ちょっと起動し
てみよう・・・お!・・お!・・おお!!」という事態を避けることができる
わけです。はっきりいってかなりいいかげんなプログラムです。著者が保証し
ます。

GRID10とはなにか

これも以前に書いたグリッドロケーター算出ソフトです。東経と北緯にしか対
応していません。最初は浮動小数点を使ったために、実行ファイルのサイズが
33KBになり、掲載をみあわせていましたが、今回整数型だけを使って9K
Bになりました。実用一本槍ですが今までの中では一番使っていただける可能
性があるのではないかと思っています。

grid11とはなにか

先日ごく短期掲載したVER.1.0は変数を整数型にしたために、有効桁が少なく、
切り捨てのせいで精度がいまいちでした。今回は有効桁を6桁にしましたので
1秒の単位で正確にグリッドロケーターが算出できます。また、あいまいだっ
た線上のグリッドロケーターもWASAに従って「右上の法則」で統一しまし
た。今回の最大の「売り」は西経と南緯に対応したことです。入力時にgrid 
/w /s[ret]のようにスイッチで指定します。ややサイズが大きくなりましたが、
これで、ほぼ基本的な仕様は完成したものと考えています。


starとは何か

えー、まー一種のジョークのようなもんでして、「大川端のタイトル画面」で
すな。バッチファイルで通信ソフトの起動時に使っていただくと面白いのでは
と思っております。実行時には必ず表示時間のスイッチをつけてください。そ
うでないと0秒で終わります。私のCPUでおよそ表示秒数になっています。
つまり5秒間表示させるには
star 5
となるわけですね。星が小さいのでカラーCRT以外にはお勧めできません。
また使用、配布は自由です(っていったい誰がほしがるんじゃ?)

いまいち

20MBHDDは電圧を間違えてオシャカにした公算が強いので、再度40M
BHDDでトライすることにしました。本体はNEC製です。これは12V2.5A、
5V1Aを必要とするようなので、ジャンクのHDD用SW電源もあわせて買って
きました。この組み合わせは約8千円です。コネクタも今回は圧着のみで処理
しました。つないでみると、やはりドライブを認識しません。HDD本体はデ
ィップSWがterm(終端)に18個とパリティとモーターのon/offに1個づつ、
さらに[add]というのに3つ割り当ててあるのがたぶん16進法のID設定だ
と思います。これで色々試してみたのですがいまいちうまくいきません。しか
たなく本体のHDDコントローラーのディップスイッチもいろいろ動かしてみ
たのですが、そのうち元に戻しても内蔵のHDDを認識しなくなってあせりま
した。まあこれはコネクタだったようでまもなく復旧しましたが、さすがに危
険を感じてやめました。で、急いでファイルをFDにバックアップしました。
やっぱり相性かなあ?富士通には「NECチェック」のようなものはない筈な
んだけどなあ。こんどは98のSCSIボードで試してみましょう。

動いてるじゃないか!

98のSCSIボードでは完動することを確認したのですが、FMRではやっ
ぱり芳しくありません。どうやっても存在を認識しないのです。ついには先日
途中でやめたPC内部のHDC基板のディップスイッチをあれこれいじってみ
たりして、ついに昼過ぎにFMRにつけることはあきらめました。

仕事が終わって帰ろうとしたところに大井師匠がHDDのデータを持っていらっ
しゃいました。持ち帰るために袋に入れていた一式を出してきて「これなんで
すがね・・・」などと説明して、SCSI端子に接続して「・・・ね・・・読
まないでしょう」さらにFMR独特のドライブの割当について説明して「で・・・
このdiskpatというのが・・・」とパーテーションの切り方を説明しました。
「で、ここで・・・ね・・・読ま・・・・え?」画面には42.9MBと出ています。
「読んでますね。」「うん、読んでますね。」というわけで、使えるようにな
りました。たぶん来たのが自分を製造した会社の人間だとわかって素直になっ
たのでしょう。ただし512バイトのフォーマットは共通の筈なのに昨日入れ
た98のデータは一切認識されませんでした。めでたいめでたい。

morse05とはなにか

以前にFMRのBASICコンパイラで作っていたモールス信号の聞き取り練
習ソフトをCで全面的に作りなおしました。前回のは最近のPCで走らせるに
はつらかったのですが、今回は点の長さをms(ミリセカンド)で指定するため、
機種によって速さが変わることがなくなりました。機種に依存した部分が大き
いので98専用になりました。速さと音質をスイッチで設定可能で、聞きなが
ら変化させることも可能です。半角のアルファベットで書いてあるテキストフ
ァイルを適当に整形してこれを問題文に使うこともできるようになりました。
ついでにおまけ機能もつけてみました。まだ完成まで半分という意味で
Ver.0.5としました。ISHで335行のファイルですが、使用感などお聞かせ願
えれば幸いです。

morse終了

皆様に多大な協力をお願いした「morse」ですが、Ver.0.8をもっ
て製作を一応終了しました。機能をつけ加えるにしたがってだんだん大きくなっ
て、ちょっとパケットでは迷惑なサイズ(35.8KB、ishで454line)になりまし
たので、掲載も中止しました。最終的には和文にも対応しましたので「上級ハ
ム養成」と言っても嘘でないと自負しています。例のごとくモニター各局には
そのうち配達します。また「ぜひ使ってみたい」という方は(いるのか?)私
まで連絡してください。

やっとインストールした

Win3.1をインストールしました。CドライブにはBorlandC++が40MB、
「丁度」関係のBAKが40MB入っていたのですが、ついに入らなくなりました。
かなりの部分を削って入れましたが、肝心のWinそのものについてほとんど
理解していないので、いまのところ感想もありません。マルチスキャンCRT
とサウンドボードを持っていて、メモリも7.6MB、プリンターもWin対応な
わけですから、本格的に移行する為に必要なのはグラフィックボードだけ(O
DPも?)なのですが、なんなんでしょうね、こう、いまいち気乗りしないの
は。

ついにサインアップ

NIFTY-SERVEに入会してしまいました。1000円(100分)の使用権つきというイ
ントロパックですが、入会そのものには費用がかかりませんから、今の所数十
円の電話代だけだと思います。秀TERMのメッセージが「私は長期に使って
いるが送金していない」になってきました。ハムフェアの頃ですからインストー
ルして2週間くらいでしょうか。早速「GO SWSOKIN」で送金しようとしたら、
まだ仮登録中なのでできないとのことでした。登録には10日くらいかかるよ
うです。今回は1万円でQRVできた(とは言わないだろうね)ので満足です。
ただし、自分でも何のために入会したのかわかってないのですが。

できたできた

WAVE BLASTERにおまけでついてきたCAKEWALK APPRENTICE(MIDIシーケンサー)
を使って先日から「アルハンブラの想い出」を作っていたのですが、今日の休
みを利用して後半とコーダを一気に入力してしまいました。いやこれはほんと
に根性がいるわ。まあキーボードがない(ほんとは一階のにつながる)せいも
あるけれど、あっても似たようなもんだと思います。テンポやボリュームを変
えるとけっこう人間臭い雰囲気もでるし・・・まあしばらくは懲り懲りですが、
面白いことは確かです。せっかくマニュアルを翻訳したので、誰かWAVE 
BLASTERを買いませんか。約2万でMIDIが楽しめるのは安いと思うんだけ
どなあ。

IDE430MB、23500円

ハードディスクもずいぶん安くなってきました。最近では1メガ100円とい
うのが大体の相場ですが、若松通商の店頭売りでこういうのを見ました。メル
コの98内蔵/ファイルベイ用でたぶん取付金具が各種入っているのでしょう。
その隣にWD社の同じ容量の単体を23800円で売っていました。フラットケー
ブルや電源ケーブルもないのになぜ単体の方が高いんだろう?この調子だと1
メガ50円もまもなくですね。ところでFMR50用に売っていた富士通純正
SCSI20MBは5年前60万円でした。1メガ3万円!!世の中に5年間で値段が
300分の1になる商品があるだろうか。

MSXを売った

私が最初にパソコンをいじったのは10年程前のMSXでした。今でも子供の
ゲーム用と、FDD内蔵型と二台のMSX2を持っています。最近子供が使っ
ている方が調子が悪くなってきました。原因は外付FDDのコントローラー
(ROMカセットのスロットに挿してフラットケーブルでドライブと接続して
いる)関係であることははっきりしていますが、修理するのも限界なので仕事
場のやつを子供におろすことにしました。誰も要らないと思いますが捨てるの
も惜しいのでS.M.(ん?なんだ?)に売りに行きました。なんと本体(A
1mk2)500円、FDD(2ドライブ、コントローラー共)500円でし
た。まあ本体はそんなもんでしょうが、FDDの方は8年前8万円もしたんだ
よ。きっとあれが3千円くらいで店頭に出るんだろうなあ。ついでに付けたR
GBケーブルなどは廃棄処分、漢字ROM(最近の人にはわからない?)10
円、合計1010円でした。あの様子だとFMRはまあ2千円だな。