581 HIDaspx
せっかくプリント基板のノウハウを獲得したので、自分も試してみようと思う方のために(そんなやついるんか?)基板パターンを一個置いておきます。これは縮小したJPEGですが、元のGIF画像がここにあります。895x159ドットで300dpiではがき大用紙に印刷できます。これは基板面を見たところですから、アイロンプリントをするには、この基板パターンをレーザープリンタかコピー機で鏡像印刷する必要があります。4個分ありますがむろん1個あれば充分です。一個の基板の大きさは35×48mm程度でしょう。ものはUSB接続のAVRライターです。これはUSBのドライバーが不要で、差し込むだけでマウスなどのヒューマンインターフェースデバイスとして認識されるものです。AVRはATtiny2313を使います。秋月電子で一個100円です。詳しくはhttp://www-ice.yamagata-cit.ac.jp/ken/senshu/sitedev/index.php?AVR%2FHIDaspxこの「千秋ゼミ」を見てください。回路もパーツもこの中にある「製作例」と全く同一のものです。ユニバーサル基板をプリント基板にしただけのものです。そもそもここで基板を400円で売っています。ファームウエアとソフト本体もすべてここで揃います。使用パーツで入手に困るものは特にないでしょう。秋月と千石でトータル500円以内で揃うはずです。ただし、これを使って実際にAVRに書き込みを行うには、まずこのATtiny2313にファームウエアを書き込まなければいけません。このことを「鶏と卵問題」といいます。これに対してもhttp://www-ice.yamagata-cit.ac.jp/ken/senshu/sitedev/index.php?AVR%2FHIDaspx#content_1_14ここにブレッドボードで解決する方法が載っていますが、これをできるくらいの人はすでにかなりいじっているはずなので、なかなか難しい問題ですね。まあ私の友人なら言っていただければ書き込んだ2313を仲間に引っ張り込むために贈呈くらいのことはいくらでもいたします。ATtiny2313のパターンに重なっている抵抗とコンデンサはICソケットを使えば部品面でソケットに埋まるような感じでつけます。あるいはこのようにチップ部品を多用すればUSBコネクタとLEDとIC以外を全部パターン面に置くこともそれほど難しくないと思います。