826 ebayさらにその後付記
タービンカートリッジの分解工具を入手していろいろ分解した結果
今回の話の発端である、バックキャップが入手不可能になってしまった
タービン用ハンドピースのカートリッジを分解して、この部品を使えば
ネットで見つけられないでいるYaBangBangのYBB-S-M4-SUの
カートリッジを自作できることがわかりました。
元になるのはNSK NTF-SU03です。これが35年前から使っている
アルファエアーツイストフリー用のプッシュタイプのカートリッジです。
スピンドルの直径は最も一般的な3.17mmですが、YBB-S-M4-SUには
2mmほど長いので、これをダイアモンドディスクで切って断面を研磨します。
上下のベアリングはこのカートリッジはツバつきタイプを使っていますから
これは最も一般的な内径3.175mm、外径6.35mm、高さ2.38mmの
ものに交換します。インペラーはそのまま使えて、スプリングワッシャーと
ガスケットは現在YBB-S-M4-SUで使っているものをそのまま清掃して
使います。プッシュボタンの径が少し太いのですが、バックキャップ内に
空間が充分あるので、なんの問題もなく快調動作します。
これでYaBangBangのYBB-S-M4-SUのカートリッジについては
問題解決しました。なにしろ35年使ったハンドピースですから
NTF-SU03は故障品と装着中との合計で10個以上あるのです。
また、標準として採用したSANDENTのMAK4とBAK4については
むろんebayでミニ(NPA-MU03)スタンダード(NPA-SU03)共に
普通に互換品がいくらでも入手できますし、ベアリングの交換も簡単です。
また、最初に買ったRITO DENTALのRT07-P用のカートリッジと
バックキャップが完全にこのSANDENT BAK4と互換であることから
こちらも4個以上のストックが確保できたことになります。