800 再免許申請
25年目の再免許が半年後に来るわけですが、毎回この手続きに関しては
私にネタを提供してくれるわけです。「手続きが簡単になった」と言いながら
実際にはむしろ面倒になったり、毎回「おまえらは寝とるんか」とか
「2ビットのコンピュータ使うとるんか」と、言いたい放題なわけです。
今回、総務省から来たメールには、オンラインで申請すれば手数料が
安くなるということ以外には「システムがよくなった」との内容は
含まれてはいません。
早速「電波利用電子申請届出Lite」というやつにログインしようと思ったら
「パスワードが古過ぎて無効」という話。ま、そりゃそうかもしれんが
あんた、免許状の期間は5年で、普通の人間は5年間このシステムを
使う機会なんかありません。そんならまずお知らせメールに最初から
「以前のパスワードは無効なので云々」を知らせるべきでしょう。
ま、とりあえずこれは即時に変更再ログインできたのでよしとします。
申請そのものも、変更点はほとんどなく、捨てたRIGの台数を減らした
だけで問題なく修了しました。これもまずまずOKでしょう。
10日後くらいに
「申請が受け付けられましたので、申請手数料の電子納付手続をお願いします。」
というメール。これが、申請の検索をして収納機関番号、納付番号、確認番号の
3つを得るわけですが、スマートな検索とはとても言えません。
ログインしているわけですから、そのアカウントに合致する検索を
行えば「お問い合わせ番号」など不要だと思うのですが、
ここで2・3回のリトライをして「おまえらアホだろう、ホンマは」と
毒づいたくらいでしょうか。
支払いは郵便局のATMでペイジー、振込み手数料もなし。これはOK。
最後に免許状の受取ですが、この「返送用の封筒に切手を云々」が
以前から気にいらないのです。だってわけのわからん「電波利用料」を
毎年とっているわけですから、あの紙ペラ一枚くらい送ってもバチは
当たらないと思うので、どこでそういう居丈高な物言いをしているのか
一種の興味で「窓口で受け取り」を選択しました。
手数料をペイジーで払って、その「電波利用電子申請届出Lite」の
欄を確認すると「納入済み」になっています。なおかつ受取の期限
というのも見当たらないので、その足で九段南の関東総合通信局
というところに受け取りに行きました。
出てきた人がいかにも「ややこしいヤツが来たな」という顔で
「これ納入から通常1週間前後で」との話。そうこなくては
2ビットのコンピュータとは言えません。どうやらその
「電波利用電子申請届出Lite」に「審査が済んで免許状ができた」
というステータスがあるようで、それを確認しなかった私が悪いのです。
前回と全く変更点のないオンライン申請を受け付けてから10日間、
あれは審査をしていたわけじゃなく、「申請を受け付ける」のにだけ
要する期間であったと。うーむ、機械の出力を紙に書き写してる人が
いるのかな?で、即時にシステムに反映する手数料の納入を確認してから1週間で
審査を行った後、紙ペラ一枚の印刷を始めるわけですね。
オンラインで本当は運転免許と同様に即日交付できるけど
それでは許認可事業であることを拳拳服膺しない不届き者が出ないとも
限らないので、わざと処理に10日間delayを入れているなどという、そんな
天をも恐れないことを想像した私が悪かったのです。
たしかに皆さんお忙しそうにお仕事をされていました。