846 シャウカステンのLED化
何度も出てくる「代理店」にお願いして15年くらい前に無理やりつけた
シャウカステンが、フジカラーライトウエッジ1型というもので
けっして使いいいとは言えないもので、フィルムクリップなども作って
使っていましたが、やはり暗いので、最近は予備台に回して、ほとんど
使っていませんでした。
最近なら、もうこういう旧世代のブツではなくデジタル画像をディスプレイで
見ればいい、そんなことはわかっていますが、今からそれに切り替える
根性と費用を捻出する宛がありません。
というわけで、連休の工作にこれをLED化することにしました。
下が取り外した蛍光灯部。8Wのこれ一本ですから、そりゃ暗いわけだ。
使ったのはaitendoのLED 点灯きっとで、在庫切れとなっていますが
店頭(キット販売の1Fの方)にはまだありました。
電源はDC12Vで8W程度とのことですから、1A程度の小型スイッチング回路で
AC100V→DC12Vを内蔵します。バックライト用LEDはばら売りのものを上下に
配置する予定でしたが、けっこうな発熱があるので、CPUを放熱器に貼り付ける
シートを細く切って、ステンレスの反射板に直接貼り付けています。
このキットの場合、2本のバックライトを任意で選べるので300mmと
252mmにしてみました。このキットがない場合も単品で一本295円で
点灯用のインバーターは本店3FのLEDコーナーに395円で各種置いてあります。
モノを探すのが難しい店ですし、小姐に尋ねても、知らない時には
平気で「ない」と言うので信用してはいけません。根性を出して
ありそうな場所の袋ラベルの小さい文字を読んでいきましょう。
LEDは光軸が狭い(拡散しない)という問題があって、全面を光らせるのが
けっこうむずかしいので、ケース下部の蓋の裏側にアルミテープと厚紙で
やや内側に湾曲した反射板を作って、微調整しました。
明るい下半分を使うために、パントモサイズの場所にフィルム押さえを
作りました。フィルムベースの青とLEDの青味がかった白色で、以前より
かなりクリアーに見えます。光量ムラも許容範囲だと思います。
こりゃ8年前の過去LOG550番のヤツですね。