834 2.5インチSATA×2本差替え型ベイの製作
PCの世界で、長く重要な存在だったハードディスクが
ほぼその役目を終える時が見えてきました。
プチフリーズや突然死などの問題があったSSDも昨今は3年の保証がつくのが
当然という時代になりましたし、OSレベルでもSSDに対応するのが当然というか
SSDをデフォルトとして考えて設計する時代になってきました。
現在のHDDのアドバンテージと言えるのは、容量あたりの価格くらいに
なってきました。これも、2016年現在でHDDが1TBが5000円前後
に対してSSDは256GBで1万円前後ですから、すでにHDDの背中を
とらえているといえるかもしれません。
PCは基本的に「AT互換機」というアーキテクチャーなので、ベイのサイズは
今でも5インチと3.5インチは残っているのですが、2.5インチベイはノートPC
以外では標準ではありませんが、SSDが標準となると、これが最初から用意
されているほうがなにかと都合がいいのです。
また、個人的な理由として、OSが違うSSDを差し替えて使えたほうがなにかと便利
なので、ebayでSATAドライブの7Pと15Pコネクタが一体になっている延長ケーブルを
1本150円くらいで入手して、(Item Id: 361768226363)、その少し前に買った
OS、HDDなしでジャンク扱いというHP Compaq8100 Elite SF、これは7800円でしたが、
これにダイソーのアクリルパネルで作った2.5インチSATA×2本差替え型ベイを
3.5インチベイに収めてみました。
汚い工作で、人にはとても見せられませんが、簡単便利なので、提案として。
製作の勘所は、コネクタはドライブを着脱する力がかなり大きいので、底板と
天井板間に太いボルトと固まるパテ等を使ってしっかり一体化することです。