924 光重合レジンが面白い(3)
イントロに続いていきなりブツを見せてしまいますが、もう手作り感満載の
まあ有体に言って非常に汚い仕上がりです。実のところ、最終的には
「こんな仕掛いらないじゃん」と思ったものの、途中でやめるのも残尿感が
残りますので、一応最後まで情熱なく作った、ほとんどバラック状態であることを
いいわけがましく言っておきます。
見てほしいのはその汚い仕上がりではなくさらに汚い「Trigger」の
文字なのです。これは黒の塗料をスプレーしたプラ箱にアクリル絵具で書いた文字
ですが、この赤い円の中央にある押しボタンを何回か押していれば
そのうち指で汚れて黒くなるか、絵具が剥げ落ちて読めなくなるのは
最初から想像できます。
こういうとき、それを予防するにはどうするか?文字の上にセロテープを貼る
というのが一番簡単ですが、さらに汚い工作です。私は従来こういうときは
木工用ボンドを塗っておきます。そうすると、翌日には透明になって硬化した
膜が完全に文字を保護し続けます。
この文字の周辺だけ光っているのがわかりますが、これが保護膜です。
ではこの汚い文字も木工用ボンドを塗ったのか?つまり、ここが今回の題名の
「面白い」ところなのです。これはダイソーの「透明レジン液」を塗って
もう一つの同じような照射機で10秒くらいUV光線を当てただけでカチカチの
保護膜ができるのです。「ネイル」と同様です。
ちょっと考えただけで工作にいろいろな応用ができると思いませんか?