827 非安定マルチバイブレーター
PGA基板を使った入門工作シリーズ(?)
2つのLEDが交互に点滅するだけのものです。
この数値だと、ちょうど踏切のカンカンと鳴る警報のランプくらいの
点滅速度です。子供が小さい頃は救急車のミニカーの赤色灯に入れて
雰囲気を出していました。
これで2cm角程度の基板ですから、そういうものに内蔵できるのでは
ないでしょうか。むろんLEDは普通のΦ3mmやΦ5mmでもかまいませんが
白色や青色を使うには3Vではなく4V程度の電圧が必要です。
ベースに来ている抵抗の数値を可変にすれば速度を変えることが
できるはずです。
回路はどこにでも転がっていますし、見たままですから、書くまでも
ないですが、基板を左右に二分して全く同じ配置ですが、これは
3本足トランジスタのように、鏡に映した配置ができないので
このようにしています。元はC1815ですからそれに近いNPNトランジスタなら
それほど違わないはずです。緑はジャンパー線です。
まあこの配置なら特にこの基板を使うまでもなく、生基板の切れ端に
溝を切ればいいわけですが、まあ0.1インチピッチの格子状の溝が
最初から描いてあるので溝を切りやすい、ということで。
ほとんどいないとは思いますが、この基板を試してみたいという
奇特な人のために一応おいておきます。
430DPI程度58.4mm×33mm程度です。