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900 強力電池式ドリルの製作(2)   7K1PGA   2019/06/16 19:01        Reply

製作について多少の詳しい説明を。
1.モーター
マブチRS-380PHは全くサイズは同じですが、補助ヨークという表面の
金属カバーがないのと、多少トルクが低い気がします。ネジ穴やシャフトも
全く同じなので、互換性はありますが、価格は800円くらいと4倍です。


2.電源・電池
電池は直接ハンダ付けして使うのでショートしないようくれぐれも注意してください。
毎回書いているようにLi-ionは発熱爆発の危険性が高いことを充分に理解して
工作してください。
電池だけでなくACアダプターでも使えるようにDCジャックを尻につくりました。
モーターの仕様的には9Vまで入力できますが、コネクタを極性統一の
区分2(3.15V~6.3V)用にしてあります。

配線はスピーカーとイヤフォン端子と同様に、普段は電池と短絡、DCプラグを挿すと
電池ラインのマイナス側はオープンになります。

Li-ion充電用端子を、aitendoの充電基板キット(299円)で製作した
USB充電器で使えるようにピンヘッダとソケットで作ってあります。
充電回路を内蔵してACアダプターで充電というのもあるでしょうが、今でもそこそこ
重いので別にしました。


3.チャック
これを露出させると、ドリルビットの交換は簡単になるのですが
ペングリップで操作するのが難しくなります。市販のリューターのように
簡単に交換できる仕掛けがあればいいのですが、現在はこのツバ管を2本の
ネジで外すか、モーター軸のイモネジを六角レンチで外す穴を設けるしかありません。
なお、このツバ管を留めているネジですが、M3でなくM2.6です。また、
穴から2mmも入ると回転子に接触しますので、長さを切るとか、ワッシャで浮かすとか
配慮しないと回転も阻害するし、異音も発生します。


4.ドリルビット
ebayで探すときには「PCB drill carbide CNC」などで検索をかければ10本200円台から
いろいろな種類がみつかるでしょう。またチャックは「drill chuck 3.17mm 2.3mm」
などで探せば100円くらいから各種見つかるでしょう。いずれの場合もモーターの
シャフト径が2.3mmで、ビットの軸(shank)径が3.17mm(1/8インチ)であることを
明確に意識してください。
また、チャックは2.5mm~3.17mmの範囲で使えますから、この範囲であれば
普通のHSSドリルビットなども使えます。ただし、長くなるので、先端が
ぶれるのと、太くなるとトルクが不足しがちなので高い電圧が必要です。
あるいは、チャックの内筒(ドリルをつかむ三つ割部分)だけ5種類くらい
ついたセットもebayにあります。300円くらいですから、
木材のようにドリルが頻繁に折れるときは、これで普通のドリルを
使う方が精神衛生的にはいいと思います。

5.ケースその他
これはどれも買っただけでは使えません。内面を削り落としたり、冷却穴をあけたり
シャフトに電池が接触しないよう加工したり、スイッチやコネクタ穴を設けたり
接着したり、色々加工する必要があります。ちなみに、今回の完成品の写真で
尻部分の黄色ケースは点鼻薬のキャップです。こういう工作が最も少なくてすんだものを
紹介しているにすぎません。もう少しスマートな材料とやりかたがあれば、ぜひ紹介
してください。
また、ドリル刃は丸先カバー(外径12mm)のような、径が合うもので保護したほうが
安全です。もろくて折れやすいのと鋭利なので怪我をしやすいからです。

899 強力電池式ドリルの製作(1)   7K1PGA   2019/06/16 15:49        Reply

ここでいう強力は、ダイソーのおもちゃ同然のリューターにくらべれば使える。
それも私のように削るのが本業とか、同じサイズの穴を500個あける必要があるとか
そういうプロが、ちょっとポケットに入れて、下穴を正確にあけるなどの
補助的な作業に使うドリルの意味で、これがあるとけっこう便利です。

逆に、鉄板に穴を貫通させたり金属を切削したりするのは全く無理です。
CNC用の0.8mm~3.2mm径のカーバイトビットを使いますから、ひずませると
簡単に折れてしまいます。最適な用途は、プリント基板に0.9mm径の部品穴を
200箇所開けるとか、コンパネでちょっとした箱を作るとき、コーススレッドをねじ込む下穴を
1.8mm径で50箇所開けるとかの細くて2cmくらいまでの浅い穴を正確にあけることで、
従来錐でやっていた作業をこれでやると、もう錐には戻れません。


まず材料ですが、あらかじめお断りしておきますが、私のそばにあるガラクタが
基本なので、これと同じものを揃えるのは無駄だと思いますし、誰でもどこでも
入手はできないと思います。まあそれでも自作が好きな方にはなんらかのヒントに
なるのではないかと思っています。

1.モーター
秋月電子 RS-385PH-4045 200円
これは、Li-ion一本でそこそこのトルクがほしいので、このマブチのOEM的な
モーターでも6V用のものを使います。12V用を3.7Vで回すと全く使えません。
このモーターのシャフト径は2.3mmです。

2.電池
18650 Li-ion 廃物利用
新規に買うことはできますが、基本的に、これはノートPCのバッテリーパックを
殻割して一本づつにばらしたとき、まだまだ使える18650 Li-ion電池を再利用
するための工作で、そういう意味では過去の820番あたりからの
「パワーLEDの研究」の懐中電灯に続くシリーズと言えるかもしれません。

3.チャック
ebay 2.3mm→3.17mmドリルチャック 300円程度
2.3mm径は歯科用の低速用切削ポイントに使われているもので、多くの
モーター軸もこの直径です。したがってこのモーターに2.3mmのドリルや
ビットをつけるなら2.3mm→2.3mmをつければいいのですがCNC用のビットは
多くが1/8インチ(3.17mm)です。したがって2.3mm→3.17mmドリルチャックが
必要なのですが、これはaitendoに売っていません。そこでebayなのですが
今回は2個で310円でした。

4.ドリルビット
ebay CNC用1/8インチ 0.8mm~3.2mm 10本入り500~1000円程度
これは軸径が3.17mmで長さが37.5mmでコンピュータで制御するボール盤に
使われるものです。ドリルのように軸方向だけに穴を開けるものと横方向に
穴を拡げていくものでは刃の形態が違います。今回はドリルとしての用途
のみを考えているので、end mill cutterとあるものは避けてください。


5.ケース的パーツ
エンビ HI径違いソケット20X13(33mm→24mm) 50円程度
エンビ オーム電機 ツバ管12ミリ4個入 150円程度

6.その他電気的パーツ
小型スライドスイッチ
端子製作用ピンヘッダー/ソケット
ACアダプター用ソケット 極性統一 第二区分用
Li-ion充電基板キット aitendo

898 年末年始工作・17cm蒸籠の製作(ついでに)   7K1PGA   2019/01/09 00:58        Reply

かなり「アイロン曲げ木」の技術が上達してきたのと、固定時間が
だいたいわかってきたので、この話の一番最初に書いた40年くらい前のを
3年前、816番の投稿で修理してなんとか使っていたものを、もう少しましに
直せるような気がしてきたので余勢で再修理してみました。
これは3年前の修理直後の写真ですから、現在はもう少し崩壊が進んだ感じで、
特に竹をワイヤーでつなぎ合わせた内筒は激しく崩壊してきました。

逆に、この時「もっくもっく」で仕入れた厚み3mmのタモで作った外筒は
その後何度も使ったせいもあって、曲がり方が自然に円形に近くなってきました。

とはいえ、一旦ばらして、外筒も湯につけて若干ふやかしたものを、
この写真では非常に不恰好に張り出している、重なり部分を斜めに削いで
前回より正確な円形をめざして修正しました。

蓋のゆがみが一番大きかったので、前回はきっちり蓋がはいりませんでした。
そこで今回は多くのホームセンターで手に入る厚み3mm幅3cm長さ60cmのアガチスで
できるだけきれいな円形をめざして、蓋だけ外筒を作り直しました。


芯部はダイソーの厚さ3mm幅24mmを2本使います。ほんとにこれで100円はありがたい!
網代格子と簀子は痛みが特に激しい部分だけ新しい材料で置き換えました。
簀子を結んでいる籐はかなりくたびれていますが切れてはいないので、
それぞれの竹の厚みと幅を新しい竹で復元して、そっと差し替えました。

内筒は本体が檜の厚み2mm幅5cm、蓋と本体の下部内筒がダイソーの厚さ2mmを15mm幅で
使いました。ダイソーのはいずれも桐材で濡れるとけばだつのが難点です。

というわけで、仕上がったのがこれ、今回はちゃんと本体同士も蓋もすべて
入れ替えてもちゃんと納まります。かなり円形に近づけることができたと思います。
蓋は使い回しですが、本体はほぼ自作品なので、焼印などもあしらってみました。
こんなもん鋳造して作ってからに、アホじゃ。

今回の年末年始工作はこれにて終了。またレベルが一つ上がった気がします。
ま、ラリホーが使えるくらいでしょうか。今日は寝つきがよさそうな・・・。

897 年末年始工作・17cm蒸籠の製作(5)   7K1PGA   2019/01/03 18:16        Reply

蓋の網代格子は表面に皮目の部分を使い、内面に皮下の部分を使います。
これはかなり薄く作らないとなかなか本物のようにいい感じのカーブが
出ません。今回も皮下のほうはまあまあでしたが皮目のほうは品質が
ばらばらすぎてとてもお見せできるような細工ではありません。
本人は充分わかっているのです>竹細工をされるみなさん。

簀子の部分は一見かなり丈夫に作ってあったので半分にへいだものに
鉋がけをして使いましたが、実物をばらしてみると、どうやら1/4に
へいだもののようです。固定は籐でやるのですが、本物も酷使したものは
修理に銅の針金を使っているし、それなりにきれいなので、最初から
Φ1mmの銅針金を使っています。

本物には簀子の両端に半月型の竹板を使っていますが、逆にあれを作る方が
大変なので籤だけで作っています。籤の幅は、どちらがいいのかわからないので
16割(幅15mm程度)と32割(幅8mm程度)の二種類にしてみました。

また胴の固定には1.8mmのドリルで周辺を6か所(60度毎)貫通させて、
木工用ボンドをつけた爪楊枝を使っています。これもボンドを使わないほうが
修理が簡単になるのですが、今回は習作なので・・・

ま、いつ本作品ができるのかわかりませんが。

896 年末年始工作・17cm蒸籠の製作(4)   7K1PGA   2019/01/03 17:47        Reply

これで4種類の筒を作ります。上に書いたように、ひとつひとつ完全に
固まるまで待たなければいけませんから、筒一つに2日くらいかかります。

これが本体に使う4種類の筒をばらばらにしているところです。

外筒の内面に芯部が3mmの厚さで来て、その内側に内筒が来ますが、
簀子を支える底の内筒は2mmの厚さなので、真円に近く曲がっているならば
内筒の外周より底の内周のほうが1mmぶん大きくなっています。
これは蓋の内筒も同じですから、この差で何段にも重ねた蒸籠に
蓋をかぶせることができるのですが、素人の細工なのでなかなか真円に
近い筒になりません。
まあここが真に一番むずかしい部分です。

895 年末年始工作・17cm蒸籠の製作(3)   7K1PGA   2019/01/03 17:25        Reply

とりあえず今回は檜の厚さ2mmでメインの内筒を作ります。
底と蓋を支える部分は、ダイソーの厚さ2mm幅21m長さ910mmの桐材を使います。
これが3本で100円というのは蒸籠作りにはほんとうにありがたい、できれば
幅60mmを出してくれるともっとありがたいです。
芯部も厚さ3mm幅24mmを2本使えば、バルサ材より桐のほうが耐久性が勝っている
と思います。固定用木リベット(爪楊枝)を上下に打つ必要はありますが。

厚さ2mmでは5cm幅が入手できる限界なので、内筒の高さは5cmで決まり、
簀子は3mm程度の厚みなので、簀子を支える下側の内筒を幅15mmとすると、
全体の高さが68mmとなり、蓋の内筒も15mmとすると、本体の内筒が外筒より
飛び出す部分は10mm程度が望ましく、ここではじめて、外筒の高さが決まります。
つまり、厚さ3mm幅60mmの材料だと内筒が8mm出るというわけです。

さて、次の難関は「いかにして木を曲げるか」です。基本的には水分を木質が
吸収し、そこに熱を加えれば木を曲げることができて、その状態を熱と水分が
完全になくなるまで維持すれば、その位置で固まるのです。

こういうものを考えた時、頭に浮かぶのは「ふるい」です。そして秋田の
「まげわっぱ」です。ああいうものはどうやって作っているのでしょうか。
木に水を充分に含ませ、熱が木に充分伝導したところで曲げるのですが
まげわっぱでは細長い鍋で2時間くらい煮るようです。家具の脚などでいう
「曲げ木」では密閉できる箱に材料を入れて沸騰した蒸気をこの箱の
中に満たして時間をおく、という方法のようです。

どちらもかなり大がかりな道具が必要なので、素人が気軽に行うには
ちょっと敷居が高すぎます。そこでネットで知ったアイロンによる曲げ木を
やってみます。これは木を充分に濡らして布で包み、その上からアルミフォイルで
包んだものに高温のアイロンをあてて充分に水分と熱が回ったところで
この包みごと一気に曲げるのです。

今回はのりしろに相当する両端の部分の重なりの曲がり方をぴっちりと
合わせたいので、ある程度冷えたところでアルミフォイルと布を外して
重なり部分を凸と凹に削った木片にクランプを掛けて乾くまで置き
その上で、重なり部分に木工用ボンドをつけてさらに固まるまで置きます。

これが濡れた布とアルミフォイルで包んだ状態でアイロンをかける前。

これは重なり部分に充分な癖がつくように、一番強力なクランプで押さえているところです。
ここのポイントは、まず重なりの反対側、つまり板の真ん中あたりをクリップで密着させ
最後に重なり部を密着させないと隙間ができてしまうことです。

894 年末年始工作・17cm蒸籠の製作(2)   7K1PGA   2019/01/02 11:10        Reply

これがおおまかな設計図ですが、こういう風にできれば苦労はありません。
まず最初の難所が「厚さ2mmの板の入手」です。単に2mmの厚さというだけなら
ホームセンターに行けばベニヤ板をいくらでも売っています。むろんこの
veneerというのは「上貼り」のことですから、基本的に何枚かの薄板を貼って
できています。あるいは「合板」という言い方をするものがこれです。

ところで、蒸籠というのは沸騰した水の蒸気で調理するものですから、当然
内部は100°Cで湿度100%と言う環境です。ここにこのような板を使うと
もう目に見えるようですね。接着剤が軟化して厚さ1mm以下の木は膨潤
そして枉げられた応力が解放されて元の平板に戻ろうとする、その結果
合板の間に水分を含んでぶよぶよの3層くらいに分かれ、あるいは接着剤の
成分が蒸気に混じって有毒な環境となる・・・

つまり、材料として「合板は使えない」この一点だけで、ホームセンターの
板材売場の99%までは全く対象から外れてしまうのです。

貼り合わせていない、原木から切り出しただけの状態の板を「無垢の板」と言います。
つまり欲しいのは「無垢の厚さ2mm」それも10cm×60cmの大きさが欲しいのです。
この時点で、ほぼすべてのホームセンターやネットショップで入手するのが
絶望的になります。

今回は唯一入手できる5cm×90cm×2mmのヒノキ板を使いました。檜風呂だと
いい香りと言われるあの独特の香り、あまり調理には歓迎されませんが
やむを得ません。これで作らないと、残る手段は厚さ3mmや5mmの板を
自分でなんとか加工して薄くするしかなく、とても均一にできる自信がありません。

この「厚さ2mmの板」は設計図で見る、本体部分の簀子を支える底の内筒と
蓋の網代格子を支える内筒(オレンジ色)、そしてメインの食物に接する一番内側の部分(緑色)です。

893 年末年始工作・17cm蒸籠の製作(1)   7K1PGA   2019/01/02 00:31        Reply

例年の年末には「私の重大ニュース」、年始には「おめでとうございます」というやつを
書くのを恒例にしていたわけですが、恒例ならぬ高齢になってくると
正直、人や自身の生死についても、若い頃ほど大事件として受け止めなくなりましたし、
実際、それによって生活が影響を受けることもほとんどなくなりました。
しかし、そこは年の区切りですから、この、ちょっとした休みに、何をして過ごしたか、を
書いて、それの代わりにしたいと思います。

2018年に、竹細工で「へぎの技を覚えた」というレベルアップがあった
わけですが、これでなにができるかというと、元々私の個人的なテーマである
中華料理に使う、それも主に点心類に使う小型の蒸籠ができるのです。

ほぼ40年前に横浜中華街で15cmの3段蒸籠を1500円で買って、これは
ばらばらに壊れてしまいましたが、修理を重ねて蓋の網代格子と
底の簀子部分は今でも使っています。


むろんこんなものは買えばいくらでもないのですが、昨今の物は
底の簀子が竹のブロックを敷き詰めただけで、また胴の高さが
3cmくらいしかないものが多く、直径が17cmで(小型の段付き鍋が
直径16/18cmなので-1cm)、華正楼の肉まんを蒸かしたときにも頭がつかえない、
すなわち、蓋裏までの空間の高さが7cmは欲しいのです。

わかった。じゃあワシが作ってしんぜよう、とはいうものの、
実は、最大の難点は胴の材料の入手にあります。

892 4GB以上のPersistenceを可能にする方法   7K1PGA   2018/12/20 00:20        Reply

前回紹介したLinux Mint Forumにあるスレッドで rui no onnaが
Aug 10, 2018 11:36に 投稿した文の通りにやってみたら、充分な再現性が
得られましたので、このやりかたを紹介します。
ISOはlinuxmint-19-mate-64bit-v2.isoで1.9GBの大きさ、使用USBメモリは32GB
メーカーは選ばないようです。基本的にWindows7からのみ作業しました。
念のため、作業前にこのUSBメモリはDOSプロンプトからdiskpart cleanしました。

1.管理ツール/コンピュータの管理/ディスクの管理からこのUSBメモリに全領域
 FAT32の領域を作る
2.YUMI-2.0.6.1aを使ってこのUSBメモリにLiveLinuxを作り、persistentファイルを
 100MBとする
3.完成したこのLiveLinuxMint USBメモリをwindowsからエクスプローラーなどで見て
 仮にこれをGドライブとするとG:\multiboot\menu\linux.cfgというファイルを
 エディタなどで編集する。
 end行の前にある
 「APPEND initrd=/multiboot/linuxmint-19-mate-64bit-v2/initrd.lz cdrom-detect/try-usb=true persistent」
  の後にある「persistent-path=G:/multiboot\linuxmint-19-mate-64bit-v2」を削除する

この結果、この部分は

 「APPEND initrd=/multiboot/linuxmint-19-mate-64bit-v2/initrd.lz cdrom-detect/try-usb=true persistent noprompt splash boot=casper iso-scan/filename=/multiboot/linuxmint-19-mate-64bit-v2/linuxmint-19-mate-64bit-v2.iso」
 という文になる

4.G:\multiboot\linuxmint-19-mate-64bit-v2というフォルダ内にある
 casper-rwというファイルを削除する。

ここまでが前段階。この後オリジナルに忠実に行うためにMiniTool Partition Wizard
というツールをダウンロードして作業したが、必ずしもこのツールでなくてもできる
と思う。Nortonを勝手にインストールして、ちょっと印象が悪かった。

5.MiniTool Partition Wizardを使ってこのGドライブのFAT32領域を2GB程度まで
 縮小した。すると約29GBの未使用領域ができるので、これをEXT2で新しいパーテーションを作り、
 ラベル名をcasper-rwにして、変更を反映させて終了する。

作業はこれだけで、ここでラベル名をつけなくても、このUSBメモリから起動した
LinuxMintのGPartedからラベル名を付けても問題なく動作した。

この結果、このLiveLinuxMintには29GBの保存領域ができて大きいファイルの
保存やファイル製作など、すべて変更が保存された。


この状態をGPartedから見ると、このcasper-rwのマウントポイントが
「/media/mint/casper-rw」となっています。ここがポイントだと思います。
また、このrui no onnaはpersistentパーテーションとしてcasper-rwともう一つ
home-rwも別に使えたというレポートも書いています。これについては、私はまだ
実験していないので、これとか、起動メニューの自動化やスリム化とかも
ぜひ追加実験を行ってみてください。

890 Linux Mint19のUSBメモリーへのインストール   7K1PGA   2018/12/15 00:49        Reply

ではLinuxMint LiveUSBメモリを起動してメニューから右上の
All applicatons画面からGPartedを選ぶ。右上の/dev/sdaと見えている場所
ちなみにこれが内蔵HDDを意味している。ここをインストール対象メモリ
の32GB(実際には28.64GBなどになっている)を選ぶ。

全領域が灰色のunallocatedになっているので一番左の+マークアイコンを選ぶ
New sizeを4000MBにするとFree spaceが25326MB程度残る。File systemを
fat32、LabelはMint19などと任意の名前をつけておこう。Addして上のチェックマーク
をクリックして「変更を反映」させる。Are you sure…と出るのでAPPLYする。
次に残るunallocated領域を選び、全領域をext4でadd、Labelはどうでもいい。
これもチェックしてAPPLYして終了したらcloseする。


これで画面からInstall Linux Mintを選び、一番最後の日本語を選ぶ
キーボードレイアウトはそのままで「続ける」、グラフィック…をインストールには
とりあえずチェックを入れて「続ける」、コンピュータには…に関しては「それ以外」
にチェック。「続ける」、

ここからが本番。ここで前に言った「どこになにを」を明確に意識しなければならない。
この図ではインストール対象USBメモリは/dev/sdc、起動が/dev/sdc1、Linuxを
/dev/sdc2に入れる。この名前は必ずしもこの名前でなくそのPCの構成で違うことに
注意しなければならない。容量とタイプで判断できる。

ここで肝心の「ブートローダーをインストールするデバイス」というやつがあって
むろん/dev/sdc1にするのだが、ディスプレイによって画面の下端が切れてこの操作ができない。
このときALTキーを押しながらドラッグすればできるという情報があるが、それも
できない場合、menu→system→control Center→HardWare→Displayから
解像度を上げたり、RotatonのLeftやRightを選んで画面を90度回転させると横の方が長いので
下にあるボタンや入力欄が見える場合もある。
この「ブートローダーをインストールするデバイス」という欄の端にある下向き三角マークで
/dev/sdc1をこの欄に入れることができる。

/dev/sdc1をクリックして第一パーテーションを編集する。タイプはFAT32ファイルシステム、
マウントポイントは/windowsとした(なんでもいい)
Linuxをインストールする場所である第二パーテーションの/dev/sdc2も同様にクリックして
編集する。ext4ジャーナリングファイルシステム、パーテーションの初期化は空欄
マウントポイントは「/」だけを選ぶ。


これで緑の帯を/dev/sdb2に移動させて最下段のインストールを選ぶ。この時
フォーマットのチェックを入れておいた方が素直に進む。

タイムゾーン、あなたの情報、自動的にログインする、ホームは暗号化しない。「続ける」
これで「Linux Mintへようこそ」が出てインストールされる。

最後まで終わったらこの32GBUSBメモリを起動させればLinuxMintが起動する。
ファイルシステムを見ると/windowsというフォルダがあって空き容量4.2GBと
なっている。ここに置いたファイルはwindowsとlinuxの両方から読み書きできる。
むろんLinuxMintには例えばドキュメントのプロパティを見ると17.1GB
の空き容量があるし、作業結果はすべて保存される。


さて、これで今回の目的は達成できてカスタマイズについては
いくらでも検索できると思います。ところで、今回インストールに使った
4GBのUSBメモリ、あれにはpersistentファイルがないので、全く保存ができません。
仮にあれが32GBのUSBメモリだとすると、ほぼ30GBの空き容量があることになります。
すでにインストール済みのUSBメモリがあるわけですから、こんどはそれの
GPartedを使って、そのLiveメモリの使用済み範囲ぎりぎりの2GB程度までFat32を縮小
することができます。そうすると後ろにできるunallocated部分に、ext4のパーテーションを
作って、これのラベルをcasper-rwに変えて、applyします。
こういう操作をするときにはそのメディアをアンマウントする必要があります。
さて、これで一番最初のご質問の30GBのcasper-rwができたわけです。
このUSBメモリを今度はwindowsPCから見てsyslinux.cfgというファイルを編集します。
各項目の最後に「persistent」を加える。例えば「splash --」の場所を
「splash -- persistent」に書き換える。
これが私なりの解決法だったわけです。
しかし、今回、このLiveUSBメモリを32GBで作り、この通りにやってみたら
mouting /cow on/root failed:Invalid argumentというおなじみのエラーで
止まります。どうやらこの方法もダメなようですね。
ここに解決したという人がいますから、いい方法があったら私に教えてください。

891 Re: Linux Mint19のUSBメモリーへのインストール   7K1PGA   2018/12/19 00:18     

久しぶりにちょっと試行錯誤してみました。
このBBSをざっと読んでこの人はUNetbootinではなくYUMIを推奨しているので
このYUMI-2.0.6.1aでLive USBメモリを作ってみました。これは複数の
ISOを動かすという目的のソフトなので、ISOをそのままコピーしてきます。
従ってlinux.cfgにもこのISOのフォルダ内のcasper-rwが指定されます。
ところが、persistent領域の大きさを目いっぱい指定すると、逆にこの
ファイルが作られない、またISOより少し大きいFAT32領域に小さいファイルを
作るとどうやらスペースが足りないというエラーが出ます。このあたりが
どうしてなのかわかりませんが、この画像は2.5GBの領域で残り全部でなく
少し減らして90MB程度のpersisitent領域としてcasper-rwは作られたものの
エラーが出た時の設定例です。


ちゃんと第二パーテーションがcasper-rwにできた設定は、1.9GBのI
SOファイルに対して3GBのFAT32領域をwindowsのコンピューターの管理/
ディスクの管理で作り、残りは未設定領域のまま、この3GBにYUMIで
LiveUSBメモリを作りました。persistentのバーは最大値まで動かして設定しましたが、
実際にはそのフォルダ内にcasper-rwはありませんでした。

リセットしてこのUSBメモリから起動させると「マルチブート」を謳っている
だけに2段式メニューから選んで(と言ってもこれ一つしかないけど)
このMint19を起動させ、ここでちょっと疑問なのは、実際には指定された
場所にcasper-rwが作られていないのに例のエラーが出ないで起動するのは
なぜなのでしょうか。それはともかくとして、Liveで起動したMintのメニューから
GPartedを使って、自分自身の未使用領域全部をext4のcasper-rwにしました。

すると、再起動したこのMintは20GB以上の
空き領域を持って、ちゃんと日本語化や大きいファイルの保存、codecの
インストールなど、すべて作業の保存が可能でした。


粗いレポートですが、私は今となってはLiveUSBメモリにそれほど魅力を感じない
のでどなたか追試験を行って、このやりかたを確立してください。

888 No Title   かける   2018/12/14 23:14        Reply

やりたい事
1.USBにLinux(LinuxMint)を入れて色々なパソコンで使いたい(保存領域を4G以上確保)

使った物(環境等)
Windows10
NEW USB 32G(Amazon製)
USB ADDATA 32G(練習用)
USB SONY 4G
UNetBootin-windows-581.exe
LinuxMint-19-mate-64bit-v2.iso
gparted(関係ないliveUSB(ubuntu)に入っているgparted)

行なった操作
1.unetbootinをダウンロードする(ネットでunetbootin ダウンロードで検索して出てきた物をダウンロード)

2.LinuxMintをダウンロードする(linux mint 19 ダウンロードで検索して出てきた公式ページの物をダウンロード)
2-1.検索結果のEditions for Linux Mint 19 “Tara”-Linux Mintを選択する
2-2.editionsを選ぶ画面が出てきたのでMATE(64bit)を選択する
2-3.download mirrorsと書いてあったので他のサイトで調べると近い国のサーバをと書いてあったのでsouth koreaを選択するとダウンロードが開始される

3.unetbootinを起動してディストリビューションではなく下にあるディスクイメージにチェックを入れる
3-1.ISOを選択してファイルを選択する画面で先ほどダウンロードしたLinuxMint-19-mate-64bit-v2.isoを選択する
3-2.LiveUSBの作成のためspace used to preserve files across reboots の所は0で設定する(defaultのまま)
3-3.タイプUSBドライブを選択する
3-4.ドライブはD:¥(USB 4G)を選択する
3-5.OKを選択する(ダウンロードが開始)

4.ダウンロード完了後しっかり起動するかを確認する
4-1.USB(4G)を挿したまま再起動をかける
4-2.メニューが表示された中からStart Linux Mint 19 Mate 64bitを選ぶ
4-3.無事にデスクトップ画面が表示される
・computer
・mint’s Home
・30 GB Volume
・Install Linux Mint
この4つが表示されているのを確認する

5.インストール用のUSB(NEW USB 32G)をDosプロンプトでdiskpartを使ってcleanする
※今回NEW USB 32G(Amazon製)をcleanしたがUSB ADDATA 32G(練習用)でまずは練習するため先ほどcleanにしたNEW USB 32Gは別において置く
USB ADDATA 32Gはフォーマットをかけてある物を使う
※gparted(全然関係ないLiveUSB(ubuntu)に入っていた)でFAT32にフォーマットしてあるやつを使う


こんな感じで現在の状況が伝わりますか?

889 Re:   7K1PGA   2018/12/15 00:08     

今回は詳細に書いていただいたので、すべての動作が正しく行われている
ことを確認しました。ではインストールの前までに3.まで行っていた手順の続きです。

4.USBスロットが複数あるものとして、例えば32GBのUSBメモリを用意して
 3.で作ったUSBメモリと、この32GBUSBメモリを両方セットする。
仮にLiveメモリが上位にあるとすると、起動したLinuxMintがこのLiveメモリを
sdc、インストール先の32GBメモリをsddと認識したと仮定する。このsddに
2つの領域を作る。これをsdd1とsdd2とすると、sdd1をFAT32、sdd2をEXT4で
作る。このように作業を始める前に「どこになにがあるか」をはっきり
認識して間違えないようにする必要がある。またこのsda~sd*は
scsiドライブの略でパソコンのドライブくらいと考えてaから順に名前を
与える。だから、ここに書いてあるsdcとかsddに全く意味はなく、使うPCが
違えばむろんsdbだったりsdeだったりする。

これ以降は「Linux Mint19のUSBメモリーへのインストール」
という投稿とします。(画像を入れたいので)

887 No Title   かける   2018/12/14 20:00        Reply

インストール用のUSB(僕の場合32g)を WindowsのDOSプロンプトでcleanできました!

886 No Title   かける   2018/12/14 19:39        Reply

linux mintは起動できました!

install linux mintあります。

DOSプロンプトを調べてます。

884 No Title   かける   2018/12/14 18:58        Reply

説明不足ですいません

今説明して頂いた通りに作り直しましたm(_ _)m

885 Re:   7K1PGA   2018/12/14 19:12     

それでLinuxMintは起動しているのですか?
たぶん英文だと思いますが画面に
install Linux Mintはありますよね。
もしそこまで行っているのなら、インストール先のUSBメモリ
先ほどの文では64GBと書きましたがむろん何GBでもかまいません。
それをWindowsのDOSプロンプトからcleanしておいてください。
(やりかたはdiskpartなどを検索すればわかります。)
間違えると重大なことになるのでDISK番号は何度も確認してください
「list disk」「select disk」でそれが目的メモリだと確認すること

882 No Title   かける   2018/12/14 18:30        Reply

分かりづらくて申し訳ありませんm(_ _)m

そこまでは大丈夫です!!

883 Re:   7K1PGA   2018/12/14 18:47     

そもそもこのUSBメモリはどうやって作ったのですか?
この内容を読む限りでは第一パーテーションにLiveが
第二パーテーションにLinuxがインストールされているように
記述されていると思いますが、基本的な理解として
USBメモリの第二パーテーション(しかもEXT4)から起動することは
まずありえない話だと思いますし、そもそもBIOSでそこまで指定できる
ものを見たことがありません。

私が誤っているかもしれませんが、USBメモリが起動するのは
「FAT32であってMBRがある場合のみ」だと思います。
何度も言いますが、自分が行った作業を具体的に
また客観的に描写するように努力してください。

881 No Title   かける   2018/12/14 17:48        Reply

パーティション1に起動用
1.起動用のubuntuの画面にはインストーラがdesktopにある。
2.ログイン画面がない

パーティション2にubuntu(Linux)
1.ログイン画面がある
2.ubuntuのインストーラからインストールしたもの
3.desktopにはインストーラがない

・biosの画面でパーティション1の起動用を選択するとパーティション2のubuntuが起動する
※この起動したubuntuにはパーティション2の1、2、3が揃っている。

・パーティション1はアクティブなのでPBRにはブートローダーがある。

ここまでの自分なりの見解と教えて頂いた内容からの理解は間違いないでしょうか??

わからない事
・Bios画面でパーティション1を選ぶとパーティション2のubuntuが起動しないのはなぜか?
※逆にパーティション1の起動用のubuntuが立ち上がらない理由がわかりません。
いくらブートストラップとはいえ、
パーティション1とパーティション2の紐つけ?等も何も行なっていないのでパーティション1を選ぶとパーティション1が起動するのは当たり前な気がする(今の僕の理解です)

・その紐つけ?の作業はどうやって行うのか?それとも自動で紐付けられるのか。

・パーティション2にubuntuをインストールする際、ブートローダーの事をチェックする所がありますがパーティション2にブートローダーがあるとダメな気がするのですが?あっていますか?

・パーティション1とパーティション2の紐つけ?はもしかしてマウントポイントというのが大きなカギを握っているんですか?

今回の件で沢山の学びがあり大変勉強になります。目標を達成するために教えて頂いたり調べたりする事が今はすごく楽しく思います。改めて本当に感謝しています。ありがとうございます。もう少しで達成できそうなのでもう少しご教授ください。よろしくお願いします。

878 なんども詳しい説明ありがとうございます   かける   2018/12/14 15:30        Reply

お忙しい中何度も何度も詳しいご説明ありがとうございます。

何度か試してみましたが
パーティション1の起動用をBIOS画面で選択してもパーティション2のLinuxは立ち上がりませんでした。

何とかしたかったのですが^^;

879 Re: なんども詳しい説明ありがとうございます   7K1PGA   2018/12/14 17:13     

ちょっと文章の意味がわからないのですが
この「パーテーション1の起動用」というのは何を意味しているのですか?
またこのUSBメモリはどうやって、また何を製作したのですか?
また第二パーテーションにあるLinuxはどうやってそこに入れたのですか?
相手から答えを引き出すには正しいデータを提供することが必要です。

880 Re: なんども詳しい説明ありがとうございます   7K1PGA   2018/12/14 17:25     

ではどういうふうに書けばいいかというと「何をどのようにしたのか」を
できるだけ具体的に書くということです。他人は自分ではないのでこれくらい
分かるはずだ、と思っても他人には絶対に自分の考えはわかりません。

877にreplyしましたが、手順をご希望とのことですが
そもそも何の手順を示せばいいのかわからないので
1.目的は64GBUSBメモリーにubuntu(今回はLinuxMint)が
  自動起動する形でインストールすること。
2.このインストール作業をするために、LinuxMintのLiveUSBメモリーを
  作成する。これにはpersistentファイルは作成しない。

こういうことにしてみました。本来は2.のLiveに4GB以上のpersistent
領域を作りたいという話だったわけですが、それは前述した773番の
replyから、どうやればできるか考えてください。

まずLiveUSBメモリを作るのですが、persistent領域を作らないのなら
2GB程度のUSBメモリーで充分だと思います。またこの投稿には基本的に
URLは1つしか記述できない設定にしていますから、URLは「」内の単語で
検索してください。
1.MintのISOファイルを入手する(今回はMATE64ビット版)
「Linux Mint 19 "Tara" - MATE (64-bit)」
この結果linuxmint-19-mate-64bit-v2.isoという1.9GBのファイルを入手した

2.このファイルをUSBメモリーに書き込む
「unetbootin 日本語版」を入手しておく
入手したUNetbootinを起動して4GBのUSBメモリに書き込む。設定は
ラジオボタンはディストリビューションではなくディスクイメージを選び
ISOとなっている枠内にファイルを検索して、1.で入手したMintの
ISOファイルを選ぶ。リブートしてもファイルを維持するスペースは0でも
あるいは2GBでも適当に設定する。(これがcasper-rwのサイズ)
スタイルはUSBドライブ、ドライブにそのUSBの場所(例えばF)を指定して
OKすればUSB起動のLinuxMintLiveメモリができる

3.PCを再起動するとき、BIOSでこのUSBメモリを指定すると
Syslinuxメニュー(待ち時間の設定はどこかで調べる)に続いて
LinuxMintが起動する。2.でファイルを維持するスペースを設定しているなら
このUSBメモリーを自分で使いやすいように色々カスタマイズする。
単純にインストールディスクとして使うなら全部英語でやっても最低限日本語で
作業しても結果は変わらない。インストール先でじっくりカスタマイズするので
途中の作業に手間をかけるのは無駄とも言える。


これでインストールする前のところまで行ったわけです。
ここから、第一パーテーションにブートストラップ
第二パーテーションにLinuxという話になるのですが
そこまで達していましたか?

876 返信ありがとうございます   かける   2018/12/13 13:10        Reply

本当にありがとうございます

本当に感謝しています

説明も詳しく初心者の僕にわかりやすいように解説までありがとうございます

あつかましいお願いなのですが
できれば手順を乗せていただけると嬉しいです。
イメージはつかめました。
特に知りたい事(疑問に思った事)
1、F2等を押してBIOSの画面を立ち上げて起動するのは第一パーティションのubuntuですか?
2、その後第二パーティションのubuntuはどうやって立ち上げるのですか?
3、できればパーティション1に起動用のubuntuをインストールしてパーティション2をext4で作成した後の操作を教えていただければ嬉しいです

877 Re: 返信ありがとうございます   7K1PGA   2018/12/13 17:30     

なかなか未知の作業を理解するのは難しいと思いますが、
ご質問の内容から、USBメモリのパーテーションについてご理解いただけて
ないのがわかりました。

手順については私も最近やってないので正確でないのですが、
まず「LiveUSBメモリ作成」と「USBメモリにLinuxをインストール」の2つが
全く異なっていることを理解してください。Liveというのは一種のROMで市販CDや
DVDのようなものです。Linux雑誌の付録などにもよくついているやつです。
これをPCにセットしてスイッチオンでLinuxが起動するというやつです。これを
UNetbootinを使ってUSBメモリに作る、というのがこれです。

一方、インストールというのは、例えばソフトショップで買ったWindowsを
自分のPC内のHDDやSSDにインストールするという作業で、この対象が
この話ではPC内のHDDではなくUSBメモリなのだということを、Liveの場合と
明確に分けてご理解いただく必要があります。Liveで起動したUBUNTUなどの
Linuxには「インストール」というメニューが必ずあります。これを起動して
自分のPCのHDDやSSDにインストールするのです。つまり、全部USBメモリで
すませるつもりなら「インストール元のLiveUSBメモリ」と
「インストール対象のUSBメモリ」の2本が必要だということなのです。

Liveでは基本的にROMなので、作業を記録できない、そこで記録できる方法
としてpersistentファイルという仕掛が考案されたが、起動USBメモリは基本的に
FAT32なので最大で4GB以上のファイルを扱えない。そこで・・・
というのがcasper-rwをパーテーションで作るという話だったわけです。

一方、USBメモリにインストールするという場合を考えると、起動できる
FAT32領域内に作る意味はほとんどないのでLinux専用のEXT4領域に
インストールすればいいだけで、そもそもインストールなので、作業の記録
などということ自体考える必要がないわけです。そりゃOSがインストール
されたHDD内には自分の作業が全部残っているのが当然ですから。
しかし、EXT4だけではそもそも単独でこのUSBメモリからLinuxが起動しない、
そこで起動させるためだけにこのUSBメモリの最初にFAT32領域を作る
必要がある、という話なのです。

そこで
1、の質問ですが、第一パーテーションにLinuxがあるのはLiveUSBメモリで、
 インストールの場合はむろん第一パーテーションでも可能ですが、FAT32は
Linuxで使うのにあまり親和性がないし、ファイルの大きさも無制限なEXT4
の第二パーテーションにLinuxを置いたほうがいいと思います。

2、の質問ですが、第二パーテーションのLinuxを起動するのが、起動時に
実行される「ブートストラップ」で、つまり自動的にLinuxが起動しないのなら
それはインストールに失敗しているということです。むろんLiveメモリはFAT32
でないと起動しないので、普通Linuxもこの第一パーテーション内にあります。

3、のご質問は以上でわかったように根本から間違っています。
インストールするのは第二パーテーションであって、第一パーテーションには
ブートストラップがあるだけなのです。

一度自分で、もう使わないHDDなどにインストールしてみてください。
やってみれば多くのことがわかります。またネットを探せばいくらでも
インストール手順は出ています。現在はネット接続が必須で、空き領域が
4GB以上とかだったと思います。またインストール中にドライバを更新とかを
選ぶと遅くなるとかもあったような気がします。

この作業をするときに、私の解説で書いた/dev/sdb1とdev/sdb2とかの
独特の書き方によく慣れてください。「なにをどこに作るのか」を
明確に理解した上で指示しないと何度も試行錯誤することになります。
また、その試行錯誤こそ今現在一番必要なものであると思っています。

875 この起動USBメモリLINUXについて(5)   7K1PGA   2018/12/13 00:26        Reply

○Windowsユーザーが一番面倒に思うこと
LINUXを使っていて「こんなこともできんのか、面倒くさいやっちゃなー!」と
思うことがよくある。

例えばCHALET OSが最初から用意している画面のスタイルは「スタイルチェンジャー」
というやつで簡単に変えられる。50種類以上あってConkyという時計/情報表示も色々なスタイルが選べる。
壁紙もなかなか美しいものが多いが、これを自分の用意したものを、
例えば『ピクチャー』フォルダに置いて、これに置き換えてしまうと、
元の壁紙がどこにあるのか全くわからなくなる。ちょっと調べれば、xfce系の壁紙は
/usr/share /xfce4/backdropsに置いてあるので、「ここに自分の持っている画像を加えれば」
と思うが、このフォルダに画像を加えられない。なぜか?それは作業者がTakであって
管理者でないからだ。だから、例えば自分の持っている画像を「ファイルマネージャー」画面で
ドラッグできない。これをWindows ユーザーはどう解決すればいいかわからない。
これはフォルダを開くとき「管理者権限で開く」ことが必要なのだが、
そのメニューが「ファイルマネージャー」にない。だからそれを付け加えてやる必要がある、
それには・・・と問題がどんどん外れていくのだ。

WindowsユーザーがLINUXでひっかかるのは9割以上がこの「権限」に関することと
「ターミナル」といってもいいだろう。これはWindowsで言う「DOSプロンプト」で
LINUXを使う上で避けて通れないし、上記のような問題は、実はターミナルでコマンド入力すれば
簡単に解決できる問題ばかりなのだ。ターミナルはどの画面からでもCtrl + Alt + Tで起動する。
例えばこの画面にfirefoxと入れるとブラウザが起動する。
実はLINUXのすべての操作はこのターミナルだけで可能なのだ。Windowsユーザーが、
権限に関する問題に引っかかる場合、コマンドの前に「sudo」を置けばまず解決する。
これが管理者になる宣言なのだ。「superuser do」=管理者が行う、との前置きで
sudo thunar /usr/share /xfce4/backdrops」この意味は
「管理者が ソナー※(ファイルマネージャー)で /usr/share /xfce4/backdropsを開く」
という命令になって、これでこのフォルダを自由に操作できるようになる。
長いパス名などは、ファイルマネージャーで目的フォルダにあるファイルのプロパティからコピーペーストする。
※Xfce系の場合ファイルマネージャーはthunarだが、ubuntuでは
ファイルマネージャーはnautilus(ノーチラス)、この場合にはsudo nautilus・・・となる

(終)

874 この起動USBメモリLINUXについて(4)   7K1PGA   2018/12/13 00:23        Reply

○ディストリビューションとフレーバー
LINUXは元々カーネル(ハードウエアとアプリケーションを仲介するもの)
を無償で提供したものなので、それに付随するソフトウエア群はすべて世界中の
ユーザーが無償で提供している。つまり配布(distribution)なのだ。しかし
ここで言うディストリビューションはそれらを選択統合してwindowsのような、
一般利用者がインストールしたり、利用できる形にまとめ上げたものを言う。

世界中の人間が開発に参加するので、いわば格闘技が打撃系、寝技系、武器使用・・・
と細分化するのと同じで、大きく数個の系列、その下にそれぞれ数十の系列、さらに
その下にと、数百種のディストリビューションが存在するが、
一般に一番扱いやすいといわれるものはDebian系のUBUNTUをベースにして、
それぞれに開発者の好みを加えたものが色々配布されている。この味付けのことを「フレーバー」という。
Debian系は特に「100%フリーソフト」が理念なので、基本的にすべて無償で配布される。
今回のUSBメモリはDebian系のLINUXディストリビューションであるUBUNTUを
ベースにしたZORINと、さらにUBUNTUのフレーバーであるLUBUNTUをベースにした
CHALETということになる。要するに、自動車で言うと、バス、トラック、タクシーの
種類があって装備もいろいろながら運転操作はほぼ同じと思っておけばいい。

873 この起動USBメモリLINUXについて(3)   7K1PGA   2018/12/13 00:14        Reply

○LINUXからはどう見えるか

LINUXというのは言わば「LINUSさんのUNIX」という意味で。現在48歳の
フィンランド人、リーナス・トーバルズが、研究機関やサーバー向けのOSである
UNIXをPCで動作するような無償のカーネルで提供したことでスタートした。

UNIXというOSは「すべてのものをファイルとして扱う」のが特徴なので
プリンタ、キーボード、ドライブなどのハードウエアもすべてファイルとして扱う。
つまり、windowsでいうCドライブ下に本物のファイルが並んでいるように
ハードウエアもルートディレクトリ以下の所定のディレクトリに格納されている。

ここでは/dev/sdb1とdev/sdb2、の2つのパーテーションが先ほどのwindowsで言う
第一パーテーションと第二パーテーションであることがわかる。また、このUSBメモリ
全体は/dev/sdbで、ちなみにPC本体内蔵のHDDはdev/sdaということになる。
そして、OS上での扱いはこれらを「マウントする」つまり、windowsでいうDとか
Eとかのドライブとして扱うのと同じで、ドライブレターの代わりに
「マウントポイント」というディレクトリを与える。これがファイルとして扱う
という意味なのだ。

システム全体の一番根底はルートディレクトリで、windows で言うならC:\に相当するが
ここはLINUXでは普通は意識されず「ファイルシステム」がそれに近い。あえて言えば
冒頭の図の第二パーテーションのマウントポイントの場所に「/」とだけ書いてあるが、
これがLINUXをインストールした場所なので、これが一番近い。ここに先ほどの
/devというディレクトリもあるが、例えば「マイドキュメント」がどこにあるか比べると、
LINUXでは/home/Tak/documents/で、これはTakというユーザー用の空間内であって、
windowsでもC:\Users\Tak\Documents\なので、ほぼ同じ構造になってきた。
基本的にマルチユーザーで使うことを前提にしているので、
管理者として振舞うにはそのたびにそれを宣言しなければならない。
そこが面倒といえば面倒だが、外部からの攻撃をむずかしくする理由でもある。

また、前項のFAT32の4GBの第一パーテーションに/windowsという名前で
マウントポイントを設けている。こうすることでこのFAT32のパーテーションに
あるファイルも、LINUXから普通に扱うことができる。
つまり、WindowsからはCHALET1604という名前のF(など)ドライブと見え
LINUXからは/windows(など)という名前のマウントポイントと見えることになる。
このファイルシステム上の位置は任意に指定できるので/homeとか/home/tak/とかにも
置けるし、何も指定しない場合には「ボリューム」と表示されるので、単独のドライブのようにも見える。

872 この起動USBメモリLINUXについて(2)   7K1PGA   2018/12/12 23:46        Reply

○このUSBメモリの構造
では具体的な話としてこのUSBメモリはどうなっているか
大雑把な概念としては約4GBのFAT32パーテーションと、残り全部の
EXT4パーテーションでできている。これをwindowsのディスクの管理で見ると
このように見える。

このCHALET1604はFドライブとして認識しているが残り24.73GBについては
パーテーションではあるがwindows にはEXT4という概念そのものがないので
ドライブとしてだけでなく全く扱えないパーテーションであることがわかる。

ここで注目するのがその第一パーテーションが「アクティブ」と書いてあることで
これはこのPBRにブートローダーがあることを示している。
ではこのUSBメモリがwindows環境で起動するかといえば、windowsにとって
無効なブートローダーのため、カーソル点滅でハング状態になるか、
このUSBメモリ内のコードが起動せずにHDDのOSが起動して、
単に3.91GBの容量を持ったUSBメモリとして扱われて、その範囲で
普通に読み書きできる。

これをBIOSレベルで起動メディアとして指定すると
MBRに書いてある第一パーテーションのPBRのブートローダーが
第二パーテーションに納めてあるOS、つまりLINUXを起動する。

要するに、このUSBメモリーをLINUXから見ると、第一パーテーションは
第二パーテーションを起動するPBRだけの存在で、FAT32領域のファイルは
LINUXに無関係なのだ。ただし、LINUXはFAT32もNTFSも読み書きできるので
その第二パーテーションから起動したLINUXからはこの第一パーテーションの
内容も、またPC本体のNTFSのHDDなどもすべて読み書きできる。

FAT32の4GBという大きさにはそれほどの意味はない。このFAT32領域は
Windows機からも読み書きできるということは、LINUXとの中継場所として、
ここに格納したファイルはどちらからもアクセスできるので、リカバリーや環境の移行に
非常に便利なのと、全体がDVD-Rに納まるという程度の意味はある。

871 この起動USBメモリLINUXについて(1)   7K1PGA   2018/12/12 23:35        Reply

○全体的な理解
このUSBメモリは容量32GBのUSB3規格だが
一口に32GBと言ってもむろん正確な数字を10進法で言うと
32×1024×1024×1024個の「バイト=8個のビット」でできている
これをPCやディスクで扱う場合には512バイトを1セクタとして
セクタ単位で扱う。ハードディスクやUSBメモリをPCから扱う場合も
最初のセクタから読み書きできるわけでなく、先頭のセクタにはMBR(マスター
ブートレコード)という起動情報があって、この512バイトの中には
このディスクを4個以内の区画、パーテーションに分ける場合、それぞれの
パーテーションの始まる番地も記録してある。
そしてそのパーテーションの先頭には、どこから起動用のコードが始まるかの
ジャンプ先が書いてある。これをパーテーションブートレコードPBRという。


つまり、電源を入れたとき、まず最初のMBRを読み、通常は第一パーテーションの
PBRを経由してOSが起動する。このように自動的にOSが起動する仕掛を
ブートストラップといい、そのOS起動部分をブートローダーという。

つまり、第一パーテーションのPBRにブートローダーが存在していて
それをMBRに記録してあるのが「アクティブ=起動ディスク」と言われる。
これはHDD、SSD、フロッピー、USBメモリに共通している。

ただし、最近は2TBを越えるディスクができてきたので
これを扱うためにMBRではなくGPTを使うUEFI環境のマザーに変わってきた。
この話はここでは避ける。最新のPCで従来のディスクが起動しなければ
それはUFEI環境なのかもしれない、と思うことにしよう。

870 re:771 Ubuntu 13.10 LiveUSBメモリ(5) について   7K1PGA   2018/12/12 23:16        Reply

こんばんは。古い記事までお読みいただきましてありがとうございました。
この頃はKUMASANという方のページを参考にしてLiveUSBメモリを作っていましたが
14.10くらいからここに書いているやり方ではうまくcasper-rwが認識できなくなって
KUMASANに質問メールを出していたところ、この方が亡くなられていたということで
結局、そのままになっていたのを、その後773の投稿に自分でreplyしている
緑色数字の843番の投稿が、私なりの最終解決策だったと思います。

ちなみに、その4行の意味するところはsyslinuxのブートローダーが
casper-rwの所在が異なってしまったために発見できないので
現在の状態でインストールしてやれば現状の「ファイルでなく第二パーテーション」
という状態を正しく認識してUBUNTUが起動する。という意味です。
つまり私なりの解決策というのは、
1、起動USBメモリーを製作するがこの時点ではpersistentファイルはない。
2、そのUBUNTUを走らせて、そこにあるGPARTEDで自分自身の第二パーテーションをEXT4で作り、
名前をcasper-rwにする。
3、windowsからこのsyslinuxを書き換えて、persistent領域を使う設定にする。
という意味です。

それにしても2年以上前のことなので、昨年あたりに思い直してUSBメモリの
UBUNTUを作ったときには「なぜLiveUSBメモリでなければいけないのか」と
考えた末、軽くてwindowsに似た操作のUBUNTUをUSBメモリに普通にインストール
すれば、変に一つのファイルにまとまってないだけで、私がLiveUSBに求めていた
ものはすべて叶えられることがわかって、例えば64GBのUSBメモリを
4GBのFAT32領域と60GBのEXT4領域に分けて、起動だけをFAT32で行うようにして
60GBにインストールしたUBUNTUを動かすという方法を現在は採用しています。
2ページの844と845がそれで、私は現在はこちらの方をむしろお勧めしたいと思います。
これだと、成書のUBUNTUに関する記述がすべて応用できるので、問題が解決しやすい
のではないでしょうか。Liveとの違いはファイルに対する権限の扱いがあることで
これさえ早めに覚えてしまえばいいし、むしろLINUXを扱ううえで避けて
通れない部分なので、Liveのように変則的な操作より正当な入り方と
言えると思います。

では、この844の投稿のときに、これを渡した相手にそのUSBメモリについて
解説した文書がありますので、これを次に投稿します。これはあくまでも
その実物を持っている相手に対しての解説だということを前提にお読みいただいて
なにかの参考にしていただけたら幸いです。

869 771 Ubuntu 13.10 LiveUSBメモリ(5) について   かける   2018/12/12 21:47        Reply

こんばんは
はじめまして
4G以上の保存領域を持ったubuntuのLiveUSBメモリを作ってみたいと思い全然できなくて、ネットで検索していたらこのブログに出会いました。ブログの管理者様に会えた事を本当に感謝しています。
検索していたのはLiveUSBの記憶領域についてです。

仮に作った作業する用のLiveUSBをUSB①とします。
保存領域を作成したいLiveUSBをUSB②とします。

771の記事の通りに進めてまいりました。
最後の方の28Gのパーテーションext4(casper-rw)までは完成しました。
gpatedの画像の下の4行について詳しく教えていただきたくメッセージをお送りさせていただきました。

USB②を起動します
casper-rwというラベル名のパーティション(記憶領域)が認識されていない?のかdesktop上にcasper-rwと書いてあるUSBの形をしたアイコンがでています。
もちろんsampleフォルダや壁紙を変更して再起動しても内容は保存されていません。そこで最後の4行の中のsyslinuxをインストールすれば、ext4パーティションのcasper-rwを認識しますと書いてあります。その方法を詳しく教えていただきたく思います。770の記事も見ましたがわかりませんでした。syslinuxをインストールし直す?syslinuxを再インストールする?という所が特にわからないため詳しく手順を教えて頂きたいです。僕も勉強中の初心者のため質問の仕方も下手ですいません。ぼくにご教授ください。本当によろしくお願いします。

868 SMART   7K1PGA   2018/10/01 16:43        Reply

スマートという言葉は、クールという言葉もそうですが、50年以上前に
英語教育を受けた私にとっては「細身の」や「涼しい」とかの意味で
使いがちですが、「賢い」とか「気が利いた」とかの意味で使うことが
実際の場面では多いのではないかと思います。

ここにもよく書いているように、私はアヤシイものはほとんどeBayで
仕入れています。今回のASUS「スマートフォン」はヤフオクで入手しましたが
これの電池交換を考えた時、Amazonにも出ていますが、実際に買うときは、
eBayで最安値のものを注文しました。

電池と交換工具一式で1,677円は、むろんパチモン電池であることを
前提で、なんの不満もありません。

ところが、これが注文から1ヶ月経っても、40日経っても全く届かない、
広東省のシンセンから郵便の繁忙期でもない8月にこんなに時間が
かかるのは少しおかしいし、「Shipped」のメールは来たけれど、トラッキング
ナンバーは示されませんでした。まあ97.4%positive評価のセラーなので
「やられた」とも思いませんが、泣き寝入りを期待しているのかもしれない
と思って、先週の月曜日にクレームのメールを出しました。

すぐに返事が来るのがeBayのいいところです。セラーはNegative評価が
つくことを非常に恐れるので、トラブルをできるだけ未然に防ぎたいのです。
「ちゃんと送ったのでもう一週間待って下さい。こちらでも調査します」
これに対しては
「では来週末まで待って、それでも来なければ返金手続きを開始します」
と返事したのが先週木曜日です。で、今日、つまりクレームのメールから
ちょうど一週間目に届きました。

箱を開けると、注文の品は全部入っていますが、注文していない
ACアダプターのようなものも入っています。これはなんだろうと思って
ラベルを見ると「万能座充」Universal seat chargerとあって、USB端子があります。
それだけでなく、裏側はこういう感じになっていて、要するに
+4.2VとGNDの端子が自由にスライドしてこれを側方にスライドする板で
はさんで固定するしかけです。

私も頭が半分中国人になっているので、すぐにわかりました。
これは要するにデジカメや携帯に内蔵している1セルのLi-ion電池の
充電器なのです。つまりスマホの電池はUSBで、携帯/デジカメの電池は
この端子で充電できるのです。


クレームが来てから郵送したとしたら、シンセンから一週間で届くのは
ぎりぎりかもしれません。荷物のCN22ラベルでは日付が確認できないのも
ポイントかもしれません。しかし、中国人は意味なくおまけを入れるような
甘いヤツラでないことも確かです。それはそれとして、この充電器は
なかなかに中国的にスマートな製品だと思いました。日本や西欧で
Li-ionを裸で充電するような機械が許可されるとも思えませんので。

それでとりあえず「今日届きました」とのメールに
「Thanks for your smart management」とお礼しておきました。
smartには「ずるがしこい」という意味もあるようですが、むろん違います。

スマートな充電器でスマホとデジカメ電池を同時に充電中です。

867 DSDSその後   7K1PGA   2018/08/21 00:38        Reply

約2週間使って、色々な使用法とそのデータ使用量を試してみたところ
自宅にいるときにWiFi環境にすれば仕事場をWiFi環境にしなくても
一か月で1GBあれば足りなくなることはほぼないという結論になり
DMMのデータ通信SIMプラン1GB(480円/月)でいくことにしました。

DMMは8月31まで「Wで半額キャンペーン」というのをやっていて、
新規契約事務手数料とデータプランの基本料の2つがダブルで
半額になるというキャンペーン内容になっています。
DMMのページからの無断転載ですが、まあDMMに損害を
与えているわけではないのでご容赦をお願いしておきます。

この220円というのは低速で容量無制限というプランで、
高速4G通信で1GBまでというのが240円になります。
現在のOCNの期限である11月末を待ってDMMに移行する場合と、8月中に
DMMに入会する場合とを比べてみると、仮に使わないとしても今入会するほうが
7か月後の総費用合計で2000円近く安くなります。

というわけで、DMM1GBプランに入会しました。初回分の支払いが2195円
次回から6か月間240円+α、7か月目から480円+αの予定で
SoftbankのガラケーSIMとの合計で確実に1500円以下になるものと思います。

OCNのプリペイドSIMはなくなるまであと2~3週間だと思いますので
DMMの当月分(日割りで350MBくらい)はそのまま来月分に繰り越すことに
なるでしょう。で、この繰り越し分程度しか使わなければ、本来の
来月分1GBは、ほぼすべて次の月に繰り越すようになるかもしれません。

ノートにUSBケーブルで直につないでのテザリングがけっこう使えます。
WiFiがない施設内でAC電源にノートをつないで、このノートのUSBにスマホを
ケーブル接続すれば、ノートにはネット環境が、スマホには充電が得られて
なかなか便利だと思いました。

(で、どうなったかというと)
ほぼ9月いっぱいでプリペイドSIMを使い切り、8月分の未使用分+9月分で
DMMのSIMは10月には1GB繰り越すことはほぼ確実ですから、10月は
2GBコースと同じと考えてもいいと思います。そして、10月分の
料金請求はこんな感じになりました。ほぼ予定通りです。

866 DSDS   7K1PGA   2018/08/18 17:05        Reply

DSDSとは何か、というと、一日中スマホが手放せないような人には
「何をいまさら」な言葉で、我々のような年齢層には「ん?ゲーム機?」くらい
だと思いますが、Dual Sim Dual Standbyのことで、要するにこれです。

最近、今さらながらスマホになりました。私には通勤時間というものや
仕事場の外に出る機会というのがほとんどないので、PCが無い環境は
まずないと言ってもいいので、老眼と太い指で数センチ幅のキーボードを
ポチポチタッチしたりフリック入力するのは非常に精神衛生に悪いのです。

しかし、4人で使っていた携帯の契約も今や二人になり、その一人も
iphoneに替わって4年、月々の携帯代1万以上がばからしくなってきたのと、
2年前、iphoneの電池がふくらんで反応しなくなって、アキバの交換屋で
電池交換したのですが、それから2年過ぎて、いつまた再発するか怖いので、
この際端末も替え、契約も格安SIMの2500円くらいに替えることにして、
端末はAppleストアで購入、ソフトバンクにナンバーポータビリティの予約、
格安SIMは店頭で手続き、itunesとicloudにバックアップをとっておいて
それをiphoneSEに書き戻し、と、まあ2日くらいでmineoに移行したのですが、
元々スマホやApple製品を使わない私はもとより、ITに恐怖心を
持っている当人もすっかりぐったりとなってしまいました。

全くあの携帯屋と話すのは精神衛生に悪いですね。数学が全くわからない
頭の悪い奴に数Ⅲ(古い!)を習っているような気持になります。
まあ、そういうことがあって、その一人が抜けたために、ソフトバンクの契約は
私一人になりました。むろん電話はもとより、携帯のメールも、いいとこ
月に数本というところで、実際のところ、これはソフトバンクといえば
そうなのですが、元々は今はなきjphone→ボーダフォンなのです。

それなら、この際せっかくスマホもいじったとこだし、残る自分の契約も
格安SIMにしてしまえば、二人で半額以下になるではないですか。
と、毒食わば皿までと思いましたが、新品のスマホをおしゃれな銀座の
アップルストアで買うのは奥様のスタイルであって、ジャンク屋の私には
全く似合いません。一応SIMフリー白ロムを色々物色したのですが
思ったより相場が高く、「よくこんなもんにこんな金使う気になるなあ」と
結局、DOS/Vの時代にTTZと(誰じゃ)本社見学したASUSのZenfone3を
ヤフオクで12Kで入手しました。台湾版でAndroid8.0になっています。
さすがに華為や三星はちょっと嫌だし。日本製は逆に不自由です。

この機種に決めたのは2枚のSIMが使えるからで、ソフトバンクのガラケーは
オプションを全部外して通話/SMSだけならば月額千円以下になるのです。
一方、格安SIMの通話は大手キャリアの余剰部分を使うため、混雑しているときは
つながらないと、通話に関しては大手キャリアのガラケーのほうがはるかにましです。
それなら、ガラケーを内蔵したスマホにしてしまえば電話/SMSはそのままなので
手続き不要なのです。ただし、ガラケーのSIMは当時のミニサイズでZenfone3には入りません。

それなら「切りゃえーじゃないか」とすぐに答えが出て、とりあえずマイクロサイズに
切りました。ここはまず大丈夫で、これをナノサイズに切るのはけっこう失敗が
あるそうです。良い子はまねしないようにね!してもいいけど、その時には
まず理論武装してから始めてね!

さて、そうすると、このガラケーの機体に残っている「おさいふケータイ」を
使い切らなければいけません。こういうのもすっかり流行らなくなりましたね。
で、アキバに行って、この残高3000円くらいをOCNのプリペイドデータSIM初回用を
買って空にしました。これは3サイズ対応なので、こちらはナノSIMに切り取ります。
で、こういう感じになりました。

このデータ専用SIMは、「3ヶ月後の月末」まで使えるので、月の始めに導入すれば
実質4ヶ月使えるので、ちょっと試すには最適なのです。その後110MB/日のコースに
移行すれば月900円ですが、11月の末あるいは12月中に追加用の1GBを足せば、
そこから「3ヶ月後の月末」までが2000円ですむ、すなわち500円/月の
ランニングコストになるのです。まあ忘れないように注意する必要はありますが。
正直、一日50MBもあれば充分すぎるのでDMMの速度200KBの440円コースもけっこう
魅力的です。ocnの追加を忘れたらそれを機会に、最終的にはDMMの1GBコース
480円/月に移行する予定です。それで電話データ合計月額1500円以下になります。

仕事場と家ではWiFi環境なので、外出時だけがLTE回線になります。あるいは
旅行中にテザリングでノートなどのモバイルルーターとして使うこともできます。
なんといっても老眼と太い指でポチポチタッチするのはつらいのです。
「携帯」としては大きくて邪魔なのですが、旅行時にipadを持ち歩くよりは
これとThinkpadの方がはるかに精神衛生にはいいような気がします。
で、今のところ、こういう感じです。Vodafoneの文字がいいですね。

865 竹割包丁の製作   7K1PGA   2018/07/15 16:58        Reply

依然として武器製作ダンジョンから抜け出せずにいるのですが
やっとヤフオクで一本中古の包丁を落としました。
三徳包丁という名前ですが、まあなんにでも使えるという意味で
要するに何の用途でもない、多少切るだけならこれで充分という意味の
名前です。厚みも1.5mm、材質はそこそこ刃がつく炭素鋼板の
打ち抜きを機械で研磨して刃をつけただけのものです。
落札価格110円+送料で390円でした。

これを竹割包丁に仕立てるべく刃を直線状にカットし、イレクターパイプの
エンビ被覆部分を剥がした、2cmほどの鋼パイプを加熱して端をつぶし
竹割口金のようなものを作って刃元にはめ込み、柄と鞘は2×4の端材で作りました。
厚みが薄いので両刃で研ぐと刃が鋭すぎるので使ってみてもう少し角度を
付ける方がいいかもしれません。とりあえずしばらくはこれで戦ってみましょう。

864 武器製作ダンジョン   7K1PGA   2018/06/24 13:01        Reply

ダンジョンの中で迷っているうちにもう一つのダンジョンに
つかまりました。それは「武器を作る」というものです。

なにしろゴールドがないし、そもそも竹細工というもの自体
横井さんのような(若者は誰も知らん)境遇に身を置かれた人が
サバイバルの一つとして身近にある材料で道具を作るという
あるいはアジアの民が武器や生活用具を必要とするときに
それこそ大は家から小は箸、串まで最も多用される材料の
一つでもあります。

であるならば、これを加工する工具も必然的になにもないところから
すべて自作することこそ正しい竹細工という・・・ダンジョンなのです。

ところで話は全く逆なのですが、竹を割るための工具で一番簡単に
買えるものは竹割鉈です。私も一番最初にこれを買ったのですが
実際にやってみてわかったのは、実は竹細工というものは
0.1mm単位の精度が必要なものだということでした。
大げさに言っているのではなく、実際に作品を作られている方の多くは
マイクロノギスで厚みを測っています。ではありながらも、実際には
量をこなすことで、測らなくてもそれがわかる、という世界でもあります。
たしかにこりゃ迷路で、しかも数をこなすことでしかレベルが上がらない
まさにRPG的思想の世界です。

むろん入門者は測らなければわかりません。しかしひごが作れるようになると
実は竹割鉈は重すぎて使いづらいのと、微細なコントロールが難しいのです。
では比較的軽い竹割包丁は、というと、毎回こればっかしですが
ゴールドが足りないのです。また、自分で顧みるにそんな高級品を買うほどの
腕もありません。なんせまだ入門しているかどうかすら微妙なのですから。

そこでもう少し使いやすいものを自作となるのですが、竹割包丁には
切れるという要素はあまり必要ではありません。しかし、目的の場所を
「へぐ」には竹に食い込む薄い直線の刃が必要であることも事実です。
しかし、この工程の時には32割で最大でも10mm前後の幅になっているので
大きく割る部分を鉈ですませるならば、刃長は5cmもあれば、ほぼいけます。

ここでも「やふおく」で出刃のやや薄手のものをと思ったのですが
これは落札寸前で10円上がったことに気づかず失敗しました。
しかし考えてみれば、出刃は片刃なのです。つまり、ぱっと見てわかる
研いである刃が見える先端の部分、あれが鋼なのですが、実は裏は平面で
これが日本の包丁の特徴です。つまり、軟鉄が片側だけについているのです。
これはカンナもノミも共通ですが、日本刀は違います。

これは断面図で、白が軟鉄、黒が鋼、赤い線から外側を削り落として刃物にします。
日本刀は裏から見ても表から見ても刃が見えます。つまり両側に軟鉄があって
例えればサンドイッチのハム=鋼をはさむパンになっている、これに対して
包丁は上のパンをとってハムが露出している形なのです。

ところで、竹割道具の特徴は断面が左右対称:舟形であることです。
竹を割るときには片側だけに力がかかると、そちらが薄くなっていく
というのが大原則で、これを理解したことで「へぎ」ができるように
なったのです。つまり手元の微妙なコントロールで左右に均等に
力をかけられる、つまり日本刀のように両刃でなければならないのです。

で完全に切れなくなったステンレスはさみをばらしたもので作ったのが
これです。基本的に竹割包丁の形を踏襲していますが、さすがにこれはこれで
小さすぎて4つ割りくらいだと竹に負けてしまいます。
ウーム迷路は深くてゴールは遠いな。

863 ダンジョンにつかまる   7K1PGA   2018/06/23 22:44        Reply

さて、武器と鎧の店ならぬ「やふおく」で鉋刃を手に入れたのですが
どうもこの鉋刃、プロが使っていたに違いなく、どうしても
かんなとして使いたくなりました。前の投稿の写真の左から2番目の一番長い
やつ、これとその右にある裏金とで、一丁できそうな気がしてなりません。
刃幅を測ると64mmで寸六かんなの標準的な幅のようです。

それなら寸六のかんな台を買えば、とは思うものの、一番安いものでも
3~4千円します。こんなもののために貴重なゴールドを・・・と思うものの
「あープロのように紙のようなかんな屑をしゅるしゅると・・・」と
思いはつのり、ついにダンジョンに入ってしまいました。

何度も言うようにゴールドがないときには「やふおく」です。探せば
ちゃんと「寸六のかんな台 古いものです」と断っているけれど
割れもないし、500円ならダメもとで、と落とせば送料が1000円と
ダンジョンにはそこらじゅうに魔物がいるのです。

これはすでに全部仕上げたあとなので、それほど汚く見えませんが
さすがに調整前は「まあ500円だわな」という外見でした。

昔からそこそこ使っているかんなですが、このネット時代になって
いいことの一つは、昔はとても聞くことができなかったような
専門家の講義をそれも次々に視聴できることです。
今回も 富山大学 研究資料用ビデオ(講師 小松研治)という
非常に丁寧な解説と実技のビデオを見て深く心に落ちるものが
ありました。それから鉋台の刃入を調整し、裏面を平面に研磨し
切削面との接触を調整し、刃もちゃんと研いで

裏金を入れるにはどう見ても幅を10mm近く削り落とさなければ
入りません。ディスクグラインダーでやってみたものの、発熱の
割にはあまり削れません。そこで久々に仕事場のモデルトリマーを
出してきて注水しながら幅を削り落としました。角の浮かせる部分も
鉄床の角でハンマーで曲げなおして55mm幅で美しく入りました。

これで試してみると・・・おおあこがれの紙のような鉋屑が
しゅるしゅると出るではありませんか。
ちなみに、このダンジョンを出るまで1週間かかりました。
さーて、今度は檜の薄材で蒸籠の胴だな。
別のダンジョンの入り口という気もするけどね。

862 武器と鎧の店   7K1PGA   2018/06/23 21:08        Reply

さて、レベルが上がると、出てくる敵もそこそこ強いのがいて、うっかりすると
「おおイエヤス死んでしまうとはなにごとだ」となるので、まずは手持ちの
ゴールドで買える革の服とか鉄の斧あたりでも買っておいたほうがいいのですが
手持ちのゴールドがどれほどあるか見てみると、なんと数千円しかないのです。

竹細工で「へぐ」のがある程度できるようになったら、次の段階として
「幅と厚さがきれいに揃った籤を作ること」がとりあえず最低限のタスクです。
これがきっちりできるようになったら、とりあえず入門準備は終了と言っても
いいかもしれません。それにつけてもダイソーで100円で売っている竹製品を
見るとクラクラしますな。ここまできれいに揃った籤を何千本も作って
いったいどれくらいの金になるのでしょうか。これは機械でできる部分は
それほど多くないのは確認しています。あの商品を100円で売るには
幅4mm、厚さ0.5mmの節ひとつの60cm程度の籤を100本で5円とか
たぶんそのくらいの原価なのではないでしょうか。

まず幅ですが、これは竹の直径である程度決まっているとも言えます。
直径10cmの竹で皮の籤を32本とるとほぼ10mm幅になりますから
これを半分にすれば5mm幅が64本とれることになります。
しかし、いくら精密に仕事をしても、そもそも先の方が少し細い
こともあるし、微妙に曲がっているので10mm幅とはいえ、私程度の
入門者では8mm~12mmのばらつきがどうしても出てしまいます。
つまり4mm~6mmくらいのばらつきが出るので、幅が近いものを集めて
そのなかで一番狭いものに合わせてのこりの幅を削り落とします。
これが「幅取り」と言われる作業で、切り株に二本突き立てた切り出しの
間を通して余剰部分を削るのですが、そんなもんできるわけありません。
で、先人に習って作ったのがこの幅取器です。

右側に隙間が見えますので、この右のブロックのネジを緩めて、
ぴっちり合う場所に移動させます。そうすると、これより幅広な籤を
この籤と同じ幅にできるわけです。この刃はステンレスアングルを
デイスクグラインダーで分割して約45°の刃をつけています。
これはそれほど鋭い刃でなくてもそこそこは行けます。
まだイマイチな完成度なので、まあ「ぬのの服」よりはましという
程度でしょう。

厚さを揃えるには「銑(せん)」という道具を使うのですが、
これがいろいろ試行錯誤してもどうもうまくいきません。
先人の道具を見るとノミをそのまま利用するものがありました。
ということはカンナでもいけるはずですが、それにはゴールドが
ないので、ドラクエにはない「中古のはもの」というものを
「やふおく」という店で探すと「かんな刃 土牛…他かんな刃等3点・中古品」
というやつがあって、これを1000円で落としました。
見るとどれもけっこういい刃がついていますが、どうにも再利用
できそうもない一番左の、幅広で刃こぼれのあるやつを使って銑を
作りました。この写真では4枚とも刃を研いで、その銑に使う刃に
2ヶ所穴を開けてあります。これでドリル刃3本折りました。
また裏金はこの後の作業のために幅を5mmづつ削り落としてあります。


これで作った銑がこれですが、厚さを決めるために刃のあたる左右に
0.5mm厚の小さいプリント基板を置いています。
刃の上に見えるのが余った竹で作った籤押さえです。この適度の弾力で
台に押しつけられつつ、籤を手前にひくことができるのです。
今回、鉋の刃は7°の傾斜にしてみましたが、けっこううまくいきます。

これでけっこう戦える気がしてきました。

一番右の幅の広い刃は、鉋として使うにはちょっと難しそうなので
それを半分に切り、ほんのわずかに上が開くようにセットしたアングルに
Cクランプで固定する方式で幅取器を作り直したのがこちらです。

これで4枚のうち2枚を使いました。残り2枚でかんなができるかな?

861 レベルが1つ上がった   7K1PGA   2018/06/10 19:00        Reply

チャラッチャッチャッチャーンと、これはドラゴンクエストのレベルが一つ
上がった時の音楽です。勇者イエヤスが荒野に出て弱いスライムを倒しまくって
やっとレベル2になり、HPとMPがすこしづつ上がっていき、ある程度のレベルになると
ホイミの呪文を覚えたりするわけですね。

で、勇者イエヤスは一昨年にあまぞんの売店で竹割鉈を買い、昨年秋に某所から青竹を
もらったままになっていたものを、季節もよくなって来たので、以前から懸案だった
自作蒸籠の蓋の修理にとりかかったわけです。これは元々40年くらい前に中華街で
安い飲茶用の蒸籠を買って胴は全部割れたものを蓋だけ使っていたものです。
今回竹をもらったので汚いなりになんとか修理したのですが、とても人に見せられる
ようなものではありません。ま、この写真内にある蒸籠なんですが。

結局、あの笊状の蓋になる薄い竹が入手できないのです。最終的に理解したのは
要するに竹細工というものはこの「籤(ひご)」作りがすべてなのだ、ということで
それなら、どこかで竹材を買ってきて薄く切り出せばいいのか、というと、そんな
話ではなく、丸竹を切り出す、2分割づつ縦に割っていく。4つが8つ、8つが16、
16が32本くらいに割れたら、こんどはこれの厚みを半分にして、これは外側だけを
使うのですが、さらにそれの厚みを半分にして外側だけを残すと
皮のついた1mmくらいの厚さの籤ができるので、これの皮目だけを剥ぎ取ると
皮目と皮下の2枚の材料ができるという、ちょっと話を聞いただけでも
「あ、そりゃ無理だ」とすぐにわかる話なのです。
この厚みを半分にしていく作業を「へぎ(剥ぐ)」と言いますが、
これが最大のポイントで、この技術を習得できないものは、全く竹細工の
入り口にも立てないのです。

籤を作る部分だけでも誰か教えてくれないか、と思ってずいぶんyoutubeなどを
見たのですが、もちろん動画もいっぱい転がっているものの、実際にやってみても
とてもあのようにはできません。そんなとき、ついに出会ってしまったのが
「ニシカワ塗装」老師です。この人も8年くらい前はアマチュアだったという
だけあって、まさに私が知りたかったポイントを教えてくれたのです。

そういうわけで「勇者イエヤスは『へぎの技』を覚えた。レベルが3に上がった」
写真はさっそくその技で蒸籠の蓋をやりなおすべく網代格子に編んだところです。
粗い実用品ですから幅も厚みもきれいに揃えていませんが、まさに私が
望んでいた材料なのです。こりゃ老後の(もう老後になってるつーの)
楽しみが増えたな。

ちなみに、私がわからなかったポイントは「いかにして同じ厚みでへぐか」です。
やってみるとわかりますが、同じ厚さで竹をへぐことはまず無理です。
それを「基本は手でへぐ、そして引っ張る側が薄くなっていく。」
これが決定的で、これさえわかれば後は練習だけなのです。

860 スーパーカブ110 JA44 オイル交換   7K1PGA   2018/05/04 13:30        Reply

オイル交換くらいでわざわざ写真を撮ったり記事を投稿したりするのも
どうなの、とも思いますが、JA44スレッドなどというのを読むと、けっこうな
割合で、どこに持っていくべきか悩んでいる人がいるのに今さらながら
驚きました。正直言ってこんなものは自転車のタイヤに空気を入れるのと
たいして変わらない、こともないですが、まあその次くらいの作業です。

今回スーパーカブはこのオイル関係で変更点があるので、そのレポート
という意味もあります。まずエンジンの真下にあるオイルドレンボルトの
形が変わって、ツバが広いドレンキャップ型になり、この中にスプリングと
ストレーナーが入っています。使用レンチは同じ17mmです。シーリングも
ワッシャータイプでなくOリングになっています。

また、今回から交換式のオイルフィルターが新設されました。
このボルトだけ他の場所に使っていない対辺8mmなのですが、せめて
10mmだと工具が少なくてすむのに、と思いましたが、まあそうそう交換
するものでもないし、この場所はスパナでもいけるかもしれません。

準備はこんな感じ、基本的にオイルが温まってさらさらになっていた方が
いいので乗った後がおすすめです。真下にバットを置いてオイル点検口を
あけておきます。

車体左側からドレンキャップをメガネレンチでゆるめると
オイルがあふれ出てスプリング、ストレーナーが外れます。

今回はオイルフィルターも交換するので、こちらも外して交換します。

オイル量は0.8リットルです。完全にドレンから出なくなってから
ドレンキャップを元通り、この時の注意点として、あまりトルクを
かけすぎないことです。私は前車(フォーサイト)で外れなくなって
キャップを壊して交換しました。アルミでナメやすいし。適正トルクは20Nm。

オイルはHONDA純正G1、道具は17mmのメガネレンチ、廃オイル受けバット
ウエス、ゴム手袋、すべてホームセンターで入手できます。
(私はモノタロウでオイル800円、フィルター500円でした)
見方によっては自転車のパンク修理より簡単かもしれません。

ちなみにパッキン/Oリングはほぼ使い回しで問題ありません。むろんオイル滲みや
洩れがある場合は当然交換する必要がありますが、同じサイズのドレンキャップで
8万Kmと6万Km乗って2000Kmごとにオイル交換したので、70回くらいになる計算ですが、
Oリングは一回交換しただけでした。しかも純正ではなくホームセンターの水栓売場にある
SANEIの「補修Oリング30番」で全く問題ありませんでした。

さらにもうひとつ、廃オイルの処理ですが、私の場合空になった缶に入れて
そのまま保存し、10本くらいたまったらオートバックスに持っていきます。

859 リア脱着の復習   7K1PGA   2018/04/29 16:31        Reply

前回の実習は前後のホイールを脱着してパンク修理の非常訓練でしたが
フロントは問題なく、リアの取り外しにはもう少し訓練が必要であることが
わかりました。特にスーパーカブの特徴であるチェーン回りをそのままにして
リアホイールだけ外せる、という方法がもうひとつ体得できないという
非常に残念な結果におわりました。

そこで、今回は「ブレーキをつけたままスプロケットを分離する」という
目標で復習しました。ブレーキ側の諸々をすべて外し、ブレーキを
色々な向きで、サイドカラ―の幅だけ右に寄せれば、かなり無理な感じですが
このようにダンパーとスプロケットが分離できます。アクスルシャフトを
全部抜かないで、チェーンとスプロケットがついたままなのがわかります。

スプロケットが分離できると、ホイールを後ろにさげて、ブレーキを外し、
ホイールを少し斜めにして車体を持ち上げれば、こういう感じでホイールを
右斜め後ろに外すことができます。

スプロケットとドリブンフランジ、チェーンがそのままアクスルシャフトに
ついた状態であることがわかります。この写真ではマフラーもそのままですが、
無理のない作業をするには、マフラーを外せばいいのですが、触媒が追加されたため、
マフラーを外すにはまずステップを外さないと完全には外れませんが、
エグゾーストフランジとスイングアームピボットのナットを外すだけでも
マフラーが動いて邪魔でなくなり、作業は格段に楽になります。
しかし、スイングアームピボットは反対側が二重ナットになっているので、
この反対側のピボットカバーを外して、さらにその下のナットを固定しないと
簡単にはナットが外せません。こういう風に複雑化しているのが、
「簡単にメインテナンスや修理ができるか」という観点からはやや残念です。

リアホイールはフロントより幅が広いので、タイヤもそれなりに厚みがあって
自転車用のタイヤレバーで外すのにけっこうな力を必要とします。
前回の実習でうまくスポークに掛けられなかった点を考察して、今回は
最初にレバーを入れる位置をバルブの反対側でスポークの中間地点にすると
このようにスポークに引掛けて3本使えることがわかりました。

また、分解よりも組立の方が早く作業できること、さらに、今回のように
シャフトを全部抜かないで作業するにはホイールをズボン用の作業ベルトで
荷台にぶら下げる形にすると、タイヤを左手で支えながらシャフトを
ゴムハンマーで叩きだすという疲れる作業が、ハンマーを使わずに
手で抜くことができるようになりました。このベルトもボックスに追加します。

というわけで、リアホイールの脱着はかなりスマートになりましたが
チェーンを外す方がホイールを左側に抜くスペースが広くとれるので、
今回のやりかたとどちらがいいかはなんとも言えません。
しかし、JA44にも過去のカブの遺産がしっかり継承されていることが実感できました。

858 脱着訓練   7K1PGA   2018/04/21 15:17        Reply

かなり重症の「そなえよつねに」病であることはおわかりいただいたと
思いますが、であるならば、非常訓練こそ備えの要とも言えます。
「百の座学より一の実習」と、絶対に先賢の誰かが言っているはずです。

というわけで前後ホイールの脱着/チューブ交換訓練です。
むろん車載工具のみで作業することが前提ですが、空気入れは
車載のでは時間がかかりすぎる上に近所迷惑なので、これは
エアブラシ用の3kg/cm2静音コンプレッサーを使っています。

前輪は簡単にホイールが外れます。

自転車用のタイヤレバーではスポークが太すぎて引掛けられないので
3本使う場合には一本を足で押さえる必要があることがわかりました。
こういうのが実習の成果ですね。たぶんリムに傷がつきますが
この種類のホイールでは普通にあることなのでよしとしましょう。

ここまで出せばパンク修理は問題なくできるはずです。

というわけで後輪ですが、この部分は、たぶん最初のモデルから
ほとんど変わっていないはずです。ただし、タイヤが太くなったり
ギヤ(スプロケット/チェーン)周りが強化されたり、あるいは
マフラーに触媒部分が追加されたりで脱着はやや複雑化しました。

今回はマフラーに手をつけずに後輪を外します。
まず19と14mmのメガネを両手で持ってアクスルナットを緩めます。

ブレーキはナットを外してペダルを踏めば抜けますので完全に分解します。

マフラーが邪魔で作業しにくいですが、トルクリンクの割ピンをまっすぐにして
抜き、12mmレンチでナットとワッシャーを外します。トルクリンクとの間に
ゴムのブッシュがあるのでこれを忘れないようにします。

チェーンアジャスタを充分に緩めて、シャフトをプラハンマーで叩きだします。
タイヤにかかる重量をまっすぐなにかで支えれば錆びてなければハンマーなしでも
抜けるかもしれません。

シャフトがホイールまで抜けるとサイドカラーというリングが抜けてここに
スペースができます。

本来なら、このスペース分ホイールを右に寄せればダンパーという
ホイールの中にあるゴムの塊とスプロケットが分離できて
チェーンに手をつけずに、ホイールだけを後ろに外せるはずでしたが
少しスペースが足りない感じで分離できず、ブレーキを抜くこともできません。

結局、チェーンカバーを外して、チェーンをスプロケットから外して、はじめて
後ろにホイールを移動してブレーキを外すスペースが生まれます。ブレーキが
外れるとホイールが完全にフリーになって隙間から後ろに抜けるようになります。
チェーンをそのままでもホイールが外れるのは、カブの特徴の一つでもあるので、
やりかたが悪いのだとも思いますので、次の機会にもう一度検証してみましょう。
ブレーキ側を上にして外すと、スプロケットが落ちてギヤの歯が破損するおそれが
あるので注意しなければいけません。これで前輪同様チューブ交換できるように
なりました。

今回の実習でわかったことは、タイヤレバーの形に改善の余地があること、
リアホイールの脱着はもう少しスマートな手順があるのではないかということです。
また、車載工具だけで、前後輪のホイールを外してチューブ交換できるけれど
リアホイール脱着にはプラハンマーと10mmのボックスレンチがあったほうが
いいことがわかりました。前輪で30分、後輪で一時間あれば大丈夫だと思いますが、
2回目からはもうすこしスマートな作業をめざして、また忘れた頃に訓練しましょう。
そなえよつねに!May Force be with you いやいや be prepared!

857 新カブJA44の車載工具決定   7K1PGA   2018/04/14 16:02        Reply

そういうわけで、休日のたびに各部の脱着をして考えた末
車載工具の収納スペースとして3箇所に分けて、いわば
業務を振り分けて収納することにしました。
1.左サイドカバー内
ここが一番簡単に取り出せる、独立した収納スペースです。
ここにはパンク修理セット(タイヤレバー、パッチ、接着剤、サンドペーパー)、
ドライバー、10/12mmスパナ、10/15Aヒューズ、プライヤーがあります。
たぶんここだけで、ほとんどの軽い不具合に対処できるでしょう。


2.荷台ボックス内
基本的にはメインの収納スペースですから、ヘルメット、手袋
雨天用バイクカバー、書類、ウエス、荷紐、サングラスなどが入ります。

直方体の荷台ボックスにヘルメットを逆向に入れると底の隅にできる
空間に、比較的長いものや、外気や日光にさらしたくないものを
収納します。チェーンの張り調整とチューブ交換時のアクスルナットと
作業に邪魔なマフラーをどかす為のスイングアームピボット用です。


エアコンプレッサー、照明用LED、非常用ガソリン500ml、
プラスチックハンマー、12/14mmスパナ、サージカルテープ、傷バンド
17/19mm、14/17mmメガネレンチ、交換用2.5/2.75インチチューブ。
10/12/14mmソケットレンチ、T型ハンドル、ハンドル用13mmレンチ、
あと、カバーネジを回す10円玉代わりの10/12板スパナを適当な隙間に。


3.レインウエアはこの箱の前面に着脱できるように加工した小型ボックスに
押込み気味に収納しました。3.11の大地震の時、二人乗りできることが
いかに重要なのか痛感したので、そういう事態の時には、この箱を
外して中身をクッションとして使えば、ぎりぎりもう一人乗れるスペースが
確保できる、それがこの着脱方式の意味なのです。


4.トップカバー内スペース
何度も脱着した結果、周辺を外さずにこのカバーだけを
外すことができるようになりました。そこでここに一番車載工具っぽい
もの、つまり、基本的にはしまいっぱなしでもかまわないものを収納します。

プラグレンチ、ニッパー、プライヤー、カッター、救急絆創膏(粘着テープ)
10/12 mm、14/17mmスパナ、9~22mmフリーレンチ、+-ドライバ
六角レンチは不要ですが、以前のミラーに使っていたのでそのまま。


しかし、これ、ほんとに使う場面があるんですかね。ま、一種の病気ですね。

856 カブの車載工具を考える   7K1PGA   2018/04/01 13:26        Reply

新カブの車載工具はドライバー一本で、しかもそれを取り出すためには
ドライバーが必要※という非常にシュールな存在なのですが、

   ※このドライバーはシート下のバッテリーカバーに収納してあります。
    この場所の蓋はコインでネジを回してあけるのですが、実際には
    前カバー、レッグシールドを外さないと蓋が割れるおそれがあります。


では、このカブには本来どのような車載工具が必要なのか、を考えるとき、
例えば5年間乗り続けたとき、少なくとも自宅あるいは修理施設まで
行けないで、その場でなんらかの対策をしなければならないのは
どういう場面なのかを考えたいと思います。

まず一番ありそうなのはガス欠です。このカブの燃費はだいたい60Km程度です。
昔は普通だった燃料コックR側が予備燃料に切り替え方式は
さすがのカブにも今はありません。燃料ドロしほうだいですからね。
タンクの最大容量は4.3リットルですが、燃料計がEになったときに満タンに
すると約3リットル入ります。つまり、メーター読みがEの時に、残り1.3リットル
ということは、まだ100Kmくらいは走るかもしれないのですから、キーを抜いたときの
Eより2mmくらい下が完全に空の表示とすると、この2mmが100Kmということで
今現在どれくらい走れるかの判断は実に難しいと思います。
常にもうちょっと行けそうな気がするのが曲者ですね。


これに対処するには予備タンクです。私の通勤距離は10Kmですから
200mlのガソリンがあれば必ず着くので、缶ジュース一本分のガソリンを
携行するだけの話ですが、ガソリンを入れる容器は密閉性だけでなく、
素材の耐性、割れないこと、静電気が起きない、気化の処理とか考えると
「ガソリン携行缶アルミボトル500ml」というのがよさそうです。
まあ「Eを過ぎたら早めに入れとけ」だけで、実際には要りませんね。

次にありそうなのがパンクです。カブ110は前が70/90 R17、後が80/90 R17の
チューブタイヤがついています。これに対応するチューブは幅2.5と2.75インチと
いうことになっていますが、両方に対応するチューブ一種類でOKです。
一番よく遭遇する、釘がささったパンクの修理手順はこういう感じです。

1.釘をペンチで抜く 2.タイヤレバーでリムから外してチューブを引っ張り出す
3.穴を特定し、周囲をサンドペーパーで荒らす 4.接着剤を塗って乾燥する
5.パッチを貼って叩いて密着させる 6.タイヤを復元して空気を入れる

これらの用具を左側のサイドカバー内に「パンク修理セット」として入れました。

空気入れ(小型コンプレッサー)は荷台のRVBOX内に収納、電源は
右サイドカバー内に設置したPCドライブ用電源コネクタから取ります。
しかし、仮にこの事態に遭遇するのが夜の場合だと、作業用の照明が要るし、
チューブの穴が確認できない場合には、水につけて気泡を確認する作業が
できる環境や、パンク部位を示すチョークなどもほしいところです。
まあこれもなくてもかまいませんね。

しかし、場所がわからない、あるいは穴が複数、あるいは穴でなく切傷の時
これはチューブを交換したほうが確実です。書いたとおり、2.5*17のチューブを
一本携行すれば作業自体は修理より早いかもしれません。

この場合はフロントフォーク、あるいはスイングアームからホイールを外す
という作業で、車軸(アクスル)ナットを緩めるためには14mmと19mmの
メガネレンチ、ブレーキ回りやチェーン回りを外すには10、12、14mmの
スパナが必要です。スプロケット回りを外すには肉薄の10、12mmの
ソケットレンチが必要です。ここまで来ると携帯工具ではちと無理でしょう。

ただし、事態を把握するためにも夜間の照明は欲しいので
パワーLED1Wを3個使って12V200mA程度のかなり明るい照明を
作り、これを空気入れ用の右サイドカバー内のコネクタから分岐して
取れるようにしました。バッテリーは3Ahなのでエンジンを回さない
場合でも計算上は15時間程度使えることになりますが、基本的には
30分以内程度だと思っておいたほうがいいでしょう。

ところで、自動車なら故障の上位に来るバッテリー上がりですが、これについては
心配する必要がありません。というのは「キックがあるから」、という
単純な話ではなく、このエンジンは燃料噴射方式で、当然電力で制御しますから、
バッテリーがなければ燃料噴射も点火もできません。しかし、そこはHONDA、
キックのわずかな電力でも動く噴射装置を装備しれているのです。
非常時の照明程度なら発発がわりになるかもしれませんね。

パンク以外の小さいトラブルは現状の工具でそこそこ対処可能で
ホイールを外すところまでは現場ではやらない、ただし、
頭がナメても19mmを回す必要があるときのためにダイソーの
200円フリーレンチも携帯工具に一応入れてはおきます。
さて、前車同様10年間使わずにすめばいいのですが。

855 スーパーカブ110 JA44登場 後編   7K1PGA   2018/03/18 22:47        Reply

さて、ギヤ比はなかなかいい感じになりましたが
今日は12V電源の取り出しです。今までのフォーサイトは
チューブレスタイヤでパンクの修理も簡単でしたが
カブは昔ながらのチューブタイヤなので、パンク修理は
自転車と同じくゴムのパッチを貼る方式です。

どちらにしても空気入れは必要なので、小型のコンプレッサーを
携帯しています。これを動かしたり5Vに降圧してUSB電源とするには
自動車ではシガーソケットから12Vを取るのが普通です。

バッテリーから直に取り出すのが一番素直ですが、バイクは
けっこう内部に浸水する可能性が高いので+の配線のどこかに
水分が接触すると、じわじわ漏電してバッテリーが上がる危険性が
あるので、キーオンしたときだけ12Vを供給する、このような
電源をACC(アクセサリー電源)と言います。

というわけで、バッテリー周りにアクセスするためには
あたりの外装を全部外す必要があります。昔のカブは
もっと簡単にばらせたのに今のは全部噛みあっているので
けっこうな大仕事です。特にコンビニフックというやつを
外すのに1時間以上苦戦しました。

ホンダらしいヘッドですが、昔はもうすこし立っていたような気がします。
バッテリーはシートの下にあります。

これがバッテリーカバーで一番左に+端子、一番右に-端子が露出しています。
白いのがヒューズボックスで、ここに2つヒューズが入っています。
そして赤いのが今回使うサービスチェックカプラで、ここにACC電源が出ています。
この赤いのは防水カバーで、中に4Pのコネクタがあって、+-以外は予備と
なっています。普通は全く使わないので、このコネクタからもっとアクセス
しやすい場所にもっとつなぎやすいコネクタで12Vを取り出すのが本日の目標です。

ところで、このカブの車載工具ですが、矢印のスペースにドライバが一本、黒いゴムで
止めてあるだけなのですが、逆にこのドライバ一本で何をしろというのでしょうか。
そこで、このわずかな隙間に無理やり車載工具を入れ込んだのがこれです。

ちなみにシート下の両サイドに物入れがありますが、昔ほどのスペースがなく
左側は説明書の小冊子入れという位置づけですが、このスペースに
ドライバーとパンク修理セット、ヒューズを無理やり入れました。

右側のこのスペースは本来バッテリー用の空間でしたが、エンジンが
キャブレター方式から燃料噴射方式になって、この空間にECUとリレーを
配置したためにバッテリーは前方の蓋を外して着脱するようになりました。
そのせいで、この右側のサイドカバーの中はなんとも中途半端な
スペースですが、むろんバッテリー空間と貫通していますので、
この右側のサイドカバーを外せば12Vが取り出せるようにしました。
そのために使うコネクタと延長コードがこれです。

「どこかでみたような」と思う人はかなりなPCマニアです。黄色が12Vで赤が5Vといえば
パソコンのドライブの電源コネクタですね。まあ昨今はSATAの黒いコネクタですが
30年くらい前にはFDDもHDDもCDDも全部この電源コネクタを使っていました。
この黒いテープは自己融着ゴムで固めてその上をビニルテープで巻いてあります。
アンテナ工事にはこういう防水処理をするのが普通ですが、バイクも同じく、どこからも
水が入り込む可能性がありますから裸の銅線には防水が必要です。

右側のサイドカバーを外した、その中途半端なスペースに
コネクタを出してきました。インシュロックタイで留めて
コネクタにナイロン袋をかぶせてあります。
コンプレッサの試運転は来週。いやー疲れました。

(追記)東京でも雪の春分の日、せっかくなのでフォーサイトに10年間
積みっぱなしになっていたダイソーの800円コンプレッサーにこの12Vを
つないでみたら、ホースが朽ちてブツブツにちぎれていました。
急遽、このコンプレッサーのホースをウレタンホースに交換しました。
圧力計が信用できないのですが、2.5Kgf/cmくらいは入るので、緊急修理用の
空気入れとしては問題なく使えるものと思います。

854 スーパーカブ110 JA44登場 前篇   7K1PGA   2018/03/17 18:48        Reply

昨年の10月末、通勤中に前車の急左折で接触転倒し
左上腕骨近端骨折しました。これは今でも完全には回復
していませんが、とりあえず日常にはそれほど支障はなくなり
仕事もあまり意識せずにできています。

ちょうど10年乗ったフォーサイトは外装は大破でしたが
自走も可能な感じでした。しかし、さすがに自分では無理なので
なじみのTモータースに移動してもらったら、フォークが微妙に
歪んでいるし、6万Km走っているので全損がいいとの意見で
廃車になりました。

で、次ですが、あと十年乗ると、認知機能検査が必要な年齢で
バイクはいかがなものかというのもあり、元々世界に誇る
日本の名車と思っているホンダスーパーカブに50年ぶりに
乗ることにしました。タイミングよく通算一億台達成と
日本製造に回帰した新モデルとのことで3か月待ちの納車が
やっと2月の終わりに届きました。

箱はおなじみのアイリスオーヤマRVBOX460カギ付、
フロントシールドは旭風防のCUB-09にしました。
これで2週間通勤し、250Km走行したのでオイル交換を
しました。ドレンボルトが真下にあるので老人には
疲れる作業です。けっこうどろどろで、新採用のオイル
フィルターも交換したほうがいいのかもしれません。

2週間乗ってみてフロントシールドの上端がちょうど目の高さで
非常に邪魔なので、こいつを6cm幅で切りました。
仕事道具で簡単にできます。断端の処理もモールを再利用して
アセトン流し込みで美しく決まりました。右上が納車時の写真ですが
それほど違和感なくまとまっていると思います。

実用車のカブですから低速トルク重視の味付けなのは当然ですが
毎日10Kmの距離を通勤する時、それほどストップする場面はなく
マニュアル車で言うとほとんどの場所で4速走行という感じです。
50年前のカブは3速でチェンジペダルの後ろが1速、前が2と3速
という簡単なものでしたが、現在のカブは4速で、さすがに自動車と
ある程度調和して走れるようになっていますが、50Km/h~60Km/hで
走行すると(昔の125=中速車は50Km/h制限でしたが、今は60Km/h)
かなり回転数が上がって、自動車の3速で走行しているくらいの感じです。

そこで、スプロケット(自転車で言うとギヤ)を交換することにしました。
構造も完全に「原動機付自転車」なので、作業もほぼ同じです。
車軸(アクスルボルト/ナット)をゆるめる、チェーン調整を目いっぱい緩める。
ブレーキアジャスタを緩める。チェンカバーを外す。スプロケットカバーを
外すと、こういう姿になります。まさに自転車ですね。

で、問題のスプロケットがこれです。これが元々ついているやつで
よく見ると「14T」と書いてあります。これは歯が14個という意味で自転車なら
「14枚ギヤ」というところですね。これをキタコの15Tに替えると、
自転車の場合で前ギヤを43枚から46枚に替えた時のように発進や坂道は
多少きつくなりますが、平地を巡航速度で流すには回転が少なくて楽になるのです。

これが交換した後の写真。直径が少し大きくなったのがわかります。
これで仕事場まで往復してみたら、まだ若干回転が上がりすぎな気もしますが
非力なエンジンなので、これ以上大きくするのは使い勝手が悪いかもしれません。
ツーリングをする人は16Tでちょうどいいという書き込みもあるようですが
まあ巡航がかなりおとなしい回転になってまずまずでした。

853 わしの英世をかえせー!   7K1PGA   2018/02/16 11:43        Reply

364円とはいえ、「金を返せー!」というなら、そりゃつかませたセラーに
言うべきものです。ところが前回のニセモノチップは、全く動かないことを
実証するのに基板にCクランプで押し付けたり、回路に半田付けしたりして
繊細な商品だけに、5個とも足がちぎれたり、熱で変色して、ぼろぼろになったのです。
この状態で「金返せー!」と言っても「じゃあ商品を返せ」と言われると
「ぐぬぬ・・・」となりますから泣き寝入りしかできません。

今回はSOP用のテストソケットがありますから、開封して10分後には
5個全部動かないことをほぼ無傷の状態で確認できました。
そんなら言うぞ「わしの英世を返せー!、まあ374円(この日のレート)だけど。」

ところで、ヤフオクやebayのような場所では当然ながら詐欺とかニセモノ
コピー商品の売買は禁止されています。これを防止する仕掛が評価で
ebayの場合はFeedbackといい、取引終了後に互いにこれを残すルールです。
これを元にバイヤー、セラーとも制限をかけられることになるので
元々パチモノを扱う中国のセラーにとって「ニセモノを売っている」という
negative評価が残ることは致命傷なのです。

それで、取引が確定すると、例えば今回の場合、商品が届く前に
こういうメールがほとんどの場合届きます。

中ほどと最後のあたりに、届くのが遅い場合や、届いた商品に満足しない場合
negative評価をつける前にまず連絡してくれと、しつこいほど書いてあります。
ebayには「ニセモノをつかまされました」とかの文は用意されてないので、普通は
「この商品について質問があります」というメールを出すことになります。

そこで私から質問メールを出します。たどたどしい英文なので原文でなく内容だけ書くと
「今日商品を受け取って、AVRライターとアトメル純正のSTK500でテスト
してみた結果、全部ニセモノだとわかりました。どうしましょう」

これに対してはすぐに返事が来ます。


これに対しての返事は
「迅速な返信ありがとう。もしあなたが本物と確認するチップを持っていたら
送ってください。確認できないなら返金してください」

これにもすぐに返事が来ます。

そして、同時にPaypalに返金され、翌日JNBにも返金されました。
とりあえず英世は返してもらったわけですが、

このメールに書いてあるような
「再度商品を送ったときにはまた払ってください」
という日がやってくるのでしょうかね。
履歴を見ると7年間で15万件以上の取引をしている(一日100件!)セラーが、
百円以下のチップの本物検証をするとは考えにくいのです。

手許に残ったこのニセモノチップどうしましょうか。
「望むなら送り返す」と書いたのですが、むこうからの
メールには特に望んでなかったし(そりゃそうだ)
これ香港に送るには120円かかるんだよなー。

852 再度偽物をつかまされる   7K1PGA   2018/02/16 10:24        Reply

「ぜひトライしてみてください」で終わっては、やはりいまいちすっきりしません。
というわけで、同じ価格(5個で400円程度)で売っている同じもの(ATtiny2313A-SU)を、
今度は香港のセラーで、商品写真が違い、また読みとれるロット番号も、
つかまされたやつと大きく違うものを選んで注文しました。
3週間後に来たものがこれです。

パッケージは中国郵政の封筒で、日本で言えば小型包装物(small packet)に
最初から税関告知書(CN22)が印刷済みでクッション入りシール封筒です。
非常に使いやすそうなので、私がebayで買うようなパーツ類で、郵便受けに
届くタイプのものは、最近はほとんどこの包装で届きます。

封筒が全く同じなのはそういうわけなのですが、驚くのは内容物、
つまり問題のSOIC版ATtiny2313Aの包装が、つかまされた前回と
全く同じなのです。写真にはピンクのクッション材に4個のチップが並んでいる
のが見えますが、裏側にもう一個、これをサージカルテープでぐるっとひと巻き
してありますが、これがどうみても全く同じなのです。クッション材の大きさと
並べ方、テープの材質とその巻き方まで全く同じとなると、これの解釈は
つまり、この状態でセラーが仕入れている、ということで、前回の封筒は
破棄したので、詳しい発送元所在は不明ですが、少なくとも香港では
なかったので、この全く同じ包装から推測できるのは、卸元が大量に商品を
仕入れて、これを5個や10個単位のパッケージにしたものを大量に作り、
これを大学生とかの個人セラーに小口で卸しているということです。

科学技術関係は広東省あたりに多いので、あのあたりで、ニセモノチップを
作る工場と大量に安価でさばくディーラーがいるのでしょう。
ebayのリストを見ると、価格、写真、商品の説明まで全部同じで
セラーだけが違うのですが、たぶんここらへんのアップロード材料も同時に
供給されるのでしょう。

ただし、DIP版のtiny2313Aもこのパッケージとあきらかに同一の
包装法だったのに、こちらは本物だったのです。これを解釈すると
「つかまされた」のは私とセラーだけでなく、卸元もだということなのです。

左が本物、右がニセモノです。印刷が薄く、ほとんど読めません。ただし、
動くDIP版もこの印刷なのです。すると、ニセモノでも動くやつもある?

商売柄、X線撮影してみました。一見同じようにシリコンチップがありそうです。
モールド材の透過度がニセモノの方が低いのは不純物が多いのかな?
中心に見えるチップから放射状に出ている細い白線に注目してください。

こちらが本物でシリコンチップとリードフレームをつなぐワイヤーが見えます。

こちらはワイヤーが見えません。つまり足はどこにもつながっていません。
「IC」というのは言うまでもなく、中心のチップのことであって、それと
足とは金やアルミの細いボンディングワイヤーでつながっているからこそ
このIC「パッケージ」が基板上で動作するのです。
つまりニセモノは最終工程の「パッケージ」だけだということです。

とりあえず、この価格で売っているこの商品に限っては、どこで買おうと
すべて元は同じ、すなわちニセモノである、という結論になります。

851 SOPとSOIC   7K1PGA   2018/01/10 22:55        Reply

この際なので、同志の方にebayで入手できるSOP用のテストソケットも
お目にかけます。実はSOPとSOICは足のピッチは1.27mmと同じですが
ICの幅が違いますから、秋月やaitendoなどで変換基板やソケットを
入手してもほとんどまともには使えません。正確に言うならJEDEC規格に
よっているものをSOICというが、SOPという呼び方は、単に足のピッチが
1.27mmのもので、こちらのJEITA規格では幅と長さについては
かなり自由なので、色々な大きさがあるということです。

20PのSOP→DIP変換ソケットはaitendoでは2500円ですがebayでは300円ほどです。

むろんこれを入手してもSOICのtiny2313にもtiny24にも全く使えません。
そこで、これを縦方向に半分に切って、aitendoの一番小さいブレッドボードに
5列分離して挿せば2313はそのまま、24は干渉する角を多少削れば
ブレッドボードの遊びで角度(幅)を変えてSOICのAVRがどれでも使えます。
SOICのAVRは20Pまでなので、一個作っておけば
SOP版の書き込みには全く困らなくなるでしょう。

850 偽物をつかまされる(3)   7K1PGA   2018/01/05 00:43        Reply

せっかくパーツまで載せたSOP版HIDaspxを作ったのに、ATtiny2313A-SUを載せないで
終わるのも業腹なものがあります。しかし「別ルート」から仕入れると一個220円
もう一つのルートだと280円です。そんなことをするくらいなら150円のDIP版で作るか
あるいはATmega88ならポートは揃っているので、そのままで使えそうな気がします。

ま、とにかくebay版が偽物であることが実証されないと寝つきが悪いというものです。
そういうわけで本日から営業の千石電商でSOIC版ATtiny2313A-SUを仕入れてきました。
同じように変換基板にCクランプで圧接してHIDaspxに繋いでみると・・・


そりゃそうだわ。だってそりゃそうだもん。はい!ebay版AVR偽物決定!

ついでに、HIDaspxのファームウエアと外部クロックのヒューズビットを書き込み
これでSOP版HIDaspxが完成です。むろん完全動作します。

しかし、これ誰に存在意義があるのかな?元々一番安価で出回っている
tiny2313で簡単にできることが特徴だったのに、千石ではもう数個しか残ってなくて
再入荷はなさそうな雰囲気でした。秋月ならmega88が150円でピン数が28とはいえ、
基板の変更もそう手間でもないし、12MHzのオーバークロックで動くなら
70円のSOIC版2313を買う必要もたいしてないのです。

まあ、ebayであれほど多量に出回っているものが全部が全部偽物と決まったわけでも
ないので、チャレンジ精神に富んだ方々は、ぜひトライしてみてください。
もし偽物をつかまされても私は一切の責任はとりません。

トライされる同志の方に、SOIC→DIPの変換基板を2313の20P用14P用のトナー転写
パターン
を提供します。14Pはaitendoにある120円のSOIC版tiny24A用に作りました。
また、SOIC版HIDaspxのパターンもありますので、参考にしてみてください。
3つとも600dpiで印刷すると原寸大になります。HIDaspxのパターンは鏡像に
なっていますのでこのまま転写用紙にトナー印刷して基板に熱転写してください。
(この基板製作については806番の書き込みを参考にしてください)

(追記)ほぼ同時期にDIP版のATtiny2313A 5個も注文していたのですが、
これが約1週間遅れで届きました。封筒や包装が偽物のと酷似しているので同じ業者かも。
こちらはすべて問題なく動きました。たぶん出品者自身も偽物チェックが
できていないのだと思います。偽物をつかませた業者の評価も最近一年で
Negative/Positiveが51/9842で、ネガティブのほとんどは遅いことに対してで、
動作しないという評価は10件ほどでした。ということは0.1%か。
まあ宝くじよりはずっと高い偽物遭遇率ですな。

849 偽物をつかまされる(2)   7K1PGA   2018/01/03 23:35        Reply

それから3週間ほどして品物が届きました。型番はATtiny2313A-SUで
クッション材にテープで5個貼り付けてあるだけで、見た目は全く問題
ありません。

これが便利なAVRライターHIDaspxで右側が従来のDIP版ATtiny2313で
左側のがSOIC版ATtiny2313A用のパターンとそれ以外のチップ部品をつけたものです。
上にあるのが今回届いたATtiny2313A-SUで、これをはんだづけすれば完成です。

むろん、ファームウエアを書き込まなければ動作しませんから、これもまた
HIDaspxで書き込めるように幅広のDIP変換基板を作成し、これにCクランプで
押しつけてISPの6本をHIDaspxと接続してUSBに挿し、hidspx-GUI.exeを実行すると


ん?なんでかなー?このときたまたまUSBの調子が悪かったので、ドライバーを
当てなおしたり、他のPCを使ってみたり、あるいはAtmel純正のSTK500で
試したり、あるいはaitendoで他のSOIC版AVRを試したり、12月20頃から
色々試行錯誤していました。今回、正月で長い時間が取れるので、色々な
基板を作ったり、AVRから直接ISP用の6本をハンダ付けしたり・・・。

そうして本日に至って、一つの結論に達しました。
こいつは全くただのゲジゲジの死体です。どこにも導通してないし
外部から電圧やらクロックやら与えてもなんの反応もありません。
たぶん内部にはなんにもないでしょう。すなわち
「偽物をつかまされたっ!!」

わしの英世を返せーーーっ!!まあ364円だけど。

このSOIC版のHIDaspxはどうしよう。別ルートから一個300円くらいで
AVRを仕入れるか
、あるいはebayでもう一度違うやつから買ってみるか
うーむ傷を深める結果になりそうな・・・

848 偽物をつかまされる(1)   7K1PGA   2018/01/03 21:01        Reply

ニュースでも書いたように、私はここ数年、「ジャンク購入熱」的な衝動を
ほぼebayで解消しています。ジャンクPC購入時の私の基準といえば
「諭吉一枚」つまり1万円以内が原則ですが、ebayにおける私の原則は
あえて名づければ「英世一枚」つまり、送料が無料で支払額千円以内と
だいたい決めています。

最近またAVRをいじる機会があって、いろいろ見たら、日本においては、
このマイクロコントローラーという分野ではPICが人気で、AVRはいまひとつ
人気がなく、解説する書籍も少ないのですが、それがさらに斜陽になって、
最近ではライバルのPICのマイクロチップ社に買収されたとか。
一応AVRはそのまま存続とアナウンスしていますが、100円で買えて便利な
ATtiny2313が180円に値上がりして、品切れの場合もあるようです

そこで、ebayではどうか調べてみたら、DIP版はやはりそこそこ、といっても
150円くらいですが、SOP版なら5本で360円くらい、つまり70円ほどで
入手可能なことがわかりました。これは足のピッチが標準の2.54mmでなく
半分の1.27mmで、正確にはSOIC規格なのでチップ本体の幅が少し広いのです。


それなら、と便利なAVRライター、HIDaspxをこのSOICチップを載せるように
書き直して、ついでにほとんどのパーツをチップで置き換えることにしました。
この部品配置図の上が従来のDIP版、下がSOIC版です。
抵抗とコンデンサとLEDをチップ部品のパターンに変えました。

847 恒例、私のニュース   7K1PGA   2017/12/30 03:12        Reply

10個捻出しなくていいので、昨年からぐっと楽になりました。
さて本年は、今までも起きた順に書いていますので、早い順で言うと

○ベランダ/屋根の鳥害に梟
 ここ数年、特に急がないものはほとんどebayで買っています。
 これも梟のデコイを2個、風見鶏ふうに改造してほぼ解決しました。

○息子の結婚式
 東京マラソンの日、神社も会場も見事にコースと重なりましたが
 大過なく終わり、折り返し地点の神社・・・いや2月でよかった!

○区から表彰される
 老人になったというお墨付きと銀杯をいただきました。ダサイ!

○上腕骨近端骨折
 老人の5大好発骨折らしいですが、さすがにそういうやつでなく
 10年に一回の例のやつです。バイクも全損で、今度は日本製造に
 戻ってきたカブにしますが、大人気で納車は来年の2月です。

○2か月徒歩/電車通勤
 そういうわけで、毎日3.6Km歩くことを2か月も続けるとは
 思ってもみませんでした。考えてみれば人生で初めての経験です。
 現在は肩関節機能はほぼ8割以上戻り、また代車のバイク通勤です。

○体調はまずまず安定
 私の持病は「総胆管空腸吻合後の繰り返す胆道炎」というものですが
 だんだん薬の使い方が固まってきて、今年は久々に正常値が出ました。

ま、こんなとこかな。来年もよろしくお願いします。

846 シャウカステンのLED化   7K1PGA   2017/08/13 16:51        Reply

何度も出てくる「代理店」にお願いして15年くらい前に無理やりつけた
シャウカステンが、フジカラーライトウエッジ1型というもので
けっして使いいいとは言えないもので、フィルムクリップなども作って
使っていましたが、やはり暗いので、最近は予備台に回して、ほとんど
使っていませんでした。

最近なら、もうこういう旧世代のブツではなくデジタル画像をディスプレイで
見ればいい、そんなことはわかっていますが、今からそれに切り替える
根性と費用を捻出する宛がありません。

というわけで、連休の工作にこれをLED化することにしました。
下が取り外した蛍光灯部。8Wのこれ一本ですから、そりゃ暗いわけだ。
使ったのはaitendoのLED 点灯きっとで、在庫切れとなっていますが
店頭(キット販売の1Fの方)にはまだありました。

電源はDC12Vで8W程度とのことですから、1A程度の小型スイッチング回路で
AC100V→DC12Vを内蔵します。バックライト用LEDはばら売りのものを上下に
配置する予定でしたが、けっこうな発熱があるので、CPUを放熱器に貼り付ける
シートを細く切って、ステンレスの反射板に直接貼り付けています。


このキットの場合、2本のバックライトを任意で選べるので300mmと
252mmにしてみました。このキットがない場合も単品で一本295円で
点灯用のインバーターは本店3FのLEDコーナーに395円で各種置いてあります。

モノを探すのが難しい店ですし、小姐に尋ねても、知らない時には
平気で「ない」と言うので信用してはいけません。根性を出して
ありそうな場所の袋ラベルの小さい文字を読んでいきましょう。

LEDは光軸が狭い(拡散しない)という問題があって、全面を光らせるのが
けっこうむずかしいので、ケース下部の蓋の裏側にアルミテープと厚紙で
やや内側に湾曲した反射板を作って、微調整しました。
明るい下半分を使うために、パントモサイズの場所にフィルム押さえを
作りました。フィルムベースの青とLEDの青味がかった白色で、以前より
かなりクリアーに見えます。光量ムラも許容範囲だと思います。

こりゃ8年前の過去LOG550番のヤツですね。

845 UBUNTUとLOOX M/E10   7K1PGA   2017/06/16 11:32        Reply

UBUNTUというのは正確ではないかもしれません。
というのは、最後に試した13.10以降、本家UBUNTUは全く使っていない
のです。なにが一番自分の気に入らないのかと考えて、色々な派生
ディストリビューションを試してみて、結局、あのUNITYデスクトップが
問題なんだという結論になったものの、UBUNTUそのものは、
私のような素人にも入りやすくて歓迎なので、問題のUNITYを、
もっと軽くてWindowsに似ているものに着替えたものだけを求めて、
結局MINT、ZORIN、LUBUNTU、CHALETになりました。

今回、MINT18.01とZORIN12 CORE、LUBUNTU16.04、Chalet OS16.04を
それぞれ、USBメモリ/HDDにインストール、日本語化、必要アプリ
インストール、カスタマイズ、環境移行まで行って、最終的には
MINTとChaletが残りました。ただ、この2つを比べると
やはりユーザーが多いMINTが圧倒的に使いやすいと思います。
ただし、時代の流れとはいえ、今は事実上64ビット版だけになり、
要求されるスペックも、基本的には4GB以上のメモリーが
常識という感じになりました。つまり、古いPCを延命させるための
Linux/UBUNTU導入は、ぼちぼち終わるということです。

LOOX M/Eへのインストールも、日常的に使えるHDD/SSDへの
インストールにまでこぎつけたのはMINTだけでした。ただし、それすら
ブート時のgrub.cfgにacpi=offを記述する必要があるし、これを書くと
内蔵無線LANスイッチ(Fn+F5)が無効だし、USB子機も認識はするものの
スイッチが入らず、rfkill unblock allも効果なしです。
たぶんカーネルにパッチを当てる必要があると思います。
むろん私にそんな実力はありません。

それを考えるとWindows7は実にちゃんと動きます。結局のところ
動作スピードも一番速いのです。まあそれを前提のハードウエアだから
あたりまえか。これを考えるとMacてーのはずるいよね。ま、ずるいという
話ではないかもしれませんが、ハードウエアがきめ打ちだもんね。

ちなみに、LOOX M/Eでは中途半端にしか動かないMINTを入れたHDDですが、
もう一台の、こちらは「たちがいいジャンク」Dell E4300では無線LANも完全動作します。
フーム、acpi=offでも内蔵無線LANは動作している?・・・んー・・
ま、買うんなら普通のジャンク買え、ゆーこっちゃね。
普通のジャンクってどんなんじゃ。

844 LOOX M/E 10   7K1PGA   2017/06/11 15:21        Reply

最近、「流行を先取りする?」息子が大切なデータ満載の1TBハードディスク2個を
拡張子onionに変わるランサムウエアにやられて全部暗号化されてしまいました。
話題のWannaCryが流行する1週間くらい前で、onionってなんだろうと思いましたが
これは身代金の連絡に使うTorからの連想のようで、パターンからCry9との
分類はされましたが、増えているファイルサイズが38バイトという亜種らしく、
むろん金も払っていないし、解決もできてないはずです。

こういう時には、感染したPCや同じOSからは感染したディスクをいじれません。
被害が全体に拡大したり、他のPCに広まってしまう可能性が高いからです。
それで、こういうときにメモリースティック一本で事態の把握ができる
UBUNTU周辺のLINUX Liveスティックを、Kumasanが亡くなられて中断していましたが
久しぶりに作り直す気持ちになりました。2017年現在の私見ではwindowsユーザーが
あまり抵抗なく使えて、そこそこ軽いのはZorin、Chalet OS、Mintかなと
思いました。BeanとLubuntuもいいのですが、入りにくいところもある気がします。


こういう作業をしていると、どんどん話がずれてくるのがジャンクマニアというもので
「どのPCでも挿せば一発で」はできるのだろうか、と思って、できるだけ
「たちの悪そうな」なおかつ「買って得をした」という、どう見ても矛盾した要求の
ジャンクのノートPCを探しに行きました。ジャンク道とはいうものの、むろん
貧乏人の遊びですから、私なりの基準は「諭吉一枚」です。これ以内なら
まあ結局どぶに捨てることになったとしても、夜も眠れないくらい屈辱と悔恨に
というほど・・・もあるかなー?ま、気持ちの整理はできます。

今は数が激減というより残っている数軒では比較的弾数が多いインバースの
突き当りの棚にずらっと並んでいるOSなしジャンク扱いのノートから
過去LOGの「539 ジャンクノートに悪戦苦闘  7K1PGA  2009/06/07」の
東芝Dynabook ss1620に代わる、旅行用サブノートという感じのものを
探して、「たちが悪そうな」AtomN280CPUでドライブ関係一切なしという
富士通LOOX M/E 10というのを選んでみました。8年前と同じ季節ですね。

「リカバリー領域NG」「プロダクトキー読取不可」「HDD全消去済」
ね、たちが悪そうでしょう?しかし、LINUXがインストールできるのなら
それほど悪い買い物とも言えないかもしれません。それ以前に、はたして
この機械、USBメモリーから起動できるのか?ということで、インバースは
通電コーナーがありますから、通電と起動OKをとりあえず確かめて、BIOSの
ブートオプションにUSBメモリがあることだけは確認して仕入れてきました。

結論的には、この機械でUBUNTUはまともに動くとは言えません。
基本的には「IRQ#9 Disable」をACPI=OFFのようなブートスイッチで
回避すれば、起動にはこぎつけますが、ATOMというCPUが決定的に
相性が悪いと思いますし、HDDにインストールはかなり困難です。
LiveメディアであればZORIN6とBeanはかなりいいところまで動きますし
MintはUSBメモリにインストールしたものも、Grub.cfgにacpi=offを
加えればほぼ普通に動きますから、インストール済みのHDDならいけるかもしれません。
HDDにインストールできなければ「軽い」という利点が生かせません。

そういうわけで、USBメモリー起動のWindows7をインストールしました。
こちらは逆にかなり重いソフトもそれほどストレスなく走り、
120GBSSDとDDR2 2GBメモリーの追加、ついでに極微細コンパウンドの
鏡面磨きで、少なくとも「新品同様」と見えなくもないところまで来ました。
無線LANとBluetoothも好調で、電池も2時間以上持ちます。
まあ「合計諭吉一枚」で「いい買い物」で「たちが悪い」一件ではありました。



ちなみに、USBメモリー起動のWindows7ですが、USBメモリーを
DISKPARTで「Clean」してFAT32の領域を作り、「select patition *」
「active」などで、アクティブに設定し、インストールディスクがE:、
USBメモリがF:と認識されているとき、Windows7のDOSプロンプトから
「E:\boot>bootsect /nt60 F:」で、DVDドライブが起動する部分が、
USBメモリに再現できます。そのうえで、インストールディスクの内容を
すべてUSBメモリにコピーし、BIOSからUSBメモリー起動を選べば
これだけで、高速にインストールできます。