929 JA44のポジションインジケーター追試
約2年を経過して、3速だけ点かなくなりました。
元々夏の直射日光下でほとんど視認できない点を改良できないかと
思っていたので、エアコン用パテを除去してインジケーター部分を
取り出してみました。
すると、プリント基板の銅箔を切り取って作ったSMD LED+抵抗の
基板が3層くらいの薄層に分離して細かく割れていました。
やはりヘッドライト部分は日光などでかなりな温度上昇があるはずで
配線をまとめているテープの裏などもほぼペースト化していました。
つまり、こういうパーツは基板などでは全く耐久性がないことがわかりました。
それで、今回は昔のPC内部配線でおなじみのフラットケーブルを5Pの太さに裂き
ケーブルに直接SMDチップLEDをハンダ付けして製作しました。
抵抗も+側に1/8型240Ω炭素抵抗を一個だけ、ケーブルに直付けしました。
これで長期の耐熱性はかなり向上したはずです。また2年くらい後で
確認してみたいと思います。
視認性については、LEDの光軸がメーターに対して90度寝ているため
メーター本体をいじらない方式では、できるだけ途中でロスのないように
LEDを設置する以外ありません。
上の写真で4つ汚く開けた穴から見えているのがLEDの発光面ですから
これを下の写真の帯状に光っているメーターの透明部分にできるだけ
密着させて貼り付ける以外の方法はありません。できればメーターの軸面
に対して、45度くらいの仰角をつければいいのかもしれませんが
フラットケーブルに直付けする方式ではそこまで微妙なコントロールは
無理なように思われます。今後の課題ですね。