802 貧乏用水晶の盾(2)
このシールドというやつ、間違いとか逆挿し防止説があるようですが
親亀のデジタルピン側だけ、7ピンと8ピンの間に
ハーフピッチの隙間があるので、普通のユニバーサル基板では
作れません。それを使えるようにするためには、ピンの足を
曲げるとか色々方法もあるようですが、とりあえず
寸法通りに配置してあります。
一応各種のキャラクタ液晶を使えるように、裏面に配線して3種類の
コネクタを配置してみました。小亀方式の場合には、
裏面にパーツの足が突き出すと、親基板と接触して思わぬ事故を
起こす可能性があるので、基本的に表面だけにパーツをハンダ付け
します。裏面の配線が必要な場所だけに穴をあけて、
できればビニル被覆線でたるまないように配線して
養生テープなどで絶縁保護しておきます。
非常に汚い配線になったので、ちょっと小さめの写真で。
これが、唯一パターンに手を加えずにそのままつくタイプで
秋月にあるSUNLIKE社のオレンジバックライトSD1602HUOBなどの
本体下部に信号が一列に並んでいるタイプがつきます。
こちらは、一番普通に見る7×2のランドが本体の左側にある
SC1602BS-Bなどに使うもので、この場合にはバックライトは
7×2のランドの反対側、正面から見て右側にA,Kのランドが
ありますから、本体内で配線してください。
この2種類ではArduino IDEに付属するサンプルスケッチの
LCD内のものがそのまま使えるはずです。
もう一つ、これはI2C接続のもので、こちらはI2C用の
ライブラリをどこからか入手する必要がありますが
ちょっとさがせばすぐにみつかるでしょう。こちらは
デジタルピンを全く使わないので、I/Oの結果を
表示する使い方に向いています。
この写真はaitendoの350円のフィルムケーブル付液晶
に例の「PGA基板」を使ってピッチ変換してピンヘッダで
つないでいますが、試行錯誤中なので妙な場所に無理やり配線しています。
また、この製品は3.3Vでないときれいに見えません。