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942 タワー解体プロジェクト 余波   7K1PGA   2023/09/24 12:26        Reply

過去ログを見ると、「674 地デジその後 2011/11/04」という文があって、TVアンテナの
配線はこのようになっています。

今回タワーを解体したことによってこの図の14エレ八木というやつが、中途半端な
4エレになって、配線はそのまま使っていたのですが、現在我が家には一階と二階に
それぞれ1台のTVがあるのですが、この分岐から一番遠い一階のTVの受信状態が
非常に悪くなって、ブロックノイズが出まくるようになりました。

普段は全く見ないTVなので、まあそのままでもいいか、とも思ったのですが、
たまに来た孫に「あばあちゃんこれ見えない!」と言われては、こちらに矛先が
向いてくるのは必然の流れです。うーむ、今更配線をやり直すのもなー・・・と
思いつつ、なんで二階は受信良好かと思い直したら、10年前にタワーのアンテナを
整理したときにアンテナ直下で分岐させて、二階には屋内配線なしで受信させている
ことを思い出しました。

ならば一階もこの際、地デジだけは直接屋外に出してやれば屋内配線をジャンプ
できるし、エアコンスリーブを使えば隙間ケーブル的な信号劣化の原因になりそうな
物も排除できます。いや、むしろこの際、一階アンテナだけ別にしてしまえば、
現在単管に妙な形についている4エレ八木も、そのうちもっと簡単なものに
交換できるというものです。

ではどんなアンテナがいいかと、ネットで自作を見て回ると、どうやら我家のような
強電波地域ならツインループアンテナが、一番簡単でよさそうなので、早速こいつを
そこら中に余りまくっているエアコン配管から回収したVVFケーブル(※)で30分程度で
試作品ができました。要するに一波長、東京の51.1~61.1cmの中間あたりの55cm
のビニル被覆銅線を2本、雪だるま型にして、くびれ部分で銅線をそれぞれハンダ付けし、
間隔を5mmあけてこれをアンテナケーブルの芯線、網線にハンダ付けすれば終わり
という、要するに被覆を4か所はがすのとハンダ付けを4回行えば終了という、
慣れれば10分もあれば完成するので、工作初心者にもお勧めできるアンテナです。

これでちょっと外に出してみれば驚きの強受信で、え?こんなタワーと家屋の
間の場所でこんなに強いんなら、別に高いところに上げる必要もないじゃないか。
と、結局そのまま防水処理だけして、用意した5mのケーブルはそのまま袋をかぶせて
ぶら下げておきました。

※エアコン取替工事で、廃棄品本体はリサイクル券を使って、最終集積場に持ち込みますが
配管はゴミで処理するしかありません。二分管と三分管は裸にして50cm以内の大きさに
まとめれば。燃えないゴミとして出せます。VVFも同じですが、単線3本にばらした
1.6mmや2mmの古いビニル被覆線はさすがに信頼性が低いので屋内電気配線には
使えませんが、手で曲げられる針金としてはさびないし、なかなか便利なので
赤黒白それぞれ10mくらいあるやつを、適当に切り出しては家のあちこちで使っています。

941 JA44タイヤ交換2   7K1PGA   2023/09/24 12:24        Reply

前回の前後交換から1万1千Kmの29000Km走行で、後輪のNR78だけ交換しました。
後輪の接地部分はほぼボーズ状態ですが、前輪のNF63はまだスリップサインが
出ていません。


今回は後輪だけなのでチューブは使いまわしで、バルブコアーだけ交換しました。
ブレーキシューをデイトナに交換しているせいもあるのか、ドラムの中に溜まる
黒色の粉がけっこう大量かつ強力で、洗う時に雑巾やゴム手などに付着したら
真っ黒になって落ちませんし、シャワーで洗浄するときにも跳ね返りは
すぐに洗剤できれいに拭き取る必要があります。

この粉が付着したリムも真鍮のカップブラシでサビ取りしてまあまあクローム色に
なった程度で満足するしかありません。というわけで、特別変わったこともなく
自分への備忘録として書いておきます。3万Kmのオイル交換時にはまだ前輪タイヤは
交換の必要がないかもしれません。

940 タワー解体プロジェクト(11)終了   7K1PGA   2023/06/03 18:52        Reply

今年は本当に土日ごとに天気が崩れるので、ついに6月に入ってしまいました。
しかも金曜日は一日中台風の影響で豪雨がふり、ついには日が替わった深夜
中川の警戒警報がスマホに入って、二回も起こされてしまいました。

土曜日も朝から雨ですが、昼前からやんで薄日がさしてきました。
こりゃ暑くもないし、最後のチャンスなので、途中までやっていた第3セクションを
一気に下すチャンスです。

今回もブレス(横骨)を外して、最後にレールだけを下すのですが
レールに固定してあるBS/CS用パラボラアンテナをポールに移設する必要があります。
ただし、最初にパラボラを移設すると、レールを下すときぶつかってアンテナが
破損するおそれがありますので南西方向のブレスを全部外して移設しました。

受信をチェックしてみると、かなりずれているようで、ブロックノイズだらけです。
まあこれは最終的にポール周りを整備するとして、急いで残り2本下しました。
今回はセクションをつなぐ3本×2列のボルトの固着が激しく、このうちの一本の
ナットをねじ切ってしまいました。つまり、固着したナットを回すとねじ山がつぶれて
その場所で空回りするだけで、しかたなく、このボルトナットをサンダーで
削りとばしました。これ以外の作業はサクサク進んで、とりあえず、タワー/鉄塔と
いうものは、この家の屋根の上には全く見えなくなりました。

ポール周りも含め、残した第4セクションより下の部分も若干の組み換えを
したいと思いますが、まずこれにてタワー解体プロジェクトは事故もなく
終了しました。70歳の終活としてはまずまずだと思います。

付記1:BS/CS用パラボラアンテナですが、試行錯誤してもいまいちバシッと信号強度が
上がりません。江戸川区あたりは千葉県に近いので、方位225°仰角38°と考えて
スマホとかコンパスとかいろいろ考えたのですが、どれも地磁気に頼っているので
衛星の方位とは一致しないはずで、結局採用したのはgoogleマップ上の2点の方位を
表示するサイトでした。地図上では目標物の位置が正確にわからないので、大まかに
この辺りを拡大表示したあと、航空写真に切り替えて、タワーが手前にくるように
回転させて、100m先のマンションの外階段を目標地点にして方位計測したところ
225°が得られたので、この位置で受信してみたら見事に強度90以上が出ました。
この方法は使えます。

付記2:解体した3セクション分の鉄材とタワーの付属部品は全部で150Kgほどに
なりましたが、これをスクラップ鉄として業者に持ち込んだら70Kg分の鉄として
(たぶん処理代とかの経費を50%として換算する)2000円ほどになりました。
レールを持ち上げたり、半分にサンダーで切断したりして、若干腰に来ました。

939 タワー解体プロジェクト(10)   7K1PGA   2023/05/21 18:50        Reply

また夏のような天気になって、この陽射しでタワー作業は消耗するに
違いないので、途中まで作業中だったポリカーボネートの雨よけ庇の取付
作業です。これは1m×3個の3m幅でタワーの真下のガラス戸の雨よけですが
従来エンビ波板で汚い庇を作っていたのですが、そもそもこのタワーを解体
するきっかけになった、改修と全塗装時にそれを撤去したために、やはりこのガラス戸が
雨の度にびしゃびしゃに濡れて家の出入りも履物が濡れて不愉快です。
やはり庇が必要なのですが、国産メーカー製のものはしっかりしてはいるのですが
むろん施工まで含めると当然数十万の覚悟は必要な上に、支柱が立つのが
どうにも邪魔だなあ、ということなのです。

で、どうせタワーも屋根より低い部分は残すし、3万もしないのをAMAZONで
仕入れたのですが、さすがに中国製だけあって、品質は「まあ壊れることもあるでしょう」的な
製品で、基本的にはコンクリート壁にアンカーでつける設定ですが、
まあこのアンカーがどうにもならないチャチなもので、我が家のような軽量鉄骨の
中空外壁に付けるには根元だけの2点支持では、そもそもアンカーが
効かないので、効くアンカーを仕入れて取付はできたものの、今度は外壁の強度が
足りないことは明らかです。これをいろいろ試行錯誤して、タワーと物置から
イレクターパイプの支持脚で支えることにしました。

この作業で汗だくになったのでシャワーを浴びて扇風機を出しました。
初夏というにも、ちと暑すぎる天気です。夕方になってやっと気温も下がって
きたので、ポールを下げる作業をしました。今回からポール下端の支持が
第4セクションで1辺60cmの三角形になったので、従来の固定が
うまくいかなくなりました。

第三セクションを撤去すると、この写真に見えているタワー部分が
すべてなくなり、今若干斜めになっているセンターポールだけになります。
ポールにTV用アンテナを移すと、現状より少し高くなって、道路から
わずかに見えます。そのあたりがこのプロジェクトのゴールですが・・・

938 タワー解体プロジェクト(9)   7K1PGA   2023/05/20 18:39        Reply

30度超えの日が続いたと思えばいきなり強い雨で、本当に荒い気候ですが
作業にはちょうどいい涼しめの土曜日ですが、朝から霧雨のような細かい
水分でタワーも濡れています。こりゃ今日も無理かなと思っていたら次第に
乾いてきたので、急遽高所作業の準備をしました。


もうセンターポールは下げて、作業用の足場として横棒付き特殊クランプも
2か所つけてありますので、前回と全く同じ作業ですが、最初の一本を下すとき
横骨(ブレス)を相手のレールに残さず、外してその都度タワーから撤去
することにしました。こうすることで、最後にレールを下すとき真下に
どこにも引っかからず下せるので、地上での作業の疲れ方が違います。


スタートが遅かったので、4時間くらいで作業を終了して、センターポールは
明日以降とします。これで道路や隣近所から見えるのはほぼポールだけに
なりましたから、今回はこれで終わりにしてもよさそうな気がします。
ただ、他人に作業させるわけにもいかないし、来年の自分が今と同じとは
限らないので、もう1セクション下したほうがよさそうですね。

937 タワー解体プロジェクト(8)   7K1PGA   2023/05/06 11:06        Reply

自覚はそれほどないものの、筋肉が絶対に疲労しているのが確実なので
4日の「国民の休日」なのか「みどりの日」なのか、しかし昭和天皇を
記念するのであれば、全く意味のない日ではだめだろうと思うのですが
どうなんでしょうかね。それはともかく、この日の連続作業はやめにして、
JA44カブの走行距離が27000Kmになったので3000Kmごと9回目のオイル
交換をしました。

日中は真夏のような陽射しなので、夕刻涼しくなってから、予定していた
センターポールを第三セクションまで下げる作業をしました。これが
思いのほか難航しました。やっとなんとか下げて
3点で固定したらもう暗くなってしまいました。

15m程度のタワーとはいえ、形は東京タワーと同じように、上に行くほど
細くなるのですが、このタワーでは、地面に近いセクションでは三角形の1辺が60cmで、
先端の2セクションでは40cmとなります。そして、この第三セクションだけが
先細りの形なので、センターパイプの固定も場所によってすべて寸法が違ってくるのです。
これは翌日の撮影ですが、今まで背景は全部空だけなので問題ありませんでしたが、
さすがに隣家やマンションが映り込んではまずいので若干修正しました。

936 タワー解体プロジェクト(7)   7K1PGA   2023/05/03 20:29        Reply

雨がちの連休ですが、345はなんとかいい天気らしいので
10時ころから第一セクションの解体にかかります。
予想通り固着したボルトナットに苦戦しながらとりあえずレールを
一本外しました。太陽が真上にあってけっこう汗だくです。

この段階では、まだ2本レールが残っているので、トップまで登るのも
それほど苦労しませんが、2本目のレールを外すとなると
残りのレールは下端の3本×2列のボルトでつながっているだけなので、
解体作業はセンターのポールに全体重をかけるしかありません。
やっと2本目がフリーになりました。

最後のレールが一番難航しました。これをロープでまっすぐ下に
降ろすのは、ブレス(横骨)がついたままなので、重い上に、下の
セクションに引っかかったりして正直疲労困憊しました。

やっとポールだけになったのはすでに5時で、連日の作業は
ちょっと無理で危険なので、連休2日目はポールを第三セクションまで
降ろすだけの作業をするつもりです。
やっと電柱が視野に入るほどの高さになりました。

935 タワー解体プロジェクト(6)   7K1PGA   2023/04/23 18:50        Reply

で、タワー本体の解体アルゴリズムの最初は「ポールの独立」です。
つまり(5)でポールの下端に近い場所を3方向から第二セクションで
固定したわけですが、このポールが自分の体重を支えている状態で、
自分の体を預けていない周辺の第一セクションを解体するわけです。

しかし、ポールはタワーのトップにあるベアリングを貫通していて、
ポールに対して側方に力をかけたとき今はたぶんこのベアリングに
ポールの先端部分はある程度支えられているはずです。下方に見える
ローテター台は穴を貫通していますが、ポールには接触していないので
これはもう撤去しても問題なさそうです。


そこで、はたして本当に下端のクランプによる3点保持だけで
ポールの上端に近いあたりでも作業できるのかを検証するのと、
第一セクションの縦レール3本の連結を解除する第一歩として
このトップのベアリングユニットを撤去しました。

これが撤去後のポールを下から見たもので、先端あたりにある
短い単管はポールがそのまま落下しないようにするストッパーで
現在はどこにも連結していません。この状態でポール先端付近に
命綱的なロープで側方に体重をかけてみても、それほどポールは
動かないので、目的の「ポールの独立」は得られているようです。
これでGW中に第一、第二セクションが撤去できればいいですね。


本日の作業でわかったのは、ボルトナットがかなり固着していて
特に「ナットの共回り」を裏側から止めるレンチと表側からの
ラチェットレンチを両手で作業するのはハーネスに吊られた状態では
けっこう難しいことです。これをなんとかタワーのレールなどで
回り止めできるような方法を用意する必要がありますね。

934 タワー解体プロジェクト(5)   7K1PGA   2023/04/22 16:29        Reply

今年は毎週末の天候が悪く、1か月経っても全く作業が進みません。
四月も下旬でやっと雨が降らない週末となり、いい塩梅にスギ花粉も
例年より早く終わり、若干肌寒い曇天こそタワー作業に絶好の天気です。

アンテナの撤去の次は、このアンテナがついていたマストの鋼管ポール、
これを回転させていたモーター/ローテーターの撤去と、このポールを下げて
第二セクションで、このポールに人間が乗って作業しても安全な強度で固定
することです。

まずローテーターのマスト固定金具を緩め、タワーのトップの中心にある
このポールが貫通するベアリングのボルトも緩め、ポールが多少動く程度に
したうえで、ローテーターから数センチ持ち上げて単管金具(クランプ)で
固定しました。ちなみに4mの鋼管パイプの重量は約10Kgですから、片手で
持ち上げておいて、もう一方の手で単管クランプを締めるのはけっこう厳しいです。
これを行ってローテーターを撤去したのがこの写真です。


次にポールの先端の単管クランプ(下まですっぽ抜けないためのストッパー)だけ残して、
ローテーターが固定してあった台の中心を貫通させて、第二セクションまで
ポールを下げて、ほぼ中心辺りでこのポールを、縦レールから角丸直交クランプで
3方向から固定しました。この3点と現在タワートップにあるベアリング台を
第二セクションのトップに下げてくれば、第一セクションのレールやブレース(横骨)を
撤去可能となります。


とりあえず、これでタワー解体の下準備は終了しました。
ポールの突き出し部分が下がったので、約2m低くなりました。

933 タワー解体プロジェクト(4)   7K1PGA   2023/04/03 22:55        Reply

というわけで、大体の手順が決まりました。なんでもそうですが
段々積み上げていったものは、最後に積んだものから撤去していくのが
当然です。つまりタワー解体で一番最初の作業はアンテナ撤去です。

このタワーには全部で5つのアンテナがついています。波長が長い順に書くと
7MHz用のスローパー、これはまあ10mの長さのVVFケーブルですから簡単です。
次に50MHz用のHB9CVまあこれが一番大きいアンテナです。
そして430MHz用の15エレシングル八木、これと地デジ用の12エレ八木
それからBS/CS用のパラボラアンテナ、この5つです。

TV用の2つのアンテナはタワーを解体したあとも必要なので、屋根の上に
移動させるか、それと同等の高さを基礎+2セクションくらい残しておくか
どちらかですが、とりあえずそこらあたりに移動させておくだけにします。

今は桜が満開ですが、つまり杉花粉も最盛期です。また土日になると雨や風で
なかなか工事日に恵まれません。やっと風もなく温かい土曜日、とりあえず
ポールのトップからアンテナの撤去を開始しました。


ポールは足場を残して裸になりましたが、一緒に地デジ用の八木も
撤去しましたので、このままでは配偶者の強烈な不満を受けますので
なんとか夜までには受信できるようにしなければ、と考えましたが
屋根の高さだと、スカイツリー方向を鉄筋のビルがブロックしてしまいます。
それならむしろGP的なやつのほうがいいかもと思い、撤去した八木を
切り詰めて4エレにしてみました。

多少の指向性はあるようですが、それほどシャープでもないので、だいたい
スカイツリー方向で大まかに試行錯誤して、キー局すべてが60以上の強さに
なるように針金で固定しました。これなら集金人にもTVアンテナだとばれない
気がします。(なんで?)

932 タワー解体プロジェクト(3)   7K1PGA   2023/04/02 15:16        Reply

さて、体力面、安全面からDIY作業が可能であることはほぼわかりましたが、
「どのようにして」の部分が問題です。むろん、このタワーと同等の足場を
周囲に作れば可能なのはわかりますが、地上高15mの足場は、仮に4本で
作るとしても4mの単管が16本と継手が12本、横方面の連結を1mごとに
周囲に梯子をつけるとしたら最低1mの単管と継手が24個必要で、解体が
終了した後で、これらの処理にもかなりな手間とコストが発生しそうです。

では、足場を作らずに解体できるかといえば、例えば広い土地の一軒家なら、
木を切り倒すように、自分が下敷きにさえならなければ、一番下のセクションの
ボルトを外して、倒す方角へ長いロープで引っ張ってやればいいのです。
地上に倒れたタワーを電動レンチでばらせば一丁上がり。半日の作業です。

しかし、実際には猫の額ならぬネズミの額のような敷地の裏庭で隣家まで
2mかそんなもんで、こんなところでは倒すことすらできません。
たぶんよくて我が家、悪ければ隣家の屋根や外壁に多大な損害を与えて
あちこちに頭を下げて回る結果に終わるでしょう。

何日か寝ながら考えた結果…話は変わりますが、以前プログラミングで
どうしてもエラーが出て動かないとき考え続けた結果、寝ているときにも
半分頭が占領されていて、ふと「ん?あれをあーすれば」と正解に
たどり着くことがよくありましたが、このタワーの解体アルゴリズムも
寝ているときに出てきました。今のところ問題ない気がしています。

タワーの中心には先端のセクションだけセクション長2.4mより1.6m長い
鋼管マストポールが、このポールの軸を回転するローテーターに
設置してあります。これを回すことによって、指向性のあるアンテナを
目的方向に向けるためなのです。

この写真の下の方に写っているのがローテーターで、それからタワーの
先端を越してポールが突き出しているのがわかりますが、ローテーターは
このセクションの下端から70cmくらいの場所に設置されているので、
ポールはセクション上端まで1.7mは塔の中で、先端から突き出した長さが
2.3mということになります。

ということは、ローテーターを外してポールを塔の中へ下げていって、
この突き出した部分をゼロに、つまり塔の上端と揃えたときには、この
ポールの下端は、一段下のセクションに1.6m入り込むことになり、
このポールを下のセクションでしっかり固定してやれば、このポールが
先端セクションを解体する足場として使えることになるのです。

931 タワー解体プロジェクト(2)   7K1PGA   2023/04/01 17:58        Reply

書いたように、最近この家の補修を行ったわけですが、
外壁塗装のとき全周に足場を組むので、この工事を行うセキスイハイムに
「どうせ足場を組むんなら、ついでにタワーもチャチャッと・・・」
と試しに言ってみたら
「それはやりません(キッパリ)」と断られてしまいました。

現在は、屋根の様子を見るのにもカメラで見て実際には登らないという、
コンプライアンスか従業員の安全確保かわからないのですが、
大手の建築会社は、会社が定めた方式から決してそれることがないことは
今回の改修でよくわかりました。

では、タワーの撤去は業者を探すか自分で行うか、どちらかです。
業者に関してはネットやCQ誌などである程度さがせそうなのですが、
自分を冷静に客観的に見て、果たしてDIYでこのタワーを解体できるか、
これをしばらく考えてみて、どうやらぎりぎり、今ならいける、と
結論を出しました。

まず安全に関しては、この過去ログ741から745あたりに書いたように
ちょうど10年前、シートベルト素材でフルハーネスを自作して
アンテナの改修作業を行いましたので、少なくとも落下死は避けられます。

タワーの解体に関しては、6セクションのうち、地中の基礎コンクリート
と一体化しているセクションは、それこそプロがハツる以外にありません。
地上5セクションのうち、上の2セクションか3セクションを撤去して
屋根より少し低い5.5m程度の高さにしてやれば、とりあえず通常の
はしごでも解体ができるようになるので、それこそ誰かに依頼するのも
可能になると思いますし、むろんDIYでもいつでもできそうです。

930 タワー解体プロジェクト(1)   7K1PGA   2023/04/01 17:11        Reply

昨年は私にとって人生の節目ともいうべき年でした。
まず年齢が70代となり、どこから見てもバリバリの高齢者となりました。
また、30年以上同居していた義母が100歳で亡くなり
息子と娘もそれぞれ転居して彼らの人生の節目となりました。

今年に入って、この家の相続者となった私の配偶者は30年間で
ガタが来た場所の補修と今まで不満だった部分のリフォームを行い、
人が一人亡くなることに付随するあれこれにすっかり疲れ果てました。

そこで、この家をしみじみ眺めて、次なる高齢者が亡くなることを
想像したに違いありません。
「あんた、あのタワー、死ぬ前にちゃんと撤去してよ!」
「え?あれ、Tが(息子)なんとかするんじゃないか?」
「そんな危険なこと、誰に頼めばいいかもわからないじゃない。」
「うーむ・・・」

これは30年前、当時の大川端ローカル(両国界隈のハム仲間)に手伝って
もらって基礎の生コンを打って、当時40歳の私がDIYで建塔したタワーで
クリエイトのKT6Nです。1セクション長が2.438mの三角柱6セクションで
合計14.6mのうち1.8mが地中に入って地上高12.8mです。
これに4mのマストが、頂上からローテーターの位置まで約1.7mもぐり込みます。
ということは飛び出すマストが2.3mで、結局マストの先端が地上高15.1m
ということになります。

929 JA44のポジションインジケーター追試   7K1PGA   2022/07/24 12:37        Reply

約2年を経過して、3速だけ点かなくなりました。
元々夏の直射日光下でほとんど視認できない点を改良できないかと
思っていたので、エアコン用パテを除去してインジケーター部分を
取り出してみました。

すると、プリント基板の銅箔を切り取って作ったSMD LED+抵抗の
基板が3層くらいの薄層に分離して細かく割れていました。
やはりヘッドライト部分は日光などでかなりな温度上昇があるはずで
配線をまとめているテープの裏などもほぼペースト化していました。

つまり、こういうパーツは基板などでは全く耐久性がないことがわかりました。
それで、今回は昔のPC内部配線でおなじみのフラットケーブルを5Pの太さに裂き
ケーブルに直接SMDチップLEDをハンダ付けして製作しました。
抵抗も+側に1/8型240Ω炭素抵抗を一個だけ、ケーブルに直付けしました。
これで長期の耐熱性はかなり向上したはずです。また2年くらい後で
確認してみたいと思います。

視認性については、LEDの光軸がメーターに対して90度寝ているため
メーター本体をいじらない方式では、できるだけ途中でロスのないように
LEDを設置する以外ありません。
上の写真で4つ汚く開けた穴から見えているのがLEDの発光面ですから
これを下の写真の帯状に光っているメーターの透明部分にできるだけ
密着させて貼り付ける以外の方法はありません。できればメーターの軸面
に対して、45度くらいの仰角をつければいいのかもしれませんが
フラットケーブルに直付けする方式ではそこまで微妙なコントロールは
無理なように思われます。今後の課題ですね。

927 日本の裏側ブラジルから挨拶です。   jtknk_br   2022/06/25 21:10        Reply

初めて、お手紙しております。私はブラジルのサンパウロ州のガタパラ市モンブカ区という所に住んでいます。1973年に技術移住者として永住しております。一応電子技術者として来ましたが既に49年が立ちます。その間色々な事を経験しました。何となく親しみを感じメールしております。と申しますのはこちらに来る以前には江戸川区松本町に住んでおりました。もし良ければやり取りをしていますでしょうか 

928 Re: 日本の裏側ブラジルから挨拶です。   7K1PGA   2022/06/25 21:28     

書き込みありがとうございます。私は1971年に郷里広島県福山市から
大学進学で東京に来て、現在の江戸川区には32年前から住んでおります。
松本町というのは千葉街道が環七とぶつかるあたりですね。あの松本陸橋は
今でもなにかと通ります。あのあたりの江戸川区体育館でまさに1973年の頃
試合があったのを思い出します。たぶん同年代の方とお見受けしますので
また面白い話がありましたらお聞かせください。

926 光重合レジンが面白い(5)   7K1PGA   2022/02/06 17:07        Reply

前の文で「こんな仕掛いらないじゃん」と思ったわけですが、それは
この完成した回路で点灯させてみて、最初にLEDの電流制限抵抗を2Ωつけていた
のですが、どうも暗い、むろん紫外線は見えないのですが、このLEDはebayでも
Purple LEDと書いているように紫の発光もするので、それで判断する限りでは
いまいち暗いのです。それで2Ωをとって、電源の5Vを直接コレクタに流しても、
とても700mA流れている感じがしないのです。

ebayでの説明によるとVfが3.5V程度ということは、3.5×0.7=2.45Wとなり
2SD468Lは、0.9Wの最大コレクタ損失なので、C-E電圧が1.5Vで0.7Aでは
1.05Wで、焼き切れるかどうかというあたりですが、そんな気配もないし、
普通、パワーLEDを電流制限なしで光らせると数秒でもかなり強烈な発熱で、
長い時間では焼き切れますが、このLEDの場合30秒でもやや熱い程度なのです。
これから考えるとLED内部に抵抗が入っているのか、あるいは一番安いのを
買ったので3Wといいながら実は1Wタイプだったという、これが真相でしょう。

ま、どっちにせよ、じゃあこんな仕掛いらないじゃんと思ったのです。
つまり、以前に作ったように廃物のLi-ionを直結してしまえば、懐中電灯型に
できるし、今回のようにACアダプターも不要なのです。スライドスイッチを
タクトスイッチにすれば指を離せば消灯するので、照射時間も自在です。
またVfと電池電圧が同じくらいなので、大電流では電圧低下して消えます。
ただ一つ、対象物を両手で保持することができないのが欠点といえば欠点ですが
それを固定する方法ならいくらでもあります。

というわけで作ったのがこれです。
最終的には私の仕事用の即時重合レジン(青色部分)で放熱板、基板、電池を固めました。
これにガワをつければ完成です。Li-ion電池に直接ハンダ付けするのは危険ですから、
スポット溶接をしたニッケル板などを介してハンダ付けしてください。
スイッチの裏側に充電用ピンヘッダーコネクタがついています。

完成したものはかなり明るく、20秒程度でも発熱はそれほど大きくありません。
懐中電灯型ですから、暗い部屋でブラックライトとして、あちこち照らしてみれば
意外なものが蛍光を発してけっこうおもしろいです。殺人現場の拭き取った血痕
とかでぜひお試しください。

925 光重合レジンが面白い(4)   7K1PGA   2022/02/06 10:40        Reply

というわけで、それでは紫外線照射機を製作いたしましょう、という
わけですが、まず光源はなにか、と考えると、昨今は例えば秋月あたりでも
UV用LEDをいくらでも売っています。しかし、あの程度の光量ではたぶん
ボックスタイプでかなり長い時間の露光が必要だろうと、作る前から
予想できますが、私が作りたいものはせいぜい数秒から数十秒の露光で
固まるもの、つまり対象物が不安定な状態でも例えば指でその位置を
支えつつ光を当てればすぐにカチカチになる、こういうのが欲しいのです。

これに対してはおなじみのebayを探せばUV用のパワーLEDを売っています。
しかし、なにしろ眼にみえないだけに、迂闊に光源を直視してしまった時の
危険性も相当高いと思われます。
3W UV Purple LED Ultraviolet Bulbs Lamp 365nm High Power Light light-emitting
この語句で検索すれば、だいたい一個百円くらいからあると思います。

これさえあれば他に入手困難なものはないので、ダイソーのレジンの固まる
波長400nm前後ということで365nmのものを放熱板につけて、このような形で
光源部ができました。

一応作ったワンショットタイマー回路もつけましたが、これはこういう
回路で、要するに555を使って、ボタンを押すと数秒on後offになるという
それだけのものですが、このパワーLEDの電流は嘘かほんとかわかりませんが
700mAと言ってますので、CMOSタイプのLM555の出力である100mAではとても
足りません。そこでスイッチング用のトランジスタを使って1A程度は流せる
回路にしたというだけのものです。
電源は5V、Vfを3.5Vとして差の1.5V/750mAとして2Ω3Wの電流制限抵抗を入れます。

回路の説明や詳細は省きますが、この図のLEDはなし、電流制限用2Ωは直結、
ベース抵抗は150→20Ω、100KΩの抵抗は500KΩのVRに変更しています。
写真では基板直付けのタクトスイッチをリード線をつけてトリガーボタンにしています。
電解コンデンサは47μF、セラミックコンデンサは0.01μF、トランジスタは2SD468L-C-T9N-Kです。
これで0~25秒程度の照射時間が得られます。

924 光重合レジンが面白い(3)   7K1PGA   2022/02/06 00:56        Reply

イントロに続いていきなりブツを見せてしまいますが、もう手作り感満載の
まあ有体に言って非常に汚い仕上がりです。実のところ、最終的には
「こんな仕掛いらないじゃん」と思ったものの、途中でやめるのも残尿感が
残りますので、一応最後まで情熱なく作った、ほとんどバラック状態であることを
いいわけがましく言っておきます。

見てほしいのはその汚い仕上がりではなくさらに汚い「Trigger」の
文字なのです。これは黒の塗料をスプレーしたプラ箱にアクリル絵具で書いた文字
ですが、この赤い円の中央にある押しボタンを何回か押していれば
そのうち指で汚れて黒くなるか、絵具が剥げ落ちて読めなくなるのは
最初から想像できます。

こういうとき、それを予防するにはどうするか?文字の上にセロテープを貼る
というのが一番簡単ですが、さらに汚い工作です。私は従来こういうときは
木工用ボンドを塗っておきます。そうすると、翌日には透明になって硬化した
膜が完全に文字を保護し続けます。

この文字の周辺だけ光っているのがわかりますが、これが保護膜です。
ではこの汚い文字も木工用ボンドを塗ったのか?つまり、ここが今回の題名の
「面白い」ところなのです。これはダイソーの「透明レジン液」を塗って
もう一つの同じような照射機で10秒くらいUV光線を当てただけでカチカチの
保護膜ができるのです。「ネイル」と同様です。

ちょっと考えただけで工作にいろいろな応用ができると思いませんか?

923 光重合レジンが面白い(2)   7K1PGA   2022/02/05 23:43        Reply

ではこれのどこが面白いのかといえば、それは「即時重合」
それも「光線による即時重合」が面白いのです。重合というのは
先に述べた構造が長く鎖のようにつながった状態で、「レジン液」の時は
これが全部バラバラになっている状態で、この形を「モノマー」
鎖のように連なった状態を「ポリマー」といい、液体状のモノマーが
鎖のようなポリマーに変化することを「重合」といい。例えば私の業界で
入れ歯で見るあのアイボリーの歯やはぐきの色をしたプラスティックは
標準的には釜で煮ることによって重合します。あるいはこのモノマーと
ポリマーを混合して放置しておくと時間が経って重合したりします。
多くの接着剤はこういう形で重合を行うのです。

では即時重合というのは、この液体モノマーが即座に固まることを言いますから
例えば瞬間接着剤ではシアノアクリレート液が水の分子に触れることで
急速に重合します。あれのやっかいなところは望まないのに指についた瞬間に
固まってしまう割には、物体同士をつけようとしても固まらないことで、
固まるタイミングを自由にコントロールできたらもっと便利なので、
私は硬化促進剤スプレーを便利に使っています。

では接着剤ではなくガラスのようなアクリル樹脂を自由にコントロールできたら
という目的で開発されたものが「光重合レジン」で、これは液体に光線を
照射することで重合します。私の業界で使うものは「可視光線重合」つまり、
眼に見える、虹の色で言うと波長が短い「青藍紫」(515nm以下)あたりの光を使いますが、
今回のレジン液とかネイルで使うものは、それよりさらに波長の短い紫外線を
使います。この目に見えないUltraViolet=UVは太陽光には充分に含まれているので
眼にも肌にも有害であることはご存じのとおりです。

つまりこのレジン液は太陽光に曝しておけば固まるのですが、それでは自由に
コントロールできるとは言えません。そこで、紫外線の照射装置を使えば
固めたい時と場所で即座に固まってくれるのです。

では、この紫外線の照射装置を作ってしんぜよう、という長いイントロでした。

922 光重合レジンが面白い(1)   7K1PGA   2022/02/05 23:02        Reply

もしここを見ておられる同業者の方がいらっしゃいましたら
「今更何を言ってるんだ?まさか今までアダプティック?」と、
老齢の同業者にしかわからん話をしたりして、ますますわかりませんが、
ここでいう光重合は私の業界でいうCRのことでなく、昨今はダイソーでも
売っているレジン液のことで、それもいまいちわからなければ、それこそ
アホなネーチャンでも知っている「ネイル」に使うやつです。

一般の人にとっては「レジン?」と耳になじんでいない言葉でしょうが
要するに「アクリル樹脂」のことで、ホームセンターで売っている、
昨今はTVのトーク番組でも出演者を隔てている「アクリル板」がありますが
あれの素材を(というか、あの種のものを広く)レジンと言うのです。

ああいうものは「プラ」とか「ポリ」とか言う場合もありますが
プラスティックはどのような形にもなることで、ポリとは
同じ構造が鎖のように長くつながったものを意味しています。
今回のレジンが意味しているのはメチルメタアクリレートで
そのアクリル板も入れ歯も仮歯もほぼ全部これでできています。

ではなぜこれをダイソーで売っているのかといえば、この素材は
透明性が高く、液体が固まった後でまるでガラスのように見えるので
ちょっとしたアクセサリーを作るのに向いているのです。

921 JA44サイドカバー用ノブボルトの製作   7K1PGA   2021/11/15 11:32        Reply

私の記憶にあるカブは例外なくシートの下あたりに左右ある収納スペースの蓋は
素手で回せるノブで留めてありました。
これが初代1958年(昭和33年)スーパーカブC100とパンフレットです。


ところが現在は盗難防止の意味もあるのでしょう。ねじ自体がないか
あってもコインで回せるタイプのねじでとめてあります。

そこで、捜せばいくらでもあるノブボルトの製作ですが、捜しても
これより安価なものはまずないはずです。

仕入れはコーナンのレシートによると、2個ぶんで
八幡ねじ チェンジノブ 107円×2
ステン六角ボルト(M6x30mm) 52円×2
スペーサー(M6用30mm4本入) 110円×1    計428円  

加工としては、スペーサーを10mmの長さにカットすることだけです。
私は、リューターにつけたダイアモンドディスクで雑にカットして
汚いカット面をサンドペーパーコーンなどで研磨して、きれいな円筒形に
仕上げましたが、元のきれいな側を下側(サイドカバー側)にもっていく
ようにすれば、加工側はノブに埋もれてそれほど気になりません。

一見スペーサーは要らないように感じるかもしれませんが。これが
サイドカバーの浮き上がり高さを決めているので、これがないと、
いくらでもねじが締められるのでカバーの樹脂材料が割れてしまいます。

製作は、ノブにさしこむボルトとその蓋を固まるパテなどで埋めて
蓋の色や凹凸を目立たなくして色を塗りやすくすること。
スペーサーとビスの隙間もこれで埋めて一体化します。
固まった後にノブの蓋を塗装して終了。工作とも呼べません。

携帯工具や12V電源(エアコンプレッサー、照明、充電用USB端子)が
素手で取り出せるようになって大満足です。

920 前輪苦戦の反省と考察   7K1PGA   2021/06/25 17:49        Reply

後輪のタイヤ交換は1時間程度で終了しましたので、面倒なホイール回りの
脱着がほとんどなく、アクスルシャフトさえ抜けば外れる前輪では
30分もあれば終了する、と思って、実際その程度で作業自体は終了したのですが
ん?エアが入らない?何度確認してもエアが入らないので、バルブコアを交換
したり、いろいろ確認しても同じなので、またホイールを外してチューブを
出してみると、通常のパンクであれば、路面と接触するドーナツ型の外周に
開いているはずの穴が内周にそれも5mm間隔くらいで2つ開いているのです。


あるいはリムに接触する部分にリムテープの破損とかスポークの頭がとがって
突き刺さっているとかも考えましたが、とりあえずパッチを貼って補修して
エアを入れたチューブを水中に漬けて確認し、再度タイヤとともに組み上げて
・・・?まだエアが入らない?もう一度ばらして確認すると、やはり同じような
場所に穴が開いているのです。これはどうやら、自分で穴を開けているのだと
気づいて、再度パッチで補修して注意しながら組んでも・・・やはりエアが
入らないのです。結局これを5回繰り返して、どこで穴を開けているのか
観察して、いまいちわからないまま、この日の作業は未了となりました。


翌日、やはりチューブの劣化も考えられるので、新品(といっても2年保存)
で作業して、これに穴を開けた瞬間をほぼ自覚できました。前輪で失敗する
理由を考えると、後輪に比べてリムの幅が狭いこと、交換する新タイヤの
ビード部分が硬くて厚いこと、この2つが大きいと推測されます。

後輪でこういう失敗がないのは、タイヤ幅が広いために、歪む容量が大きい
ので周辺から押し込む力を加えるだけで、変形しながらリムにはまり込む
ことが充分期待できるのに対して前輪ではあまり大きく変形しないので
どうしても最後の部分だけはタイヤレバーを使わないと入らないのです。

そして、レバーの入るあたりにタイヤ内の空間がほとんどないために
どうしてもレバー先端部分にまでチューブが回り込んで、レバーを起こすとき
先端部にチューブを噛んでしまう。これを意識して作業してもなお
噛まないようにできないのです。

つまり「穴は作業中でなく最後の瞬間に開く」のです。
そして、このレバー下にせり出すチューブはどけられないのです。

どのようにやっても必ず噛むことがわかったので、結束バンドを使う方法で
簡単に解決しました。今回は写真の繰り返し使えるタイプを7本使って
最後にはまり込む部分をあえてバンドで結束した下にレバーを当てれば
絶対にチューブを噛まないので確実でした。

バンドはコーナンで10本入りが250円ほどで、何度でも使えるわけですから
携帯工具に加えました。最後の1か所だけ危険ということは、このバルブの
反対部分だけPPバンドで縛ってその場所でタイヤレバーを使って入れる
という方法でもいけそうです。これならば携帯工具に加えるバンドは1本ですみますね。

918 軽トラックで。   Qちゃん   2021/06/15 01:51        Reply

大変ご無沙汰しておりますが、お元気そうでなによりです。
子供達も成人し、久しぶりに夫婦でドライブでもっと思い立ち
軽トラックで温泉に出かけて参りました。
貴殿と共にした若かりし頃の想い出では、ターボを真っ赤に染め、
高速道を飛んでいたシルバーアロー号とホワイトホース号(笑
今では「100キロ/hは怖いな^^」などとビビりながらも伊香保温泉へ行ってまいりました。
コロナ鍋の平日で、人出も少なくのんびりと過ごせました。
状況が好転しましたら、お逢いしたいと思います。

919 Re: 軽トラックで。   Pちゃん   2021/06/15 10:37     

いやー、ご無沙汰ですねー!
なんちゅーても最後にお会いしたときにはまだ私にも髪がありましたからねー。
でもこうやって時々声をかけていただけるのもあのころ無線をやったおかげと
思っています。Oちゃんのほうは、もう全白髪のジジーで、マッチョな息子さんに
ときどき来ていただいてます。Qちゃんもあれですね「ご老公は諸国漫遊の旅に」
ってやつ。備後の国を通られたら寄ってください。ま、私はおりませんが。
また機会がありましたら、水野様の屋敷跡(現人形町)にもお寄りください。

917 JA44タイヤ交換   7K1PGA   2021/06/13 15:03        Reply

走行18000Kmを超えて、80Km/h走行でもあまり妙な振動やぶれがなくなって
安定してきたように感じています。全体にいい感じでエージングが進んだ感じです。
しかし、実用車とはいえ、毎日これだけの高速走行をしているわけですから、
スムースな走り心地=凹凸の無いボウズタイヤなのかもしれません。
で、見てみると、フロントはまだスリップサインまで1mmくらいありそうなのに
リヤはサインの場所すらわからず、下の層が露出しそうな場所さえあります。

現在のスーパーカブは純正品が台湾チェンシン(CST)の6016というやつです。

新品に比べると中心付近の模様が全部なくなっているのがわかります。

これでもいいのですが、それまでの純正品は井上ゴム(IRC)なので、今回は
IRC NF63 NR78 前後セットをモノタロウで7000円ほどで入手しました。
とりあえず時間がかかるリアを外して新旧タイヤを比較してみます。

せっかく外したので、真っ黒に汚れたホイールもちょっと洗って。


しかしこれ、購入直後に脱着練習をしたときはそれほど苦も無くチューブを
引き出せたのに、3年近く経つとゴムが硬くなって、ホイールからはずすのも大汗で
この調子だと、新タイヤをつけるのも苦労しそうです。やり方はいろいろあるのですが
今回は外したチューブを再利用するので、新タイヤにチューブを納めて軽く
エアを入れてタイヤでチューブを包むような感じで膝と体重で入れ込むという
方式です。新タイヤはまだ柔らかいので、入れるのはそれほど難しくないです。
一応バルブの位置を黄色マル印の軽点に合わせるのと、サイドに書いてある
回転方向だけを間違えないように注意します。


元通り組んだ後です。カラーのラインと無精髭が新タイヤらしくていい感じです。
路面への吸い付きがよくなった感じでソフトな乗り心地です。

916 JA44のチェーン交換と考察   7K1PGA   2021/05/16 23:44        Reply

今年の後半には新モデルが出ると言われているスーパーカブ110、JA44ですが
走行18000Kmを超して、この機種の問題点で常に言われるチェーンの片(偏)伸びが
そろそろ限界に近づいてきました。これはチェーンにかかる力が一定でないか、
各駒の強度が全部均一でないので、つないだ駒の合計長さが部分で違ってくるものです。
この駒は全部で100個ありますから、ギヤ歯数の半分、24を引いた76駒分が上と下で
各38駒分の長さでギヤ間を渡っているのですが、この38駒分の長さが場所によって長い時と
短い時で大きく違ってくるのをこう言うのです。

そうすると、多少は遊びがあるほうが望ましいのですが、遊びが大きすぎると
減速時に緩んだチェーンが周辺に当たってジャッジャッと音を立てるようになります。
あまり極端に緩むと自転車のようにチェーンが外れることも考えられますが、実際には
前ギヤのチェーン周辺をガイドプレートというもので囲ってあるので外れません。

自転車も同様ですが、例えば外装変速機があるタイプでは、あの複数のローラーで
この問題を吸収していますが、駆動ギヤが大きく、ホイールの小さいギヤ径を変えて
変速する自転車と違って、オートバイでは駆動ギヤが小さく、ホイールのギヤが大きいので、
ああいう仕掛では無理なのと、それ自体が非力なエンジンの妨げになるのでしょう。
そういうわけで、後輪の軸の位置で適度な張りを調節するという最も原始的な方法です。

これはすでに片伸びしたチェーンを強化型のチェーンに交換して上側のチェーンカバーを
かぶせる前の状態ですが、前ギヤ(スプロケット)を15Tに交換した場合、100駒のチェーンは
後ろホイールを最大限に前に入れないと入りません。チェーンが入ってからこの目盛を
見ながら遊びが1~2cm程度になるように調整すると目盛はこのあたりになりました。


スーパーカブの整備書や解説動画では左右のチェンアジャスタをこの目盛で同じ位置に
来るように注意することと必ず言っています。ところが、これが思うほど簡単でないのです。
基本的には左側のアジャスタで張りの調整をしますから、この場合ですと1本目と2本目の
間で、仮にこの5本を0~4と数字を打つと、左側のアジャスタ前縁は0.5のあたりと
いうことになります。

では右側も0.5あたりにしてアクスルナットを締めようとするのですが、どうも右側は
チェーンに引っ張られている感じがしないばかりか、若干アジャストナットが浮いている
様子で、こんなんで本当に調整できているかはなはだ心許ない感じです。それで素手で
そこそこ抵抗が出るあたりまで回すとアジャスタ前縁は1.5あたりまで行ってしまいます。

これはなぜか考えると、このチェーンと前後スプロケットの関係を模式図にすると
こういう感じになります。これを真上から見たのが下側の図です。

A,Bがおおむねアクスルナット/チェンアジャスタの位置とします。
これを真上から見た場合の図を地面に突き立てたスコップと見立てると、Aまで硬い土に
突き刺してある場合ても、Bの位置を手で容易に動かせるのが梃の原理の基本です。

逆に、後ろスプロケットの外周が少しでもチェーンの動作線から外側になると
その力でB点には前に引っ張られるのでなく、むしろ後ろ向きの力がかかることすら
容易に想像できます。昔のレコード盤を考えるとわかるように、円盤が回転していると
外周ほど大きくゆがみが生じて理想の回転面からぶれます。前後のギヤとチェーンとが
すべて理想的に同じ平面で回転しているとき、後ろのギヤ外周が左右にぶれると、
その都度、この図で言うB点にかかる力の向きは不定になるのです。

それで、右側のチェンアジャスタに後ろ向きの力を防止するナットを入れてみました。
現在は0.7くらいの位置で固定して、この位置で左のアジャスタをそれに近い値になる
ように調整するので若干面倒になりましたが、全く抵抗がない感じの右側を
適当に止めて、調整ナットが浮いている状態でアクスルナットを締めこむより、
二重ナットをちゃんと締められるので位置決めと脱落防止が容易になると思います。
しかもこのナットは緩んでも脱落しませんから、アクスルナットを締めた後なら
これが動いたとしても全くかまわないのです。

914 JA44のポジションインジケーターLED変更   7K1PGA   2020/09/27 12:03        Reply

渋いと自画自賛するのはいいのですが、渋すぎて自分にも見えません。
夜はまあいいけど、日中は見るために真上からのぞき込むように
頭の位置を変えるのが癖になりそうで危ないので、どんな環境でも
ちらっと視線を動かすだけで認識できるように、LEDを高輝度型に替えました。
LEDはSMD1206-Gで、発光面も熱収縮チューブより引っ込んでいますから
この「シグナルランプASSY」をメーターパネルに完全に密着できます。
回路に50mA以上は流れないので0.5mm厚の基板にチップ型の緑を直接
ハンダ付けしてユニット構造もやめて細く作りました。
パターンを作れば簡単ですが、基板露出部分に熱を加えてアーチ型に曲げる
為に、銅箔をはがしてランドを残すやり方でLEDと抵抗を配置しています。

また、夜はメーターガラスに反射して広い範囲で光るので、部分で直感的にわかるように
配置を拡げて、左端、左上、右上、右端という感じにしました。
アーチ型に曲げているのは、メーターの上縁に密着するのが目的ですが、
両端が浮くので、これを押しつけて固定します。この時に断線しないようにするのが
上記の、基板パターンでなくランドで作った理由なのです。



固定にはレジンでなくエアコン用のパテを使いました。

防水性や耐候性が増したうえに、非硬化なので除去が簡単にできるという
特長もあります。
写真は曇天の正午ですが、これだけ視認できれば全く問題ありません。



913 JA44のポジションインジケーター製作(3)   7K1PGA   2020/09/22 23:15        Reply

こういうものは面倒でも外装の分解から始めるのが常道です。
まず1.ヘッドライト下のフロントカバーをねじ1個で外す
2.このとき、運転席側のカバーのねじを2個外してキーの周辺を
広げたりしてこちら側のカバーも外す 3.レッグシールドのねじを
左右3個+中心のタンク側1個外してシールドを広げながら外す
4.運転席真下のフロントカバーをねじ1個で外す。5サイドカバーを
左右、外側内側計4個のねじで外す。6.センターカバーの中心を留めている
シートに隠れているねじを外し、タイヤに沿うようなカーブを左右2個づつ
同色のプラスチッククリップ中心を押して外す。

これでとりあえず本体側のコネクタと配線をヘッドライトまで取り廻す準備が
できたので、前記のようにニュートラルだけ出ている矢印のコネクタに
周辺4か所の電極を仕込んで、ここは終わりです。


ヘッドライトは下の2本のねじを外して下側を前に出してから下方に
外します。これでメーター内側の透明部分から光が透けているので
この部分に上記の「シグナルランプASSY」を当てれば、ちょうど左右の
ねじ部分の隙間に入り込んで、何もしなくても行けそうですが、
一応そのねじ部分に即重レジンで固定し、本体から来た配線と
接続します。4Pコネクタを入れるつもりでしたが、配線に余裕があるので
やり直す場合もほどくとか、接合部をカットするとかでいけそうなので
ねじり接続と熱収縮チューブで処理しました。

黄色い電源線はヘッドライトからもありですが、ACC電源にするには
キーオンしたときに12Vが流れる場所が、割合近くにありますが
勘の鋭い人というか、これに関する犯罪者にはみな周知だと思いますが
その場所からとってきました。そりゃそういうもんですから、そのそばに
あります。これに関しては図解説明はあえて割愛します。

というわけで、完成したのがこれです。どうですか、この渋さは!
まるで羽織裏の渋い模様のように、たぶん何も言わずにこのバイクを
他人に貸したとしても、これに気づく人はめったにないでしょう。
「Super Cub」のロゴを囲む線の左端が1、右端が4というわけです。
ウーム渋い!まあベテランの味と自賛しておきます。



912 JA44のポジションインジケーター製作(2)   7K1PGA   2020/09/21 15:00        Reply

ポジションのシグナルは日本モデルでも当然出ています。
そんなところまで別に作る意味がないからです。これはシート真下の左側の
スプロケットカバーの上あたりに、110型9極コネクタというやつで
本来ニュートラルと4速分の計5本の信号がミッションから来ていますが
メーターに達しているのは中心のニュートラル一本だけで、つまりここで
4速分の信号は終わっているのが日本国内仕様なわけです。

終わっている場所は、9極コネクタの角の4か所で、本来は5か所がギヤに応じて
GNDになるというものです。つまり、ここで終わっている4つの信号を
メーターにまで伸ばしてやれば、本体の配線は終わりです。
実作業としては、写真と同型のコネクタのこの4か所が、現在未使用と
なっているので、この場所にこの電極を奥まで差し込めばいいのです。


メーターは先人のものを拝見したのですが、色を変えるのはいまいち
気持ちが進まないし、7セグLEDで外付け数字表示もあまり気にいらないので、
メーターの内側のへりの透明部分だけが、はっきり違う部位が4種類、
地味な色で光るというものを目指します。

メーターの内縁を紙で記録してきたものにあわせてエンビでおおまかな台を作り
ここに黄緑の小型LEDを配置するという方向です。

これがおおまかな設計ですが、LEDの順電圧を2Vとして回路電圧10Vに対して
50mAを流すには200Ωで、切り替えることを考えれば、電源側に1個の抵抗で
問題ありませんが、ユニット構造ということで、同構造のLEDセットを4組
配置しました。コードの色で判断できるように+12を黄色、カソード側が
上記のコネクタから伸ばした1~4の信号線なので、世界的に標準の色
1白2黒3赤4青5黄6緑に準じて、白黒赤緑4芯のシールド線を使います。
なにを隠そう、昔のマウスのコード廃物利用です。

金属部分が露出しないようにホットボンドでくるみ、全体に熱収縮チューブを
かぶせて「シグナルランプASSY」という感じに仕上げました。
実のところ、まだJA44本体を分解せずに作業を始めてしまいましたので
果たしてこれがメーターパネル内面にちゃんと配置できるかどうか
わかりませんが、工事は格段に楽になるはずです。

911 JA44のポジションインジケーター製作(1)   7K1PGA   2020/09/20 23:46        Reply

まもなく購入3年を迎えるスーパーカブJA44ですが
チェーンが伸びる以外にこれといった不調もなく、当初は怖かった
ドラムブレーキの利きの弱さやスポークタイヤの高速性能の弱さも
走行1万4千Kmを迎えて、それなりに落ち着いてきました。

現在は強風の橋の上で80Km/hを越してもそれほどの恐怖感は感じなく
なりました。まあもう少し剛性があった方がいいとは思いますが
基本的にノーマルで長く乗り続けるべきバイクだと思います。

しかし、そのエンジン特性から、前スプロケットを15Tに替えてもなお
70Km走行していると、「幻の5速」に入れますし、エンジンブレーキ
を強烈に利かせて停まっても、出足は2速だったりします。

海外モデルでは全部標準装備のギヤポジションのインジケーターが
欲しくなるのはこういうときです。ほぼ週に乗る100Kmに1回くらいですが、
これまた基本的には体感だけで適したギヤを効率よく使うのがベテランの味
というものです。最初に乗ったカブから52年くらいですか、途中はいろいろ
替わりましたが、バイクを中断したのは5年程度で、まあベテランを自称しても
それほど恥ずかしくないかもしれません。

910 ジャノメJP510M糸通し修理(2)   7K1PGA   2020/08/05 13:54        Reply

まず、どういう仕掛で糸が通るのか分析します。そうでなくても老眼で
細かいところが見えないのに、どこから見ても照明の影になって
しかも故障後の状態なので、どうなればいいのかがよくわかりません。

赤い→が針穴の位置で、穴の中に細い金属がはいりこんでいるのが
見えますが、これが下向きのフックになっているのが正常な
状態ですが、多くの故障品では、まっすぐに伸びているか
先端が折れてしまっています。今回は折れて短くなっています。

つまりこのフックの部分に同等のフックを作ってやればいいのです。
まず、この糸通しのユニットをはずしてみるとこういう感じになっています。

これを分解するとこのように2枚の板を重ねてビスと長方形のナットで
プラ部分に固定してあります。これはすでに修理した後の写真なので、
赤丸部分にフックが再現されているのがわかります。

要するに、この金属板一枚の問題で、こんなもん300円で一般販売
するべきものでしょう。これが機能しないだけで、かなり大きな
買い替えの動機になりうるということなのかもしれませんが、
「メインテナンスできない機械はクソである」と思います。

それで、私が行った修理を図解します。
これが故障前の状態、先端部は直角に曲げてあるので透視図です。

これの先端部分を切り取ってフックの付け根に相当する部分に
直径0.5mm程度の溝をダイヤモンドディスクなどで切っておきます。

0.5mm程度の硬金属線(ピアノ線とか硬ステンレス線)をこのように
曲げてフック部分を復元します。先端は長円のミシン穴に合わせて、
ある程度の削合、研磨をする必要があると思います。

位置が決まったら瞬間接着剤で固定して、元のように組みます。

ワイヤーの厚みをもう一枚の板と長方形ナットでずれないように
締め込み、元通り組んでフック位置と針穴の位置を一致させるように
微調整します。完全に機能が回復しました。

誰にむけてかわかりませんが、ざまーみやがれ、てやんでぃ!

909 ジャノメJP510M糸通し修理(1)   7K1PGA   2020/08/05 09:51        Reply

今はどうか知りませんが、私が小学生だった半世紀以上昔には家庭科で
一応の裁縫とミシンの扱いの実習がありました。今のような電動式ではなく
大きな鋳鉄製のプーリーのクランクを足で煽るように踏んで回す方式で
その後自転車少年になったころには、家にもあったこのシンガーのミシンで
はき古したジーンズから、フロントバッグを縫ったりしたものです。

そういうこともあって、今でもちょっとしたものはミシンで縫うのですが
今回の畳べりには非常に苦労して、持病の胆道鬱滞を起こして終わるのも
恒例のようになってきました。写真にも写っているのはジャノメJP510M
という家庭用の標準的な機械で、今はこういうもののほとんどが昔の
ミシンのようなボビンケースでなく、水平ガマで下糸を扱い、上糸だけで
糸調子を加減する仕掛で、この機械も上糸の自動モードで、普通の
縫物であれば、なにも考えずに使えます。

現代のミシンで一番ありがたいのは「糸通し装置」で、針に糸を通す作業は
老人には難しいのは誰でも知っていますが、一度も近視になったことがなく
40代の中ごろから老眼になった私には、10cmの距離ではほとんど針穴も
まともに見えません。それが、この装置で簡単に糸を通せるので、縫う前の
セッティングは昔に比べるとずいぶん楽になったのです。

ところが、この糸通し装置、ちょっと使い込むと例外なく故障して使えなく
なるのです。そして、簡単なパーツ一つなのに、標準化も交換部品の販売も
全くないのです。針や糸やボビンがほぼ全部のメーカーで共通なのに
この糸を通すフックは規格も形もばらばらで、しかもメーカー修理以外の
方法がほぼないのです。

「ようがす。そんならオイラが・・・」となるのは必然というものです。

908 竹カーペット縁交換   7K1PGA   2020/08/02 11:56        Reply

夏場は毛のカーペットよりも畳とか竹のほうがさらっとして涼しいので
細い竹でできたカーペットを、もう20年くらい使っていますが、
この周辺の畳縁(たたみへり)がところどころ擦り切れてぼろぼろになって
しまい、まあ1万円かそこらの製品なので、替わるものを探したのですが
販売元にも、NとかHとかの大型店にも、ネットにも、近いものはあるのですが
この3畳で区切りがないタイプはありません。

しかし、考えてみれば本体はそれほど傷んでないので、縁(へり)だけを
交換すればいいので、畳店に持ち込んで縁を交換してもらうというのも考えた
のですが、だいたい畳1枚ぶんで3~4千円というのが相場のようで、これの
長辺が2.4mということを考えると、断られないとしても1万ですめばいいほう
だと思います。また、そこまでするほどの愛着もないのです。

「ようがす。そんならおいらがやってのけやしょう」
と仕掛人になってあれこれ仕掛を考えた末、ミシンそのものが移動する方式で
なんとかいけるのではないかと思い、コンパネにローラーをつけてミシンの
送りに合わせてミシンを手前に引く方式です。と、書けば簡単ですが、
縁を買った後で作業ができなかったら後悔にさいなまれることは確実です。

縁は「ナカジマ 畳へり 【花】 約7.8cm幅×10m巻 THF-24」という
青を基調にして比較的生地の目が詰んでいるように見えるものにしました。
必要なのはだいたい8mくらいなので、これ一本でできます。

まあこういう感じで縫っていくわけですが、さすがに簡単にはいきません。
布を縫うのにくらべると、竹を破る力と裏地のゴム入りマットで、ジーンズ
3枚くらいの抵抗がありますが、竹は表面を破ると無抵抗で、これも16番の針だと
かえってその太さで突き破る前に止まりがちになります。むろん細い針だと
負けて折れるし、そもそも、竹の表面が滑るので、全く布押さえて止まりません。

上糸を一番強くしてなんとか縫いきったのですが、ところどころで止めないと
2.4mを端から端まで一気には縫えません。すると、止めたあたりで裏側に糸がもつれて
写真のクリップの右側あたりに、3か所くらい見えているようなもつれが残ります。
最初の一回が大変で、試行錯誤3時間、あきらめかけましたが
なんとか形になりました。

端は裏に折り返して接着します。木工用ボンドで硬化中です。
もう一回やればもう少しスマートにできる自信がつきましたが、たぶんそういう
機会もないでしょう。なんの役にもたたない記録ですな。

907 無線局免許状更新   7K1PGA   2020/04/07 15:15        Reply

35年目の局免更新を行いました。この5年間もQSOは0件ですが、このBBSの
タイトルでもありますし、設備そのものはまだ生きていますので、看板を下ろす
わけにも行きません。首都圏の緊急事態宣言が出される予定でもありますので
その前にと思って九段の総合通信局に免許状の受領に行きました。
今回の期間が終わると開局40年になりますので、あるいはこれで終わる
かもしれません。ローカル各局には引き続きよろしくおつきあいください。

906 廻り縁(まわりぶち)の補修   7K1PGA   2019/12/02 23:27        Reply

我が家は築27年のセキスイハイム パルフェという、そこらへんを一周
すればどこかに1軒はあるようなありふれた軽量鉄骨家屋であって
個人的には、これでよかったと満足しています。工場で作られるので、
この機種というべきかもしれませんが、このタイプは、陸屋根を
ガルバニウムの波板で葺いていますので、非常に軽量で雨漏りも
まず考えられません。

ところが、我が家に限っては、北側に隣家(というべきか大会社の社宅
マンション)があるために「北側斜線」という問題があるのです。つまり
我が家の影が北側にある家屋の採光をさえぎってはならないというもの
ですが、そっち側は社宅の庭で、住居は全くありませんし、これから先に
建物も建たないはずですが、法は法ですから仕方ありません。


標準的に建てば非常に完成度の高い設計なのに、屋根の北側を「面取り」
してしまったために、北東と北西の角が庇が全く無いウイークポイントになって
しまいました。本来家の換気を良くするためにあえて天井と外壁の間に
設けている隙間から暴風雨の横殴りの雨が侵入してくるのです。


それで、室内側はどうなるかというと、外壁と屋根の境目あたりから
侵入した雨水が、今度は内壁と天井の境界あたりに侵入してくるのです。
天井のボードには断熱材が載っていて、壁のボードの先端あたりは天井の
ボードとわずかな隙間があってこれで建材の通気を行っているのでしょうが
そこに空気ではなく水が侵入して来たときには、室内側の壁と天井を仕切る
廻り縁の周辺が水を含んできて、量が多い時には室内の壁紙の上端から
水が壁を濡らして来るのです。それを27年繰り返したことによって
この面取りの角に相当する廻り縁が浸水膨潤してねじれてふくらんだ
形になってしまいました。

これは北東の角ですが、寝室のある北西の角もほぼ似た状態になっていますので
この水が垂れた跡がついている壁紙を張り替える前に、この部分の廻り縁を
斜め部分を20cm、水平に移行する部分を5cm水平部分を90cm、切り取って
除去しました。膨らんだ本体は層状に剥げる紙かパーティクルボードのような
材質で、その表面はダークウオルナットのフィルム貼りで仕上げてあります。

そりゃ膨らむわけだ。本物の木材は膨らんでもまあ5%程度でしょうが、これは
倍近く膨らんだ部分もあります。そこで、変形してない部分を切って
この断面を計測してみました。この図は上下が逆になっていて、角が面取り
してある部分が室内の下側になります。それぞれ5mm程度端から切り取ってある
部分が天井壁紙と、垂直面の壁紙上端が入り込むスペースです。

この39.5×18.5mmというサイズを見て、これはツーバイフォーの系統だなと思い
調べてみたら1×2が38×19mmでほぼ同じです。

しかしSPF材ではあまりに白過ぎるので、オリジナルと同じような
ダークウオルナットのフィルムを貼ることも考えましたが、オリジナルのような
圧着でなく接着剤で貼り付けるやりかたでは、経年劣化や耐水性に不安が
あり、そこだけを後から補修するのは逆に難しいので、できるだけ似た色調の
油性塗料で塗りました。

これで北西の角を仕上げて、窓からコーナーを含めて100cmぶん壁紙も
張り替えたのがこの写真で、角は天井壁紙も剥げて裏がカビだらけ、下地の
石膏ボードも一部崩壊していたのをいいことに、この穴から手を突っ込んで、
手の届く範囲の外壁側の隙間にエアコンパテを詰めまくって防水を図りました。
廻り縁を留める構造材の上の隙間もジョイントコークでシールしましたので、
少なくとも今までよりは防水性が増したはずです。


遠目に見ると、ほぼ見分けがつきませんが、実際にはこういう感じで
継いであります。斜め部分は30cm+5cm程度なので、変形して除去した廻り縁から
剥がしたフィルムを接着剤で貼り、水平部分は継ぎ目だけにこのフィルムを貼りました。

石膏ボードの穴は竹ひごをわたして壁補修パテで修復しましたが
天井壁紙が腐食していたこともあって。ビシッと平面にならず、若干だれた
感じに終わったのはやや残念ですが、まあパッと見には充分きれいです。

905 100VLED電灯の製作(5)   7K1PGA   2019/09/11 12:58        Reply

さて、あまりにも長い前置きだったのですが、実際あの電灯線というやつを
甘く見てはいけません。私が電気工事士を取ったのも、何度も火事を
起こしそうになったあれを専門家はどのように扱っているのか知りたかった
というのもありました。

それで製作したのはこんな回路です。

ブリッジダイオードとフィルムコンデンサのどちらを電源側にするべきか
考えたのですが、小型ブリッジダイオードは耐圧はいくらでもありますが
電流は、これで1Aまでとなっています。要するに怖いのは電圧ではなく
電流なのです。それでこの回路ではまずコンデンサで31.4mAにしたうえで
突入電流の保護を1KΩの抵抗で行っています。

怖いのは電流であって電圧でない、というものの、やはり100VはLEDには
扱いにくいです。そこで、LEDを30個直列で使うことにします。製品でばらつき
があるでしょうが、おおまかに言ってこれで90V程度の電圧を消化できます。
そうすると抵抗にかかる電圧も0~50V程度と思われるので、最大で
50V×31.4mA=1.57Wですから3Wの抵抗であれば楽勝です。若干の発熱は
しますが、基板の銅箔部分である程度放熱するでしょう。


試作品ですから、1cm間隔でパターンが切れている5mm幅の生基板に
15個のLEDを直列に半田付けしてこれを2個使って、これを放熱用
両面テープで、これまた生基板を削ってランドを作った雑な回路基板に
貼り付けるという粗い工作ですが、けっこういいバランスでできました。
LEDの配置を同心円状にしてE17電球タイプに作って見たいと思います。

904 100VLED電灯の製作(4)   7K1PGA   2019/09/10 12:08        Reply

というわけで、リアクタンスの理論武装がだいたいできたわけですが
さて、ではコンデンサを買いに・・・行けば、あまりにも種類がありすぎて
どれを買えばいいかわかりません。

まず、これは交流回路に使うものですから、極性が決まっているコンデンサは
使えません。というわけで電解コンデンサとタンタルコンデンサはパスします。

そうすると残るのはセラミックコンデンサとフィルムコンデンサということになります。
これ以外の種類は今回めざす「ダイソーに勝てる安価な100V照明」に使えそうも
ないので、この2つに要求される条件は
1.200V以上の耐電圧であること
2.静電容量の変化がないこと
です。
特に容量については少し増減しただけで電流が変化してしまうのですから、経時的な容量低下や
温度の変化で容量が大きく変化しないことが必要ですが、セラミックコンデンサの
最大の欠点が、この容量の変化ですから、これはパスするしかありません。
というわけで、この用途にはフィルムコンデンサを使うことに決定しました。


次にLEDですが、照明に使うにはパワーLEDが一応考えられますが
これを使うとなると、電流が400mAくらいまでですが、前述のエクセルで
計算してみると、12μFのコンデンサが必要になり、かなり大きなものを
並列で3個くらい必要なのと、放熱を厳格に考えないと、100Vでは火災を
起こしかねません。また、安くなったといえ放熱板まで考えると、それほど
手軽なデバイスとは言えずダイソーと勝負できません。ま、勝負する必要も
ないのですが。

そこで、昨今安価なシーリングライトなどに多用される面実装タイプの
チップ型LEDを考えます。これならebayで100個180円くらいですから充分
ダイソーと勝負できます。

Max Forward Voltage::3.2-3.6V    Forward Current:120mA
ebayの商品の説明文は全部使いまわしなので、これが正確かどうか
はわかりません。
実際に電気を流してみて計測した結果からスペックを読みとって
残りの袋に書いておく。これがebayとつきあうコツです。
このLEDは最大でも120mA以下でつかうものですから、ブリッジダイオードは
1Aの小型のもので充分です。というわけで総計150円のパーツ表です

パーツ表
LED:100PCS SMD 5630 / 5730 Big-chip 0.5W High-Power Warm white LED Light TO
   Item ID: 123543343356  100個入り 185円
フィルムコンデンサ:1μF 250V aitendo 2個入り 100円
抵抗:1KΩ 3W1% 金属皮膜抵抗 aitendo 10個入り 50円
ブリッジダイオード:400V 1A aitendo 5個入 100円
生基板、放熱両面テープ、1回路2接点小型スライドスイッチ

LED60円、コンデンサ50円、抵抗5円、ブリッジ20円、スイッチ10円、計145円

903 100VLED電灯の製作(3)   7K1PGA   2019/09/09 21:51        Reply

交流100Vに対して抵抗で電流制限する方法を考えますが、その前に
仮にこれが直流100Vで15mA流すとすると、100/0.015=6666Ωですから6.6KΩの
抵抗を使えばいいのです。しかし、この場合でもLEDの順電圧が3Vとして97Vの回路電圧です。
では実際の交流100Vはどうなのかというと、100Vというのは 実効値であって、
ピークは141Vです。このピーク時に抵抗にかかる電力は、138(V)×0.015(A)=2.07(W)
ということになりますから、3W以上の抵抗が必要で、なおかつ2.07W相当の
発熱があるはずです。

これを考えると、15mAで3Vすなわち0.045W相当の灯りをともすために2.07Wの
発熱をする、言い換えると回路の電力の98%が抵抗の発熱というきわめて効率の悪い
照明であるといえるでしょう。というわけで、抵抗での電流制限ではなく、
コンデンサのリアクタンスによる電流制限を採用しましょう、という話になるわけです。
リアクタンスは見かけ上の抵抗なので、基本的に発熱というエネルギー消費がないからです。

ところでリアクタンスとはなんでしょうか?コンデンサの記号は見た通り
線がつながっていません。イメージとしてはあの2本の線の間に少し電気が
溜まっているという感じでしょうか、これのことを静電容量といいます。

例えば水槽の中心を板で仕切ると、片側に発生した波紋はもう片側に伝搬
しませんが、板ではなく、水で満たしたナイロン袋のようなもので仕切ると
この水袋を介して波紋はもう片方の水槽に伝搬する、こういうイメージです。

かえってわかりにくくなったかもしれませんが、要するにコンデンサは
直流は伝わらないけれど交流は伝わるのです。そしてこの交流における
電流を伝わりにくくする要素。それをリアクタンスといって、容量が
少ないほどリアクタンスが大きい、つまり電流が小さくなるのです。

では50Hzの交流100Vにおいて15mAの電流になる容量はどれくらいでしょうか。
Xc=1/2πfc(リアクタンス=1/2×パイ×周波数×静電容量)から100Vにおける
電流I=100/Xcとなります。こういう計算においてマイクロファラッドや
2×50×3.14×0.47×10のマイナス6乗分の1とかやっていると
絶対に一桁二桁まちがってしまうので、もうエクセルで簡単な表を
作って計算することにします。

902 100VLED電灯の製作(2)   7K1PGA   2019/09/09 12:11        Reply

しかし、LED一個を点灯させるために、物によっては千円以上するトランスと
これらのパーツを使うのは「牛刀で鶏を割く」感じがします。ダイソーなどでは
LEDナツメ球や100V用LED電球を300円以内で売っているではないですか
あれの回路はどうなっているのでしょうか。

結論から言うと「コンデンサのリアクタンス」で電流制限をしています。
ただし、LEDは逆電圧と突入電流に弱いので、基本的にはこんな回路に
なっています。

ここで逆方向に2個のLEDを配置していますが、これの意味は
正電圧期と逆電圧期で交互に点滅する、言い換えれば逆電圧をLEDで逃がしている
ということですから片方は小型のダイオードでもいいのです。
そして、1KΩの抵抗で突入電流から保護しているのですが、この抵抗には
それ以降も電圧がかかり続けるので電力相当の発熱があります。

この回路でLEDを点灯するとかなりチラチラします。それは一秒間に
50回点滅しているからです。これをブリッジダイオードを入れて
100回にしてやれば、人間の目にはほとんど点滅を認識できません。
その場合は逆電圧保護のダイオードは不要です。

901 100VLED電灯の製作(1)   7K1PGA   2019/09/09 11:16        Reply

LEDを点灯させるにはその順方向電圧(Vf)より高い直流電流を、
制限して与えるのが基本です。例えば1つのLEDなら5Vの電源で
Vfが3Vなら、差の2Vに対して15mA程度の電流になるように
2/0.015=133Ωの電流制限抵抗を入れれば普通に点灯します。

しかし、電灯線の交流100Vでこれを点灯させるにはいろいろな工夫が
必要で、一つには100Vの電圧をどうやって3Vくらいまで下げるか、
という点ともう一つにはどうやって直流に整流するか、という問題が発生します。

交流を直流にする一番簡単な方法はブリッジダイオードを使うことです。
これを使えば脈流ながら粗い直流が得られます。その後、コンデンサーで平滑化
トランジスタやダイオードで安定化電源にする手法が一般的です。
このような整流をする前に、変圧トランスで12V程度の交流にしておくというのも
よく行われる手法です。こうやって得られた低い直流に対して、前述の
電流制限をしてLEDを点灯させるのです。

これが直流電源回路の基本形で、トランス→ブリッジダイオード→
電解コンデンサで、12V程度の直流が得られるので、これを3端子レギュレータで
目的電圧を得て、更に電解コンデンサで安定化しています。

900 強力電池式ドリルの製作(2)   7K1PGA   2019/06/16 19:01        Reply

製作について多少の詳しい説明を。
1.モーター
マブチRS-380PHは全くサイズは同じですが、補助ヨークという表面の
金属カバーがないのと、多少トルクが低い気がします。ネジ穴やシャフトも
全く同じなので、互換性はありますが、価格は800円くらいと4倍です。


2.電源・電池
電池は直接ハンダ付けして使うのでショートしないようくれぐれも注意してください。
毎回書いているようにLi-ionは発熱爆発の危険性が高いことを充分に理解して
工作してください。
電池だけでなくACアダプターでも使えるようにDCジャックを尻につくりました。
モーターの仕様的には9Vまで入力できますが、コネクタを極性統一の
区分2(3.15V~6.3V)用にしてあります。

配線はスピーカーとイヤフォン端子と同様に、普段は電池と短絡、DCプラグを挿すと
電池ラインのマイナス側はオープンになります。

Li-ion充電用端子を、aitendoの充電基板キット(299円)で製作した
USB充電器で使えるようにピンヘッダとソケットで作ってあります。
充電回路を内蔵してACアダプターで充電というのもあるでしょうが、今でもそこそこ
重いので別にしました。


3.チャック
これを露出させると、ドリルビットの交換は簡単になるのですが
ペングリップで操作するのが難しくなります。市販のリューターのように
簡単に交換できる仕掛けがあればいいのですが、現在はこのツバ管を2本の
ネジで外すか、モーター軸のイモネジを六角レンチで外す穴を設けるしかありません。
なお、このツバ管を留めているネジですが、M3でなくM2.6です。また、
穴から2mmも入ると回転子に接触しますので、長さを切るとか、ワッシャで浮かすとか
配慮しないと回転も阻害するし、異音も発生します。


4.ドリルビット
ebayで探すときには「PCB drill carbide CNC」などで検索をかければ10本200円台から
いろいろな種類がみつかるでしょう。またチャックは「drill chuck 3.17mm 2.3mm」
などで探せば100円くらいから各種見つかるでしょう。いずれの場合もモーターの
シャフト径が2.3mmで、ビットの軸(shank)径が3.17mm(1/8インチ)であることを
明確に意識してください。
また、チャックは2.5mm~3.17mmの範囲で使えますから、この範囲であれば
普通のHSSドリルビットなども使えます。ただし、長くなるので、先端が
ぶれるのと、太くなるとトルクが不足しがちなので高い電圧が必要です。
あるいは、チャックの内筒(ドリルをつかむ三つ割部分)だけ5種類くらい
ついたセットもebayにあります。300円くらいですから、
木材のようにドリルが頻繁に折れるときは、これで普通のドリルを
使う方が精神衛生的にはいいと思います。

5.ケースその他
これはどれも買っただけでは使えません。内面を削り落としたり、冷却穴をあけたり
シャフトに電池が接触しないよう加工したり、スイッチやコネクタ穴を設けたり
接着したり、色々加工する必要があります。ちなみに、今回の完成品の写真で
尻部分の黄色ケースは点鼻薬のキャップです。こういう工作が最も少なくてすんだものを
紹介しているにすぎません。もう少しスマートな材料とやりかたがあれば、ぜひ紹介
してください。
また、ドリル刃は丸先カバー(外径12mm)のような、径が合うもので保護したほうが
安全です。もろくて折れやすいのと鋭利なので怪我をしやすいからです。

899 強力電池式ドリルの製作(1)   7K1PGA   2019/06/16 15:49        Reply

ここでいう強力は、ダイソーのおもちゃ同然のリューターにくらべれば使える。
それも私のように削るのが本業とか、同じサイズの穴を500個あける必要があるとか
そういうプロが、ちょっとポケットに入れて、下穴を正確にあけるなどの
補助的な作業に使うドリルの意味で、これがあるとけっこう便利です。

逆に、鉄板に穴を貫通させたり金属を切削したりするのは全く無理です。
CNC用の0.8mm~3.2mm径のカーバイトビットを使いますから、ひずませると
簡単に折れてしまいます。最適な用途は、プリント基板に0.9mm径の部品穴を
200箇所開けるとか、コンパネでちょっとした箱を作るとき、コーススレッドをねじ込む下穴を
1.8mm径で50箇所開けるとかの細くて2cmくらいまでの浅い穴を正確にあけることで、
従来錐でやっていた作業をこれでやると、もう錐には戻れません。


まず材料ですが、あらかじめお断りしておきますが、私のそばにあるガラクタが
基本なので、これと同じものを揃えるのは無駄だと思いますし、誰でもどこでも
入手はできないと思います。まあそれでも自作が好きな方にはなんらかのヒントに
なるのではないかと思っています。

1.モーター
秋月電子 RS-385PH-4045 200円
これは、Li-ion一本でそこそこのトルクがほしいので、このマブチのOEM的な
モーターでも6V用のものを使います。12V用を3.7Vで回すと全く使えません。
このモーターのシャフト径は2.3mmです。

2.電池
18650 Li-ion 廃物利用
新規に買うことはできますが、基本的に、これはノートPCのバッテリーパックを
殻割して一本づつにばらしたとき、まだまだ使える18650 Li-ion電池を再利用
するための工作で、そういう意味では過去の820番あたりからの
「パワーLEDの研究」の懐中電灯に続くシリーズと言えるかもしれません。

3.チャック
ebay 2.3mm→3.17mmドリルチャック 300円程度
2.3mm径は歯科用の低速用切削ポイントに使われているもので、多くの
モーター軸もこの直径です。したがってこのモーターに2.3mmのドリルや
ビットをつけるなら2.3mm→2.3mmをつければいいのですがCNC用のビットは
多くが1/8インチ(3.17mm)です。したがって2.3mm→3.17mmドリルチャックが
必要なのですが、これはaitendoに売っていません。そこでebayなのですが
今回は2個で310円でした。

4.ドリルビット
ebay CNC用1/8インチ 0.8mm~3.2mm 10本入り500~1000円程度
これは軸径が3.17mmで長さが37.5mmでコンピュータで制御するボール盤に
使われるものです。ドリルのように軸方向だけに穴を開けるものと横方向に
穴を拡げていくものでは刃の形態が違います。今回はドリルとしての用途
のみを考えているので、end mill cutterとあるものは避けてください。


5.ケース的パーツ
エンビ HI径違いソケット20X13(33mm→24mm) 50円程度
エンビ オーム電機 ツバ管12ミリ4個入 150円程度

6.その他電気的パーツ
小型スライドスイッチ
端子製作用ピンヘッダー/ソケット
ACアダプター用ソケット 極性統一 第二区分用
Li-ion充電基板キット aitendo

898 年末年始工作・17cm蒸籠の製作(ついでに)   7K1PGA   2019/01/09 00:58        Reply

かなり「アイロン曲げ木」の技術が上達してきたのと、固定時間が
だいたいわかってきたので、この話の一番最初に書いた40年くらい前のを
3年前、816番の投稿で修理してなんとか使っていたものを、もう少しましに
直せるような気がしてきたので余勢で再修理してみました。
これは3年前の修理直後の写真ですから、現在はもう少し崩壊が進んだ感じで、
特に竹をワイヤーでつなぎ合わせた内筒は激しく崩壊してきました。

逆に、この時「もっくもっく」で仕入れた厚み3mmのタモで作った外筒は
その後何度も使ったせいもあって、曲がり方が自然に円形に近くなってきました。

とはいえ、一旦ばらして、外筒も湯につけて若干ふやかしたものを、
この写真では非常に不恰好に張り出している、重なり部分を斜めに削いで
前回より正確な円形をめざして修正しました。

蓋のゆがみが一番大きかったので、前回はきっちり蓋がはいりませんでした。
そこで今回は多くのホームセンターで手に入る厚み3mm幅3cm長さ60cmのアガチスで
できるだけきれいな円形をめざして、蓋だけ外筒を作り直しました。


芯部はダイソーの厚さ3mm幅24mmを2本使います。ほんとにこれで100円はありがたい!
網代格子と簀子は痛みが特に激しい部分だけ新しい材料で置き換えました。
簀子を結んでいる籐はかなりくたびれていますが切れてはいないので、
それぞれの竹の厚みと幅を新しい竹で復元して、そっと差し替えました。

内筒は本体が檜の厚み2mm幅5cm、蓋と本体の下部内筒がダイソーの厚さ2mmを15mm幅で
使いました。ダイソーのはいずれも桐材で濡れるとけばだつのが難点です。

というわけで、仕上がったのがこれ、今回はちゃんと本体同士も蓋もすべて
入れ替えてもちゃんと納まります。かなり円形に近づけることができたと思います。
蓋は使い回しですが、本体はほぼ自作品なので、焼印などもあしらってみました。
こんなもん鋳造して作ってからに、アホじゃ。

今回の年末年始工作はこれにて終了。またレベルが一つ上がった気がします。
ま、ラリホーが使えるくらいでしょうか。今日は寝つきがよさそうな・・・。

897 年末年始工作・17cm蒸籠の製作(5)   7K1PGA   2019/01/03 18:16        Reply

蓋の網代格子は表面に皮目の部分を使い、内面に皮下の部分を使います。
これはかなり薄く作らないとなかなか本物のようにいい感じのカーブが
出ません。今回も皮下のほうはまあまあでしたが皮目のほうは品質が
ばらばらすぎてとてもお見せできるような細工ではありません。
本人は充分わかっているのです>竹細工をされるみなさん。

簀子の部分は一見かなり丈夫に作ってあったので半分にへいだものに
鉋がけをして使いましたが、実物をばらしてみると、どうやら1/4に
へいだもののようです。固定は籐でやるのですが、本物も酷使したものは
修理に銅の針金を使っているし、それなりにきれいなので、最初から
Φ1mmの銅針金を使っています。

本物には簀子の両端に半月型の竹板を使っていますが、逆にあれを作る方が
大変なので籤だけで作っています。籤の幅は、どちらがいいのかわからないので
16割(幅15mm程度)と32割(幅8mm程度)の二種類にしてみました。

また胴の固定には1.8mmのドリルで周辺を6か所(60度毎)貫通させて、
木工用ボンドをつけた爪楊枝を使っています。これもボンドを使わないほうが
修理が簡単になるのですが、今回は習作なので・・・

ま、いつ本作品ができるのかわかりませんが。

896 年末年始工作・17cm蒸籠の製作(4)   7K1PGA   2019/01/03 17:47        Reply

これで4種類の筒を作ります。上に書いたように、ひとつひとつ完全に
固まるまで待たなければいけませんから、筒一つに2日くらいかかります。

これが本体に使う4種類の筒をばらばらにしているところです。

外筒の内面に芯部が3mmの厚さで来て、その内側に内筒が来ますが、
簀子を支える底の内筒は2mmの厚さなので、真円に近く曲がっているならば
内筒の外周より底の内周のほうが1mmぶん大きくなっています。
これは蓋の内筒も同じですから、この差で何段にも重ねた蒸籠に
蓋をかぶせることができるのですが、素人の細工なのでなかなか真円に
近い筒になりません。
まあここが真に一番むずかしい部分です。

895 年末年始工作・17cm蒸籠の製作(3)   7K1PGA   2019/01/03 17:25        Reply

とりあえず今回は檜の厚さ2mmでメインの内筒を作ります。
底と蓋を支える部分は、ダイソーの厚さ2mm幅21m長さ910mmの桐材を使います。
これが3本で100円というのは蒸籠作りにはほんとうにありがたい、できれば
幅60mmを出してくれるともっとありがたいです。
芯部も厚さ3mm幅24mmを2本使えば、バルサ材より桐のほうが耐久性が勝っている
と思います。固定用木リベット(爪楊枝)を上下に打つ必要はありますが。

厚さ2mmでは5cm幅が入手できる限界なので、内筒の高さは5cmで決まり、
簀子は3mm程度の厚みなので、簀子を支える下側の内筒を幅15mmとすると、
全体の高さが68mmとなり、蓋の内筒も15mmとすると、本体の内筒が外筒より
飛び出す部分は10mm程度が望ましく、ここではじめて、外筒の高さが決まります。
つまり、厚さ3mm幅60mmの材料だと内筒が8mm出るというわけです。

さて、次の難関は「いかにして木を曲げるか」です。基本的には水分を木質が
吸収し、そこに熱を加えれば木を曲げることができて、その状態を熱と水分が
完全になくなるまで維持すれば、その位置で固まるのです。

こういうものを考えた時、頭に浮かぶのは「ふるい」です。そして秋田の
「まげわっぱ」です。ああいうものはどうやって作っているのでしょうか。
木に水を充分に含ませ、熱が木に充分伝導したところで曲げるのですが
まげわっぱでは細長い鍋で2時間くらい煮るようです。家具の脚などでいう
「曲げ木」では密閉できる箱に材料を入れて沸騰した蒸気をこの箱の
中に満たして時間をおく、という方法のようです。

どちらもかなり大がかりな道具が必要なので、素人が気軽に行うには
ちょっと敷居が高すぎます。そこでネットで知ったアイロンによる曲げ木を
やってみます。これは木を充分に濡らして布で包み、その上からアルミフォイルで
包んだものに高温のアイロンをあてて充分に水分と熱が回ったところで
この包みごと一気に曲げるのです。

今回はのりしろに相当する両端の部分の重なりの曲がり方をぴっちりと
合わせたいので、ある程度冷えたところでアルミフォイルと布を外して
重なり部分を凸と凹に削った木片にクランプを掛けて乾くまで置き
その上で、重なり部分に木工用ボンドをつけてさらに固まるまで置きます。

これが濡れた布とアルミフォイルで包んだ状態でアイロンをかける前。

これは重なり部分に充分な癖がつくように、一番強力なクランプで押さえているところです。
ここのポイントは、まず重なりの反対側、つまり板の真ん中あたりをクリップで密着させ
最後に重なり部を密着させないと隙間ができてしまうことです。

894 年末年始工作・17cm蒸籠の製作(2)   7K1PGA   2019/01/02 11:10        Reply

これがおおまかな設計図ですが、こういう風にできれば苦労はありません。
まず最初の難所が「厚さ2mmの板の入手」です。単に2mmの厚さというだけなら
ホームセンターに行けばベニヤ板をいくらでも売っています。むろんこの
veneerというのは「上貼り」のことですから、基本的に何枚かの薄板を貼って
できています。あるいは「合板」という言い方をするものがこれです。

ところで、蒸籠というのは沸騰した水の蒸気で調理するものですから、当然
内部は100°Cで湿度100%と言う環境です。ここにこのような板を使うと
もう目に見えるようですね。接着剤が軟化して厚さ1mm以下の木は膨潤
そして枉げられた応力が解放されて元の平板に戻ろうとする、その結果
合板の間に水分を含んでぶよぶよの3層くらいに分かれ、あるいは接着剤の
成分が蒸気に混じって有毒な環境となる・・・

つまり、材料として「合板は使えない」この一点だけで、ホームセンターの
板材売場の99%までは全く対象から外れてしまうのです。

貼り合わせていない、原木から切り出しただけの状態の板を「無垢の板」と言います。
つまり欲しいのは「無垢の厚さ2mm」それも10cm×60cmの大きさが欲しいのです。
この時点で、ほぼすべてのホームセンターやネットショップで入手するのが
絶望的になります。

今回は唯一入手できる5cm×90cm×2mmのヒノキ板を使いました。檜風呂だと
いい香りと言われるあの独特の香り、あまり調理には歓迎されませんが
やむを得ません。これで作らないと、残る手段は厚さ3mmや5mmの板を
自分でなんとか加工して薄くするしかなく、とても均一にできる自信がありません。

この「厚さ2mmの板」は設計図で見る、本体部分の簀子を支える底の内筒と
蓋の網代格子を支える内筒(オレンジ色)、そしてメインの食物に接する一番内側の部分(緑色)です。

893 年末年始工作・17cm蒸籠の製作(1)   7K1PGA   2019/01/02 00:31        Reply

例年の年末には「私の重大ニュース」、年始には「おめでとうございます」というやつを
書くのを恒例にしていたわけですが、恒例ならぬ高齢になってくると
正直、人や自身の生死についても、若い頃ほど大事件として受け止めなくなりましたし、
実際、それによって生活が影響を受けることもほとんどなくなりました。
しかし、そこは年の区切りですから、この、ちょっとした休みに、何をして過ごしたか、を
書いて、それの代わりにしたいと思います。

2018年に、竹細工で「へぎの技を覚えた」というレベルアップがあった
わけですが、これでなにができるかというと、元々私の個人的なテーマである
中華料理に使う、それも主に点心類に使う小型の蒸籠ができるのです。

ほぼ40年前に横浜中華街で15cmの3段蒸籠を1500円で買って、これは
ばらばらに壊れてしまいましたが、修理を重ねて蓋の網代格子と
底の簀子部分は今でも使っています。


むろんこんなものは買えばいくらでもないのですが、昨今の物は
底の簀子が竹のブロックを敷き詰めただけで、また胴の高さが
3cmくらいしかないものが多く、直径が17cmで(小型の段付き鍋が
直径16/18cmなので-1cm)、華正楼の肉まんを蒸かしたときにも頭がつかえない、
すなわち、蓋裏までの空間の高さが7cmは欲しいのです。

わかった。じゃあワシが作ってしんぜよう、とはいうものの、
実は、最大の難点は胴の材料の入手にあります。

892 4GB以上のPersistenceを可能にする方法   7K1PGA   2018/12/20 00:20        Reply

前回紹介したLinux Mint Forumにあるスレッドで rui no onnaが
Aug 10, 2018 11:36に 投稿した文の通りにやってみたら、充分な再現性が
得られましたので、このやりかたを紹介します。
ISOはlinuxmint-19-mate-64bit-v2.isoで1.9GBの大きさ、使用USBメモリは32GB
メーカーは選ばないようです。基本的にWindows7からのみ作業しました。
念のため、作業前にこのUSBメモリはDOSプロンプトからdiskpart cleanしました。

1.管理ツール/コンピュータの管理/ディスクの管理からこのUSBメモリに全領域
 FAT32の領域を作る
2.YUMI-2.0.6.1aを使ってこのUSBメモリにLiveLinuxを作り、persistentファイルを
 100MBとする
3.完成したこのLiveLinuxMint USBメモリをwindowsからエクスプローラーなどで見て
 仮にこれをGドライブとするとG:\multiboot\menu\linux.cfgというファイルを
 エディタなどで編集する。
 end行の前にある
 「APPEND initrd=/multiboot/linuxmint-19-mate-64bit-v2/initrd.lz cdrom-detect/try-usb=true persistent」
  の後にある「persistent-path=G:/multiboot\linuxmint-19-mate-64bit-v2」を削除する

この結果、この部分は

 「APPEND initrd=/multiboot/linuxmint-19-mate-64bit-v2/initrd.lz cdrom-detect/try-usb=true persistent noprompt splash boot=casper iso-scan/filename=/multiboot/linuxmint-19-mate-64bit-v2/linuxmint-19-mate-64bit-v2.iso」
 という文になる

4.G:\multiboot\linuxmint-19-mate-64bit-v2というフォルダ内にある
 casper-rwというファイルを削除する。

ここまでが前段階。この後オリジナルに忠実に行うためにMiniTool Partition Wizard
というツールをダウンロードして作業したが、必ずしもこのツールでなくてもできる
と思う。Nortonを勝手にインストールして、ちょっと印象が悪かった。

5.MiniTool Partition Wizardを使ってこのGドライブのFAT32領域を2GB程度まで
 縮小した。すると約29GBの未使用領域ができるので、これをEXT2で新しいパーテーションを作り、
 ラベル名をcasper-rwにして、変更を反映させて終了する。

作業はこれだけで、ここでラベル名をつけなくても、このUSBメモリから起動した
LinuxMintのGPartedからラベル名を付けても問題なく動作した。

この結果、このLiveLinuxMintには29GBの保存領域ができて大きいファイルの
保存やファイル製作など、すべて変更が保存された。


この状態をGPartedから見ると、このcasper-rwのマウントポイントが
「/media/mint/casper-rw」となっています。ここがポイントだと思います。
また、このrui no onnaはpersistentパーテーションとしてcasper-rwともう一つ
home-rwも別に使えたというレポートも書いています。これについては、私はまだ
実験していないので、これとか、起動メニューの自動化やスリム化とかも
ぜひ追加実験を行ってみてください。

890 Linux Mint19のUSBメモリーへのインストール   7K1PGA   2018/12/15 00:49        Reply

ではLinuxMint LiveUSBメモリを起動してメニューから右上の
All applicatons画面からGPartedを選ぶ。右上の/dev/sdaと見えている場所
ちなみにこれが内蔵HDDを意味している。ここをインストール対象メモリ
の32GB(実際には28.64GBなどになっている)を選ぶ。

全領域が灰色のunallocatedになっているので一番左の+マークアイコンを選ぶ
New sizeを4000MBにするとFree spaceが25326MB程度残る。File systemを
fat32、LabelはMint19などと任意の名前をつけておこう。Addして上のチェックマーク
をクリックして「変更を反映」させる。Are you sure…と出るのでAPPLYする。
次に残るunallocated領域を選び、全領域をext4でadd、Labelはどうでもいい。
これもチェックしてAPPLYして終了したらcloseする。


これで画面からInstall Linux Mintを選び、一番最後の日本語を選ぶ
キーボードレイアウトはそのままで「続ける」、グラフィック…をインストールには
とりあえずチェックを入れて「続ける」、コンピュータには…に関しては「それ以外」
にチェック。「続ける」、

ここからが本番。ここで前に言った「どこになにを」を明確に意識しなければならない。
この図ではインストール対象USBメモリは/dev/sdc、起動が/dev/sdc1、Linuxを
/dev/sdc2に入れる。この名前は必ずしもこの名前でなくそのPCの構成で違うことに
注意しなければならない。容量とタイプで判断できる。

ここで肝心の「ブートローダーをインストールするデバイス」というやつがあって
むろん/dev/sdc1にするのだが、ディスプレイによって画面の下端が切れてこの操作ができない。
このときALTキーを押しながらドラッグすればできるという情報があるが、それも
できない場合、menu→system→control Center→HardWare→Displayから
解像度を上げたり、RotatonのLeftやRightを選んで画面を90度回転させると横の方が長いので
下にあるボタンや入力欄が見える場合もある。
この「ブートローダーをインストールするデバイス」という欄の端にある下向き三角マークで
/dev/sdc1をこの欄に入れることができる。

/dev/sdc1をクリックして第一パーテーションを編集する。タイプはFAT32ファイルシステム、
マウントポイントは/windowsとした(なんでもいい)
Linuxをインストールする場所である第二パーテーションの/dev/sdc2も同様にクリックして
編集する。ext4ジャーナリングファイルシステム、パーテーションの初期化は空欄
マウントポイントは「/」だけを選ぶ。


これで緑の帯を/dev/sdb2に移動させて最下段のインストールを選ぶ。この時
フォーマットのチェックを入れておいた方が素直に進む。

タイムゾーン、あなたの情報、自動的にログインする、ホームは暗号化しない。「続ける」
これで「Linux Mintへようこそ」が出てインストールされる。

最後まで終わったらこの32GBUSBメモリを起動させればLinuxMintが起動する。
ファイルシステムを見ると/windowsというフォルダがあって空き容量4.2GBと
なっている。ここに置いたファイルはwindowsとlinuxの両方から読み書きできる。
むろんLinuxMintには例えばドキュメントのプロパティを見ると17.1GB
の空き容量があるし、作業結果はすべて保存される。


さて、これで今回の目的は達成できてカスタマイズについては
いくらでも検索できると思います。ところで、今回インストールに使った
4GBのUSBメモリ、あれにはpersistentファイルがないので、全く保存ができません。
仮にあれが32GBのUSBメモリだとすると、ほぼ30GBの空き容量があることになります。
すでにインストール済みのUSBメモリがあるわけですから、こんどはそれの
GPartedを使って、そのLiveメモリの使用済み範囲ぎりぎりの2GB程度までFat32を縮小
することができます。そうすると後ろにできるunallocated部分に、ext4のパーテーションを
作って、これのラベルをcasper-rwに変えて、applyします。
こういう操作をするときにはそのメディアをアンマウントする必要があります。
さて、これで一番最初のご質問の30GBのcasper-rwができたわけです。
このUSBメモリを今度はwindowsPCから見てsyslinux.cfgというファイルを編集します。
各項目の最後に「persistent」を加える。例えば「splash --」の場所を
「splash -- persistent」に書き換える。
これが私なりの解決法だったわけです。
しかし、今回、このLiveUSBメモリを32GBで作り、この通りにやってみたら
mouting /cow on/root failed:Invalid argumentというおなじみのエラーで
止まります。どうやらこの方法もダメなようですね。
ここに解決したという人がいますから、いい方法があったら私に教えてください。

891 Re: Linux Mint19のUSBメモリーへのインストール   7K1PGA   2018/12/19 00:18     

久しぶりにちょっと試行錯誤してみました。
このBBSをざっと読んでこの人はUNetbootinではなくYUMIを推奨しているので
このYUMI-2.0.6.1aでLive USBメモリを作ってみました。これは複数の
ISOを動かすという目的のソフトなので、ISOをそのままコピーしてきます。
従ってlinux.cfgにもこのISOのフォルダ内のcasper-rwが指定されます。
ところが、persistent領域の大きさを目いっぱい指定すると、逆にこの
ファイルが作られない、またISOより少し大きいFAT32領域に小さいファイルを
作るとどうやらスペースが足りないというエラーが出ます。このあたりが
どうしてなのかわかりませんが、この画像は2.5GBの領域で残り全部でなく
少し減らして90MB程度のpersisitent領域としてcasper-rwは作られたものの
エラーが出た時の設定例です。


ちゃんと第二パーテーションがcasper-rwにできた設定は、1.9GBのI
SOファイルに対して3GBのFAT32領域をwindowsのコンピューターの管理/
ディスクの管理で作り、残りは未設定領域のまま、この3GBにYUMIで
LiveUSBメモリを作りました。persistentのバーは最大値まで動かして設定しましたが、
実際にはそのフォルダ内にcasper-rwはありませんでした。

リセットしてこのUSBメモリから起動させると「マルチブート」を謳っている
だけに2段式メニューから選んで(と言ってもこれ一つしかないけど)
このMint19を起動させ、ここでちょっと疑問なのは、実際には指定された
場所にcasper-rwが作られていないのに例のエラーが出ないで起動するのは
なぜなのでしょうか。それはともかくとして、Liveで起動したMintのメニューから
GPartedを使って、自分自身の未使用領域全部をext4のcasper-rwにしました。

すると、再起動したこのMintは20GB以上の
空き領域を持って、ちゃんと日本語化や大きいファイルの保存、codecの
インストールなど、すべて作業の保存が可能でした。


粗いレポートですが、私は今となってはLiveUSBメモリにそれほど魅力を感じない
のでどなたか追試験を行って、このやりかたを確立してください。

888 No Title   かける   2018/12/14 23:14        Reply

やりたい事
1.USBにLinux(LinuxMint)を入れて色々なパソコンで使いたい(保存領域を4G以上確保)

使った物(環境等)
Windows10
NEW USB 32G(Amazon製)
USB ADDATA 32G(練習用)
USB SONY 4G
UNetBootin-windows-581.exe
LinuxMint-19-mate-64bit-v2.iso
gparted(関係ないliveUSB(ubuntu)に入っているgparted)

行なった操作
1.unetbootinをダウンロードする(ネットでunetbootin ダウンロードで検索して出てきた物をダウンロード)

2.LinuxMintをダウンロードする(linux mint 19 ダウンロードで検索して出てきた公式ページの物をダウンロード)
2-1.検索結果のEditions for Linux Mint 19 “Tara”-Linux Mintを選択する
2-2.editionsを選ぶ画面が出てきたのでMATE(64bit)を選択する
2-3.download mirrorsと書いてあったので他のサイトで調べると近い国のサーバをと書いてあったのでsouth koreaを選択するとダウンロードが開始される

3.unetbootinを起動してディストリビューションではなく下にあるディスクイメージにチェックを入れる
3-1.ISOを選択してファイルを選択する画面で先ほどダウンロードしたLinuxMint-19-mate-64bit-v2.isoを選択する
3-2.LiveUSBの作成のためspace used to preserve files across reboots の所は0で設定する(defaultのまま)
3-3.タイプUSBドライブを選択する
3-4.ドライブはD:¥(USB 4G)を選択する
3-5.OKを選択する(ダウンロードが開始)

4.ダウンロード完了後しっかり起動するかを確認する
4-1.USB(4G)を挿したまま再起動をかける
4-2.メニューが表示された中からStart Linux Mint 19 Mate 64bitを選ぶ
4-3.無事にデスクトップ画面が表示される
・computer
・mint’s Home
・30 GB Volume
・Install Linux Mint
この4つが表示されているのを確認する

5.インストール用のUSB(NEW USB 32G)をDosプロンプトでdiskpartを使ってcleanする
※今回NEW USB 32G(Amazon製)をcleanしたがUSB ADDATA 32G(練習用)でまずは練習するため先ほどcleanにしたNEW USB 32Gは別において置く
USB ADDATA 32Gはフォーマットをかけてある物を使う
※gparted(全然関係ないLiveUSB(ubuntu)に入っていた)でFAT32にフォーマットしてあるやつを使う


こんな感じで現在の状況が伝わりますか?

889 Re:   7K1PGA   2018/12/15 00:08     

今回は詳細に書いていただいたので、すべての動作が正しく行われている
ことを確認しました。ではインストールの前までに3.まで行っていた手順の続きです。

4.USBスロットが複数あるものとして、例えば32GBのUSBメモリを用意して
 3.で作ったUSBメモリと、この32GBUSBメモリを両方セットする。
仮にLiveメモリが上位にあるとすると、起動したLinuxMintがこのLiveメモリを
sdc、インストール先の32GBメモリをsddと認識したと仮定する。このsddに
2つの領域を作る。これをsdd1とsdd2とすると、sdd1をFAT32、sdd2をEXT4で
作る。このように作業を始める前に「どこになにがあるか」をはっきり
認識して間違えないようにする必要がある。またこのsda~sd*は
scsiドライブの略でパソコンのドライブくらいと考えてaから順に名前を
与える。だから、ここに書いてあるsdcとかsddに全く意味はなく、使うPCが
違えばむろんsdbだったりsdeだったりする。

これ以降は「Linux Mint19のUSBメモリーへのインストール」
という投稿とします。(画像を入れたいので)