849 偽物をつかまされる(2)
それから3週間ほどして品物が届きました。型番はATtiny2313A-SUで
クッション材にテープで5個貼り付けてあるだけで、見た目は全く問題
ありません。
これが便利なAVRライターHIDaspxで右側が従来のDIP版ATtiny2313で
左側のがSOIC版ATtiny2313A用のパターンとそれ以外のチップ部品をつけたものです。
上にあるのが今回届いたATtiny2313A-SUで、これをはんだづけすれば完成です。
むろん、ファームウエアを書き込まなければ動作しませんから、これもまた
HIDaspxで書き込めるように幅広のDIP変換基板を作成し、これにCクランプで
押しつけてISPの6本をHIDaspxと接続してUSBに挿し、hidspx-GUI.exeを実行すると
ん?なんでかなー?このときたまたまUSBの調子が悪かったので、ドライバーを
当てなおしたり、他のPCを使ってみたり、あるいはAtmel純正のSTK500で
試したり、あるいはaitendoで他のSOIC版AVRを試したり、12月20頃から
色々試行錯誤していました。今回、正月で長い時間が取れるので、色々な
基板を作ったり、AVRから直接ISP用の6本をハンダ付けしたり・・・。
そうして本日に至って、一つの結論に達しました。
こいつは全くただのゲジゲジの死体です。どこにも導通してないし
外部から電圧やらクロックやら与えてもなんの反応もありません。
たぶん内部にはなんにもないでしょう。すなわち
「偽物をつかまされたっ!!」
わしの英世を返せーーーっ!!まあ364円だけど。
このSOIC版のHIDaspxはどうしよう。別ルートから一個300円くらいで
AVRを仕入れるか、あるいはebayでもう一度違うやつから買ってみるか
うーむ傷を深める結果になりそうな・・・