この年は、それまでばらばらに行っていたものが一点に集中したような
マニアックな年でした。ハードウエアとしては自分のPCのクラッシュ
ノートPCの改造、9801を改造して互換機化、自分以外のPCの組み立て
やバージョンアップ、不具合のメインテナンスなど、
ソフトウエアとしてはLinuxを導入したり、仕事にシェアウエアを
使ったり、仕事場の移転にCADソフトを使ったり、パソコン研究会の
顧問になったり、自分でもこれはもうアマチュアとは言えないかもしれない
と「北村営繕」PC担当の名刺を作ったりしました。


Turbo Linux導入  99/01/05(火)

先日、貧窮号の製作に便乗して2号機のHDDを3.2GBに交換したので2GB近い空
き容量が生じてしまいました。従来隠しパーテーションに中文Windows98を入
れていたのですが、やはりβ版だけあって不安定で、特に日本語のロングファ
イルネームを含んでいるドライブにアクセスするとOSが回復不能の不具合に
陥ります。結局、ファイルやプリンタを日中両国語のWindowsで便利に使い回
すというもくろみは挫折してしまいました。

そこで、今年はちょっとUNIXの端っこでもかじってみようと思って、1GBの隠
しパーテーション(DOSから見たときのみ)を用意して、ここに日本語
Turbo Linux3.0をフルインストールしてみました。約900MB程度の容量が必要
でした。ただし、どうもVideoの自動認識と設定がうまくいきません。一覧の
中にTotal3Dもあるし、チップ一覧にもRENDITION VERITE 1000もあるのですが、
いずれも選ぶとブラックアウトしてしまいます。結局VGAの60HZの設定しか
X Windowが動きません。もっと細かく設定できる筈なのですが、今のところ
「turboxcfg」での設定しかわかりませんし、このカードはジャンクだけに細
かいスペックも不明なのです。ちょっとこの画面では狭すぎて実用になりませ
ん。

しばらくはキャラクターベースでLinuxに慣れてから、そのうち余っている
PW868PCIで試してみたいと思っています。このOSのいい所は、最初からマル
チブートの環境なので、DOSのPQBOOTでLinuxのパーテーションをアクティブに
すれば、DOSからはWindowsのパーテーションは隠されて非アクティブになるわ
けですが、Linuxからは見えるので、起動時の「boot:」を放置すれば(あるい
はLinuxと入力)Linuxが起動するし、dos(これがWindowsのパーテーション名)
と入れるとWindowsが起動することです。これは便利です。さてさて、脳細胞
がどんどん減ってかなり老人力がついた昨今、どれだけ理解できるでしょうか
ね。

Plamo Linux 導入

二号機にTurbo Linuxを導入したのですが、未だにほとんど何も理解できてい
ません。しかし、このLinuxというものが、すべて膨大なフリーソフトででき
ていることと、それを組み合わせた色々なパッケージが存在していることだけ
はわかりました。そこで、一号機にはTurbo Linuxよりもう少し軽そうで、し
かも遊び心の多そうなPlamo Linuxを導入してみました。いずれも/Vmag、の付
録CDに入っていたものです。

こちらにはPJE(日本語化パッケージ)やJGプロジェクト(日本語ゲーム)の
ゲームも含まれているし、デフォルトのX WindowのデスクトップがWindows95
もどきでこれも気にいりました。「おすすめ」から「Cannaでデスクトップ」
を選ぶと400MB足らずの構成です。これならBIBLOにも楽に入りそうです。キャ
ラクターベースでもkonの日本語環境でfd(おなじみのフリーソフト、これは
任天堂の人が移植している)を動かすと初期DOS/V機でFDを使っているような
錯覚を起こします。とりあえずこのあたりまでは来ました。

PC UNIXのX Windowでは絶対にビデオの設定でつまづくそうですが、全くその
通りでした。XF86Configのパラメーターは私には全く理解できません。Setup
を使ってもなかなか思う設定になりません。日本語のHOWTOをちょっと読んで
みたら、そのあまりの専門性の高さに気持が悪くなってきました。いまだにつ
まづいています。まあ、本来rootというIDは神様のものなのですから、すべて
を理解しているのは前提ですが・・・現在の私は、神様の養成学校に入学する
ための予備校のパンフレットを読んでいるような状態と言ってもいいかもしれ
ません。まだまだ道は遠い・・・疲れた。

一段落  99/02/09(火)

今年の正月から始めたUNIX(Linux)の学習ですが、最初は言ってみれば真っ
暗な広い部屋に放り出されたような状態なわけですが、手探りであっちこちに
動いているうちに、一ヶ月経って、だいたい周辺の壁に頭をぶつけるところま
で来ました。要するに自力ではこれ以上どうしようもないところに来ていると
いうわけです。「今年はLinuxの年だ」という話も聞きますし(ホンマかいな)、
ここまでの感想をすこし・・・

まず、Linuxの読み方ですが、本人の(Linus Torvalds氏:ヘルシンキ大学の
人)発音(FTPにファイルがある)では「リーナクス」と「リニュックス」の
間のように私の耳には聞こえました。で、現在の感想ですが、このLinuxとい
うOSは個人のホビーユーザーには向かないと思います。まあこれも私のよう
にPCそれ自体のハード/ソフトをいじるのが趣味という人にはむいているかも
しれませんが。なにをやるにせよ、膨大な学習が要求されるのはまちがいあり
ません。しかし、これをいじることによって、ブラックボックスであるPCの筐
体が多少透けて見えてくるような感覚を覚えることも事実です。全部自分で設
定しなければならないということは、逆に他人まかせにする部分が少なくてす
むとも言えるからです。とはいえ、最近のPC UNIXではインストールに苦労す
るようなことは全くありません。簡単なガイドブックがあれば誰でもインストー
ルすることができるでしょう。書店に行けばインストール関係だけで何冊もの
分厚い書物があることを考えれば、ことインストールに関する限りずいぶん楽
になっていることはまちがいないでしょう。インストールして、とりあえず
rootでログインします。しかし、そこからなのですね、無限の荒野が広がって
いるのは。なにしろ、いったいなにが入っているのかすら皆目わからないので
す。

まず驚くのは、フリーソフト文化の広さです。DOSやWindowsでも確かにフリー
ソフトは数多く存在しています。しかし、OSやシェルまでフリーソフトであ
ることを半ば義務づけられているシステムというものが想像できますか。例え
ばgimpという画像処理ソフトがあって、PHOTOSHOPと同等かそれ以上の処理を
行うことができますが、これもすべてフリーなのです。ですから、日本語向け
のディストリビューション(必要なソフトをすべてパッケージ化したもの)を
インストールすれば、普通は後から購入するようなソフトがすべて入っている
のです。また、Linuxはいろいろな国にローカライズされていますが、文字入
力もサーバー、クライアントシステムなので、他国語を扱うのは簡単です。言っ
てみれば、WindowsでIMEを中国語に切り換えれば中国語が、韓国語に切り換え
ればハングルが入力できるようなものです。これは人によっては大変便利だと
思います。ただしエディタの入力方法がDOS流と全く違うのでなにか一つファ
イルを書き換えるにもしょっちゅう操作を間違います。また、ソフトを入手す
るのも、ほとんどはソースコードの形です。これを自分でコンパイルして使う
わけなのですが、エラーが頻発して苦労の連続です。現に私もカーネルの再構
築とKDE(Windowsライクな操作環境)の導入はまだまともに成功していません。
しかし、これを苦労して動かすのにも得難い喜びがあるのです。

そして、ネットワークです。なんといってもUNIXそのものがネットワークを強
く意識したOSですから、このLinuxもネットワーク抜きでは語れません。し
かし、Windows用の周辺機器を動かそうとするとなかなかまともにはいきませ
ん。いろいろ苦労したのですが、一号機のPCI内蔵モデムも結局動きません。
IRQの共用が問題なのかシリアルポートが問題なのかわかりません。二号機の
ISAモデムは動いたんですがねえ・・・。というわけで、いまのところ「やは
り既製品(Windows)にはかなわんなあ」という印象ですが、windowsNTより堅
牢だという話ですし、フリーですから、小さい事務所のサーバーとして使うに
は一番適しているのではなかろうかというのが現在の感想です。少々古いハー
ドでも快適に走るので9801BXに入れてLANを組もうかとも思いますが、これは
これでまた別の地獄を見そうです。

秋葉散策  99/02/22(月)

ついに花粉のシーズンに突入しましたが、気持ちのいい晴天なのと、数点購入
するものがあって午後から秋葉に出かけました。最近のMac人気のせいかどう
かはわかりませんでしたが、ものすごい人出でした。私が回るような裏道のジ
ャンク屋まで人がいっぱいなのでろくろく物色できませんでした。そのなかで
目についた点をいくつか。

従来はTwoTopよりもう一本北よりの旧SPUNKYや秋葉帝のあるあたりまでがPCシ
ョップの北限でしたが、最近は末広町駅に近い山田照明の裏手あたりと、もう
一本神田明神よりの筋に4〜5軒のPC系ジャンク店ができています。蔵前橋通
りにもできているのには驚きました。路上販売などもあちこちで行っていてア
ジアテイストを感じさせます。一昨年、私は「東に拡がる秋葉原」について書
きましたが、実際には北に拡がっているようです。

PCパーツで底を打っているのがカード類で、10Base-TのLANカードはISA、PCI
共に1500円前後で手に入ります。ISAの音源ボードもほとんど2000円以下のも
のばかりです。モデムボードもPCIで56Kのものが軒並み8000円以下になりまし
た。SCSI H/Aはあまり変わりません。ドライブはATAPI16倍速程度のCDDが6000
円、6.4GBのIDE HDDが18Kというところでしょうか。メモリーはほぼ安定して
いますが、最安値の時よりほんの少し高めで64MBで12Kくらいでしょうか、AT
規格の440(またはAladdin)マザーは1万を割っています。今ならPC本体は5
万で楽勝です。

最近眼につくのがUSB関連商品です。この分野はMacでも使えることもあって、
なかなかに面白い商品がいろいろあります。値段もずいぶんこなれてきました。
私のM/Bにも一応USBはついているので、もう少し安くなったらいろいろ試して
みたいと思います。本日のお買い得品は10Base-T(カテゴリー5)ケーブル
10mが260円(千石電商)でした。また、従来からA疑惑視している「NetBank」
という店についてはほぼ確信を持つに到りました。

不定期連載「PC98BX/AT製作」1  99/03/15(月)

PC-9801ではなくPC98であることに注目していただきたいのですが、お察しの
通りPC-9801BXの中身を改造してPC98仕様の互換機にしてしまえというもので
す。自分で組んだPCを人によっては「自作機」と言いますが、私としてはあ
の程度のことで自作とまで言うのはちょっとどうかなあと思っています。やは
り自作というからには最低限テスターとハンダごては使いたいと思っているの
です。

そこでこのPC-9801BXですが、問題点を考えてみると
1.電源の規格が違う
2.C-BUSは横向き
3.各種コネクタがM/B直付
4.5インチベイとその開口部がない

というあたりだと思います。改造方針としては

1.FDDを1基にして2基目のスペースにHDD格納
2.小さいM/Bを使って本来のシャーシー穴にコネクタ取り付け
3,電源はそのまま利用
4.C-BUSの穴を縦に使ってカードのコネクタを出す
5,CDDは薄型の物を入手してスリットを切る

と、こんな感じですが、実現できるかどうかわかりません。さらに付け加える
と、今回の製作にはいっさい新品は使わないという方針です。では、ここで高
らかに一発ラッパを吹き上げておきましょう。
「ジャンクと自作こそはアマチュアの魂である!」

不定期連載「PC98BX/AT製作」2  99/03/15(月)

まあ、意気込みはなかなかなのですが、ご存じのように98というやつはけっ
こうがっちりしています。これを板金加工するとなると、ドリル穴一つあける
のでも地獄を見るのは必至です。そのためにはけっこうパーツ選びが重要になっ
てきます。というわけで、春らしくなってきた花粉の飛ぶ日曜日、ジャンクを
あさってきました。

M/B  babyAT socket7ボード SOFMAP本館 4280円
これはメーカーも不詳で、「UP91-B」という型番しか書いてありません。チッ
プセットはSIS559です。箱もケーブルもいっさいなく、英文の簡単な取説だけ
ついています。店員に言って読ませてもらったら設定が非常に細かくできるの
とサイズが小さいので購入しました。PCI3、ISA3(1共用)AGPです。メモリー
はDIMM3のみです。

CPU  K6-2/266       SOFMAP本館 5980円
電源が2.2Vなので、できればヒートシンクだけで無音PCを目指すつもりです。
このあたりの中古はけっこう売れているようで、これが1つだけでした。

V/B  nVIDIA RIVA 128ZX AGP  SOFMAP本館 7800円
これも「HYPER SPEED」とやらいうメーカー不詳で、メモリーも8MB積んでいま
すから3Dも相当いいはずですが、AGPはM/Bとの相性が問題なのですが、店員
に聞いたら、たぶん大丈夫だろうというので購入しました。

メモリー SDRAM 64MB     神和電機  9800円
これは100MHz対応のSDRAMです。K6-2とあわせて、改造がうまくいかない場合
はPC-100化に流用しようというわけです。ちなみに取説ではこのM/Bのベース
クロックは83MHZに設定することができます。3倍で動けばけっこう速いかも
しれません。

HDD  WD社IDE 2.5GB   湘南通商  11000円
これもだめな時は流用できるようWD社で固めています。12000円で4.3GBがあっ
たのですが、他メーカーなのでやめました。

FDD  CITIZEN製3.5インチ 湘南通商  2000円
これはフロントベゼルがないタイプです。ここは時計だけではなかったのです
ね。9801におさまるかどうかやや不安です。

S/B A-OPEN製ISA       DOSパラ 1800円
これは以前買っておいたもの。

MODEM Supura288ISA
これは以前使っていたものですから今回は価格なしです。
というわけで現在のところ42660円になりました。薄型CDDを買うと5万円から
出てしまいますね。しかし、このスペックで5万円!これだから「自作」はや
められません。と言ってもまだなにもできていませんが。

不定期連載「PC98BX/AT製作」3  99/03/17(水)

さて、だいたいパーツがそろったところで、いよいよ98の分解にかかります。
一番広い場所を占領しているのは電源で、これをPS電源に交換することも考え
ましたが、基本的な姿勢としては、いままで使っていた場所を同じように操作
できるようにしたいのです。要するに電源スイッチは電源スイッチだし、マウ
スコネクタはCOM1コネクタ、キーボードコネクタはキーボードコネクタ(これ
は基板直付けなので延長ケーブルが必要か?)という案配です。むろんLEDや
BEEP用のスピーカーもそのまま配線するつもりです。

そう考えてくると、98用の電源をAT用に改造するのが一番スマートに収ま
ります。そこでインターネットでこのあたりを検索すると、やはり同じように
98を互換機に改造したという人があります。ここに電源の改造方法も紹介さ
れています。要するに、98電源にはない-5VとPowerGood信号を作り出すので
す。-12Vから負特性の3端子レギュレーター7905を使って-5Vを取り出し、
PowerGood信号はCRタイマーで簡易的に作り出せます。と書けば簡単なのです
が、HDD/FDD/電源コネクタの入手や電源分解と回路付加とか、マザーボードと
干渉する部分を切り取るとかで、やっと電源が完成するのに丸2日を要しまし
た。
さて、電源が完成したので早速電圧のチェックです。あれ・・・?ファンの回
りが悪いし、+12Vが7V程度しか出ていません。-5Vは-2Vしか出ていないし・・・
これではとうてい正常に動くことは望めません。これにはそうとう悩んでしま
いました。しかし、7905を外すとちゃんと12V出ることからやっと答えが見つ
かりました。正特性の7805は3本足が左から入力、GND、出力なのですが、負
特性の7905はGND、入力、出力なのです。これは98の改造を紹介しているウ
エブページの記事も間違えています。

ここをつなぎなおして、ついでに出力のVRも微調整してきっちり+12Vが出るよ
うにしました。他の出力もほぼ規定値が出ています。これならM/Bを壊すこと
もないでしょう。出力が90Wというのがちょっと不満ですが、最近のM/BやHDD
は電力を食わなくなってきたのでHDD一基だけのシステムならまず問題ないで
しょう。これで一つの山を越しました。やっと「自作」らしくなってきました。


不定期連載「PC98BX/AT製作」4  99/03/18(木)

さて、電源さえできれば勝ったも同然です(ほんとか?)。次は比較的簡単そ
うなドライブベイの改造にかかります。ここでわかったのは98内蔵のFDD
は厚みも奥行きも互換機の3.5インチベイの6割程度にまとまっていることで
す。したがってイジェクトボタンの大きさも位置も2〜3mm程度ずれています。
これは98の筐体のフロントのプラスチックを削って合わせました。こういう
場合には細かい道具を持っている私は有利です。

位置は合うのですが、98のベイにはサイドに棚があってこれで2つのFDD
を固定しているのですが、この棚が邪魔でAT用のFDDが納まりません。こ
の棚の曲がりを延ばしてAT用のFDDに合わせて固定用のねじ穴をドリルで
開けました。そうすると、当初の予定である下のFDDスペースにHDDを納
めるというもくろみは潰えてしまいました。このタイプの98の場合、モデル
によってはFDDの下にファイルベイというスペースがあって、基本的なフレー
ムはたぶん共用ですから、この9801BXにもベイにはなっていませんが一
応そのスペースがあります。このスペースにはみだしてHDDを固定するしか
なくなりました。ということは、この場所にCDDを納めるのはちょっと無理
になってきました。

この98は本来デスクトップ型なのですが、私は立てて使っています。という
ことは、CDDを使うのなら縦でも使えるものでなくてはなりません。いまの
ところ余っているのは最初の4倍速ATAPIだけなのですが、これは横位置でし
か使えません。しかし、今時、2000円程度のボードのドライバもほとんどCD
で提供されています。CDDが使えないのはいまいち痛いですねえ。スペース
的にはM/B前方の上が開いていますので、ここにつけてつかないことはないと
は思いますが・・・。まあ最初の9801のスペックを考えればCDDなどついて
ないのが当たり前ではあるのですが、とりあえずLANカードを入れることで
しのぐことにしました。なにしろすぐ隣にはCD−R内蔵機があるのですから。


電源とドライブベイが決まってずいぶんPCらしい雰囲気になってきました。
ちょっとベイの金属が波打ってきたない仕上がりですが、まあ自作らしいとい
うことで許しましょう。すでに指はぼろぼろです。

不定期連載「PC98BX/AT製作」5  99/03/19(金)

さて、次は今回の改造では最大の難所にさしかかります。すなわち、拡張スロ
ットの製作です。98のC-BUSは背面から見るとだいたい左右の中心あたりに
水平方向にカードを差し込むようになっています。AT互換機のミニタワーを
ごらんになるとわかりますが、互換機の場合、一番下のスロットは底面から2
cmくらいしか離れていません。すなわち、これを98にあてはめて、背面から
見て右側を下にして立てると見なすと、現在のC-BUSの穴をほとんど右の端ま
で拡大する必要があるのです。

私は昔電気工作に凝っていた時期があるので、シャーシ加工用の工具を持って
います。こういう場合に使えるのはハンドニブラというもので、まあ言ってみ
れば駅員が切符に鋏を入れる道具に似ていないこともありません。これで、拡
大する部分をバチンバチンと切っていくのですが、電気工作のシャーシーはほ
とんどがアルミ製なのですが、こちらはご存じ98の頑丈な鉄の筐体です。全
部切り終わる頃には中指と薬指に豆ができてしまいました。また、あと少しを
残してハンドニブラの刃が折れてしまい、昼休みにヒロセに替えの刃(と言っ
ても鉄のかたまり)を買いに行きました。

やっと希望に近い穴が開いたので、これを棒ヤスリでできるだけきれいに整形
します。まあこれもいつまでもやっていると、人生の虚無を見そうになるので
だいたいのところでやめておきました。替え刃を買ったついでに、鈴蘭堂でア
ルミのアングルを買ってきまして、これを開けた穴の上下にタッピングビスで
固定して、カードを固定するキール(こんな言葉は使わないだろうね、梁?横
木?まあそんなもんです)とします。上側のキールはねじ穴だけでいいのです
が、下のキールはカードについている背板を差し込めるような溝を切っておか
なければなりません。これには仕事の合間の時間を午後いっぱいと折れたドリ
ルの刃10本程度を要しました。このドリルの刃は去年のハムフェアで買ったタ
ンガロイ鋼のもので、一本50円程度なので安心して折れるのです。

98のマザーボードのスペーサーは金属製なので、そのまま使うと回路がショー
トします。これを全部除去するのは大変なので、千石で買ったゴム足をかぶせ
て、今回使うマザーを乗せ、10mmの絶縁スペーサーを使ってマザーボードを固
定しました。書けば簡単ですが、ここまでの作業で午後9時から深夜2時まで
の作業で2日が必要でした。夜中の2時にドリルを使って家内に怒られてしまっ
たりして。

やっとマザーボードとカード類をつけることができました。バラックではもち
ろん動作テストはしました。とりあえずBIOS画面あたりまでは確認してあ
りますが、一応各パーツが固定できたので、各端子類のとりつけということに
なります。やれやれ、やっと先が見えてきた。

不定期連載「PC98BX/AT製作」6  99/03/20(土)

さて、基本的なパーツがついたので、おごそかに火入れです。と言ってもケー
スの外ではすでに作動確認していますのでそれほど感動はありません。ところ
でこのマザーボードですが、98年度版のDOS/Vパーツカタログで見ると、UMAX
という会社が出している唯一のマザーで、この会社はMAC互換機やスキャナを
主な製品にしているらしく、日米台それぞれのホームページにもマザー関係の
記述はありませんでした。参考文献もまったくなさそうです。BIOSのバー
ジョンが古いのか、K6-2のクロックをちゃんと認識しないのでいまいち表示が
気になるのですが、Windows98を丸ごとコピーしたHDDにつないで起動させ
てみます。

予想通り、ほとんどのドライバーを入れ直しています。まあ、とりあえずVG
Aのカラー画面で立ち上がったのは上々という物でしょう。ところが、ここで
何回起動しても「マウスがない」と言ってきます。むろんCOM1にシリアルマウ
スを接続していますが、買ってきたコネクタとケーブルの配列が違っている
(大きく分けて2種類の配列がある)ようです。しかたなくPS/2のコネクタ
(これも4Pの珍しいもの、千石にあった)を買ってきました。ところが、こ
れでも「マウスがない」と言われます。最初はキーボードだけでなんとか操作
していましたが、ビデオボードのドライバはマウスでしか操作できないように
なっています。しかたなく信号の本数が少ないPS/2から試行錯誤することにし
ます。

見ると、PS/2コネクタには赤茶緑黄4本の線がきています。普通は赤に電圧が
かかっていると思いますので、基板のピンを見るとちゃんと電圧が来ています。
ということは残りの3本の配列が違っているのです。これは全部で6種類の組
み合わせしかないので、これを順番に試せばいいのです。と言ってもその都度
再起動をかけるので、けっこう時間がかかります。4回目でやっと「マウスが
ない」の表示がでなくなりちゃんとマウスが使える配列にたどりつきました。
これで作業効率が格段にあがりました。ここでまた深夜2時になってしまいま
した。

翌日は前日の成功に気をよくして、今度はシリアルコネクタの配列に取り組み
ます。まあこれはそんなに難しくないのです。基板上の角形10Pコネクタに9
本のフラットケーブルが来ているのですが、言ってみれば左上のピンを1番と
して、英文を読むように横向きに2番3番とつけていくか、上下上下に123
4とつけていくかの違いなのです。ですからもう一つの配列は試行錯誤しなく
てもわかります。これで試したら、ちゃんとシリアルマウスも使えるようにな
りました。残るUSBに対しては将来USB機器を買った時の宿題にしておきましょ
う。この段階で、完成には程遠いものの、ほぼ完動するPCができあがりまし
た。とりあえず遊んでいるISAの音源ボードと288のISAモデムをつけました。
ビデオカードはAGPなのでPCIのスロットが3本(1本はISA共用)まるまる空
いています。ここにはちゃんと将来拡張できるようにねじ穴と受けの溝を用意
してありますから、しみじみ考えてみるとなかなか拡張性のあるPCと言って
もいいのではないでしょうか。

不定期連載「PC98BX/AT製作」7  99/03/21(日)

とりあえず動く物はできあがりましたが、電気工作をされる方ならよくおわか
りだと思いますが、実は仕上げが一番難しいのです。実験用のむき出しシャー
シではないのですから、一見したら既製品の98に見えて、ほとんどの人が疑
問をもたずに使ってしまいそうなPCこそが私の求めているものです。そのた
めにはコネクタのあった場所にそれに相当する「生きている」コネクタがつい
ていることと、CDドライブの内蔵、これはあきらめきれません。

もういちどドライブベイまわりを検討すると、シャーシ底面にHDDを固定す
ればFDDの下の本来のファイルベイの位置に5インチベイが確保できそうで
す。しかし、前にも書いたようにAT用のFDDやCDDは98用のものより
厚いので、本来2基あるFDDのうち、下のユニットが納まっていたスペース
を途中で切り取るしかありません。これは見た目にも影響する部分だけにあま
り気がすすまないのですが、PCIバスが3本空いているPCなら、CD−R専
用機にもなりうるし、5インチベイがあるとないとでは使い勝手が全く違って
きますので、ここを慎重に計測して前面パネルを金属用の糸鋸で切り取りまし
た。ペーパーで仕上げてCDDを入れてみると思ったほどの違和感はありませ
ん。しかしFDDのあった穴はいかにも不格好なので、ここをエポキシのパテ
で整形しました。表面をマットに仕上げるのは無理ですが、後で似た色に艶消
し塗装してみましょう。タミヤのアクリルカラーで調合すれば似た色も出るは
ずです。これは硬化するまで待たなければならないので明日以降にしましょう。


もう一つの問題はこれらのドライブの固定です。最初の設定では従来のベイが
使えたので、かなりしっかりした固定ができていましたが、今回は上からFD
D、CDD、そしてシャーシ底にHDDという構成なので幅もねじ穴もいろい
ろです。しかも、新しく作った5インチベイはマザーボードの上を大きく覆っ
ていますので、正面から見て左側には固定用のステーをシャーシに立てられま
せん。今日(土曜日)は雨なので秋葉に買い出しにも行けず、しかたなく買い
物のついでに島忠でアルミアングルを入手し、これをPCを建築物に見立てて、
梁として渡し、これにぶらさげる形でCDDとFDDを固定しました。この状
態で動作テストです。FDDの挿入排出がいまいちぴしっとしませんが、かわ
りにCDが読めるようになったのでこれは満足としましょう。

CPUのクロックは75×3.5はかなり良さそうだったのですがWindows作動中にリ
セットがかかります。結局安全に66×4で今度は表示も266MHZになっています。
得体のしれないAGPビデオボードも絶好調で、1号機よりよさそうです。種種
のソフトを動作させてみました結果、このPCが私の持っているPCの中で最
速機であることがはっきりしました。う・うれピー。

不定期連載「PC98BX/AT製作」8  99/03/21(日)

さて、また日曜日になり、製作開始より8日目で、最終的な仕上げをします。
昨日整形しておいたエポキシパテにできるだけ近い色に調合したアクリルカラー
を塗ります。まあまあと言ったところでしょうか、少なくともFDDには見え
なくなりました。

前面のマウスコネクタにCOM1ポートから引っ張った9P D-SUBコネクタを裏から
エポキシで固定し、リセットスイッチには比較的違和感のない角形タクトスイ
ッチを埋め込んで両方とも同じ色でごまかします。キーボードコネクタには基
板から配線したPS/2コネクタをつけようかとも思いましたが、ふと思い直して、
将来USBコネクタをこの場所に配線するために穴のままにしておきました。

98のフロントパネルのPOWERとHDDのLEDは+が共通の配線なのでパターンを
カットして、それぞれに2本づつリード線を出してマザーに接続しました。ス
ピーカーはインピーダンスが違うのか、あるいはBEEPそのものの波形が違うの
か、カチカチという感じの音しか出ません。BEEP音は起動時のチェックに必要
ですから、そのうち小さめのスピーカーを1個入手する予定です。先ほどのリ
セットも配線してすべてちゃんと作動することを確認しました。

一応4倍速のCDDに自分で爪を作って縦型で使ってみましたが、やはりセン
ターが合わないようで、縦では使えません。というわけで、縦でも使えるCD
DとUSBが第二期工事ということになります。さて、元通りの場所に立てて起
動してみますと・・・全く違和感がありません。少なくとも女子供の目には改
造にすぐには気づかないレベルです。

こうして、我が家最速の第4号機ができあがりました。指のけがを数カ所こし
らえてしまいましたが、大満足です。費用は最初の42660円に加えてシリアル、
PS/2コネクタ、アルミアングル、エポキシパテで約45000円となりました。お
約束のスペックです。

M/B    UMAX UP91-B(Baby AT)
         PCI3,ISA3,AGP,DIMM3,
CPU    K6-2/266
V/B    nVIDIA RIVA 128ZX AGP
メモリー SDRAM 64MB
HDD  WD社IDE 2.5GB
FDD  CITIZEN製3.5インチ
CDD  Wearnes 4倍速ATAPI
S/B   A-OPEN 
MODEM  Supura288

ところで、このPCですが、巷にいろいろ出回っている「MAC風に変える」と
いうファイルを使って、一見したところMACに見えるように設定するつもりで
す。まず、起動時の音、起動画面、アイコン、タスクバー、アニメーションア
イコン、スクリーンセーバー、フォント、終了画面などをすべてMAC風に変え
るつもりです。「98に見えて、動かしてみるとMacに見えて、実は互換機
(しかもMSXエミュレーション)」というのが屈折した喜びというものなので
す。ご愛読ありがとうございました。

(終)
貧窮号出世

CRT込みで4万円で組んだ息子の貧窮号ですが、今回トホホの同業者(F氏に
あらず)から回ってきたパーツで、かなり出世しました。もらったASUS TXP4
に128MBのEDO、CPUはK6/200、それに以前私がジャンクで買った
CanopusTotal3Dをつけましたので、フリーセル終了時も一瞬とは行きませんが
パパッくらいの感じで、体感的には倍くらいの早さになりました。マザーだけ
見れば一号機のTX97より新しいので、いろいろとチューニングすればもう少し
早くなりそうですが、貧窮号だけあってボトルネックが数カ所あるので多くは
望めません。まあ、本人はこれでかなり満足しているので、よしとしましょう。
さすがに元の持ち主がトホホ者だけあって、設定はいいかげんだし、PS/2、
USB、IrDAがまとまったコネクタはくれないし(幸いASUSの取説にはデータが
書いてあるので自作は簡単)、よくいままで無事に動いていたものだと思いま
した。なんと言っても強烈だったのはK6/200のコア電圧が3.2Vにしてあったこ
とで、実際は2.9Vなのですが、これでもかなり強烈な発熱があります。これ以
降の製品は2.2Vが多くなったのですが、発熱量はこのあたりがピークだったよ
うに思います。しかも評判の悪いwindyというファンがついていて、彼がしょっ
ちゅう調子が悪いと言っていたのも納得しました。やっぱりトホホ者ってえの
はどうしてもろくでもないことをするようにできてるのね。

貧窮号さらに出世  99/06/14(月)

チューニングを施したせいで、というより、普通の設定にしたせいで、上にも
書いたように貧窮号もきびきび動くようになってきました。しかし、連続運転
していると時々フリーズするのが気になります。ケースが今までと違って、き
つきつのミニタワーなのと、机の足元という空気の動かない場所に置いている
せいでどうやら尋常でない発熱をしている様子です。しばらく運転した後に開
けてみると、おなじみの電子部品のこげたにおいがします。CPUにさわってみ
ると、空だきしたやかんくらいの温度になっています。貧窮号とはいいながら、
火事を出してはしゃれになりません。ここに至ってはCPUを交換するしかあり
ません。

ちょっと風はあるものの、絶好のバイク日和なので、中古CPUを求めて秋葉に
でかけました。目標はK6-2/266です。これについてちょっと解説してみましょ
う。誰にむけての解説なのかわかりませんが、話を整理するためです。K6とい
うCPUは製造プロセス(内部の線の間隔と、とらえていいのかな?)が途中で
0.35ミクロンから0.25ミクロンになりました。この境目は233MHzあたりなので、
同じK-6/233と言っても両バージョンあります。後のバージョンからコア電圧
が2.2Vとなって、それまでの強烈な発熱がほとんどなくなったのです。その後
K6-2になって3D命令に対応しました。この境目は266MHzあたりで、これまた両
バージョンあります。また、300MHzからはベースクロックが100MHz(95MHzも)
になったのです。

TXP4というM/Bのベースクロックは83MHzまでですし、メモリーもEDOですから、
ベースクロックは66MHzで使うのが普通です。倍率の設定は3.5倍までしかない
のですが、ASUSのサイトから最新のマニュアルを落としたところ、基板にK6用
の4倍と4.5倍のパターンがあって、ここをハンダ付けしてやれば300MHzまで
は可能のようです。しかし、今も書いたように300MHzのK6-2は100×3が普通
なので、66MHzのK6としては266MHzのK6-2が最もリーズナブルな選択となるの
です。

という長い話でしたが、むろんこのあたりのCPUはすべて店頭から消えていて、
現在はK6-3の世代に入っています。誰でも考えることは同じと見えて中古でも
K6-2/266は品薄で6000円程度の価格をつけています。一通り回ってみたのです
が、結局中古より安い価格をつけていた、ストレート(おなじみのジャンク屋)
の並びのツクモで新品で5800円で買いました。ついでにストレートに置いてい
たintel純正のファンを1540円で買いました。これも例のごとくニセモノかも
わかりませんが、回してみた感じは非常に良好です。

ついでに、帰りがけに中央通りの店で(店名を失念)安いPCIのLANカード
も購入、都合8000円で貧窮号は2段階出世しました。しかし、まだ時々不安定
なので、ついでに最新BIOSも落として書き換えてやりました。これは主にUSB
関係とバグフィックスのようです。これでも不安定なら今度は98BXのSD-RAMと
メモリー交換かな・・・あ!あっちにはDIMMしか使えない!うーむ、やっぱり
中古は素性が悪い物は駄目ね。トホホがしみこんでるわ。

サービスマンの昨今

ここ1ヶ月ばかりSEまがいのことばかりしています。5月末に同業者のPC
を環境整備して通信環境を整えて、個人レクチャーを土日都合4日使ってびっ
ちりやりました。6月半ばはトホホの同業者からのパーツで息子の貧窮号をグ
レードアップし、その次の週からご存じ青峯号の組立がはじまりまして、この
土日は久々にその関係がなかったのでプールに行ったら、日曜日の夜から体調
を崩して月曜日は半分死にながら仕事をしました。午後になっていくらか体調
が回復したと思っていたところに電話があって、我が社がお願いしている税理
士事務所の担当の人が、リース落ちパーツで組んだPCの調子が悪いので見に
来てくれという話があって、夜の9時くらいから出かけて、深夜1時まであれ
これ苦労しました。その後得体のしれない音源カードのドライバーを探して
NIFTYの過去logを検索したりして、やっと今日の午前でそちらの処理が終わり
まして、昼休みを挟んで2時間死んだように寝ました。おかげで今も目の奥が
シバシバしています。元々趣味とはいえ、なんでそこまでサービスマンになっ
てしまったのか自分でもわかりません。しかし、これが仕事だったら絶対にい
やだと思います。まあ、とりあえず自分が持っているわずかな知識が他人の役
に立っていることでよしとしましょうか。

I've finished it !

BIBLOにPS/2コネクタを内蔵する件ですが、せっかく筐体を削り取る加工をし
たのに、全く役にたたないというのはどうにも腹が納まりません。もう一度最
初から考え直したり、色々なデータを見ていたら、どうやらPS/2というのは本
来キーボードの為の規格だったような気がしてきました。ということはキーボー
ド用こそが本来のPS/2コネクタであって、マウス用のコネクタはそれをmodify
したものであるとも考えられます。キーボード用につないでもマウスが動くの
なら、キーボード用の配線をしてみればいい、という結論に落ち着きました。

この考えが正しいかどうかはともかくとして、どうやら100Pコネクタに来てい
る配線も同じものを使っているようです。ただし、マウスとキーボードでは
CLOCKとDATAが逆になっています。これもいまいちよくわからないところなの
ですが、せっかく固定したBIBLO内のコネクタをはずして今度はキーボード用
の配線をして元に戻しました。これでマウスをつないで起動してみると・・・
おお!ちゃんと動くではないですか。しかも元々キーボードコネクタなのでキー
ボードもつながるし。この瞬間こそ「改造者」のいきがいを感じる瞬間です。

これで段違いにBIBLOが使いやすくなりました。いままでポートリプリケーター
はマウス専用でしたし、プリンター、CRT、フロッピーをつなぐことはまずな
いと言ってもいいので、これからはこの「箸箱」とFDDを持ち歩かなくてもよ
くなり、重量と「かさ」がずいぶん小さくなりました。よかったよかった。

恒例 私の十大ニュース

2.パソコン研究会
仕事関係のトホホ者が言い出して、このパソコン研究会の顧問/講師とやらい
うのにならされたが、主催者のあまりの客観性のなさに、案の定空中分解した。
年末にかけて今度は同窓会でも同じような話がもちあがっている。オジサンっ
てほんとにPCが怖いんだね。

6.仕事にPCを導入
いままで「趣味は仕事にもちこまない」などと言っていたのだが、この業界に
は珍しいシェアウエアが登場したので、これを使って請求事務を行い、多くの
バグに泣いた。